大迫力の絶景トレイル!Haute Route (オートルート)トレッキングレポート⑰

ヨーロッパアルプスの山々の中でもモンブラン(Mont Blanc, 4810m)マッターホルン(Matterhorn、4478m)は日本人にもその名前は知らない人はいないというほど有名です。この世界が誇るヨーロッパの2大名峰の間をつなぐロングトレイルが「Haute route(オートルート)」です。

Haute routeもその特徴としてTMB同様ほぼ毎日峠越えがあり、毎日1500m~2000mのアップダウンの標高差があります。そのため絶景を見るポイントには事欠きません。

さて今年は「Tour du Mont Blanc (TMB: ツール・ドゥ・モンブラン)」をトレッキングで1周した後に、そのままChamonixからLe Châbleに移動し、Le ChâbleからスタートでこのHaute routeのトレッキングを楽しんでみました。なお、最終目的地はツェルマットです。

本ページでは絶景ロングトレイルの新定番「Haute route (オートルート)」、ツェルマットまでのトレッキングレポートその⑯(8日目前編)を行います。

一個前のトレッキングレポート(8日目前編)はこちら

モンブラン(4810m)のお膝元フランス・シャモニーからマッターホルン(4478m)のお膝元スイス・ツェルマットをつなぐ絶景ロングトレイルの新定番「Haute route (オートルート)」。今回はこのHaute routeのトレッキング8日目前編のレポートを行います。

今回のトレイル情報

まず、Haute routeはどこにある?

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モンブラン(Mont Blanc, 4810m)マッターホルン(Matterhorn、4478m)という世界に誇るこのヨーロッパの2大名峰の間をつなぐロングトレイル(総距離150㎞超)が「Haute route(オートルート)」です。

位置関係がわかるように参考として、スイスジュネーブ空港・チューリッヒ空港、フランスパリシャルルドゴール空港水色のピンを打ってみました。

スイスジュネーブ空港からTMB(シャモニ・モンブランの街)へのアクセスについては以下に詳しくまとめていますので是非ご覧ください。

ヨーロッパアルプスを堪能する2大人気ロングトレイルTMBとHaute route。それらの基点となるのが、フランスのChamonix(シャモニー)です。今回はそのシャモニー(Chamonix)へアクセスと、ジュネーブ空港から簡単 ・便利なALPY BUSの解説を行います。

スイスでの近・中距離移動の際の電車の乗車券購入方法について以下にまとめましたので是非ご覧ください。

4000m超級の山々、大迫力の氷河、美しい湖など、大自然が織りなす景色には事欠かない国、スイス。公共交通機関の発達により観光が快適簡単になっています。今回はそのスイスの観光を支える大黒柱「スイス鉄道・ポストバス」の乗車チケットを自動券売機で購入する方法の徹底解説を行います。

次に、Haute routeの概要について

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Haute route(オートルート)フランス・シャモニーからスイス・ツェルマットまでのトレイルの総距離としては約150㎞以上となります。

Haute routeを通して歩く人とっては、シャモニーやル・シャーブルからツェルマットに向かって歩き、ツェルマットが終点になるような行程がメジャーです。しかしどちら向きに歩くかは完全に自由です。実際歩いた印象としては、通しで歩くひとはツェルマット向きで歩いている人が9割シャモニー向きに歩いている人が1割です。

そして

・Chamonix(シャモニー)⇔Champex(シャンペ)の区間はTMB(Tour du Mont Blanc)のトレイルと重複していること(上のマップ、ピンクの部分)。

・Champex→Sembrancher→Le Châbleの区間が比較的標高の低い谷底をずっと歩くことになること

このことから、

スイスの「Le Châble(ル・シャーブル)」や「Verbier(ヴェルビエ)」をHaute routeの始点もしくは終点にするケースも多いです。

そしてHoute routeの終盤についてですが、Europewegが整えられたためこのトレイルを最後に歩くのが最近は人気となっています。またBrig – Visp – Zermatt間の登山列車も谷底を走行していますので、列車を利用しても独特な面白い風景を眺めることができます。

Haute routeの楽しみ方・計画の立て方・攻略の仕方について、またトレッキング以外にも観光で楽しむシャモニー・ヴェルビエの街等、以下に詳しくまとめていますので是非ご覧ください。

モンブラン(4810m)のお膝元フランス・シャモニーからマッターホルン(4478m)のお膝元スイス・ツェルマットをつなぐ絶景ロングトレイルの新定番「Haute route (オートルート)」。今回はこのHaute routeのトレッキングまとめその①を行います。
モンブラン(4810m)のお膝元フランス・シャモニーからマッターホルン(4478m)のお膝元スイス・ツェルマットをつなぐ絶景ロングトレイルの新定番「Haute route (オートルート)」。今回はこのHaute routeのトレッキングまとめその②を行います。
モンブラン(4810m)のお膝元フランス・シャモニーからマッターホルン(4478m)のお膝元スイス・ツェルマットをつなぐ絶景ロングトレイルの新定番「Haute route (オートルート)」。今回はこのHaute routeのトレッキングまとめその③を行います。
モンブラン(4810m)のお膝元フランス・シャモニーからマッターホルン(4478m)のお膝元スイス・ツェルマットをつなぐ絶景ロングトレイルの新定番「Haute route (オートルート)」。実際トレッキング中・プランニング中に利用する可能性が高い情報をまとめた便利帳です。

トレッキングレポート

<前回までのあらすじ>

Haute Route(オートルート)トレッキング開始初日

Le Châble(ル・シャーブル)→Verbier(ヴェルビエ)→Les Ruinettes→La Chaux(ラ・ショー) →Les Gentianes→Mont-Fort展望台、頂上→Les Gentianes→La Chaux、La ChauxからトレッキングでCabane du Mont Fort、Cabane du Mont Fortで一晩を過ごしました。

2日目:

Cabane du Mont Fort → Col Termin(2648m) → Col de Louvie(2921m) → Col de Prafleuri → Cabane de Prafleuri (Prafleuri小屋)、Cabane de Prafleuriで一晩を過ごしました。

3日目:

Cabane de Prafleuri → Col des Roux → Lac des Dix(ディス湖) → Pas de Chèvres(パ・ド・シェーブル) → Arolla、Hotel du Pigneで一晩を過ごしました。

4日目:

Arolla、Hotel du Pigne → Les Haudères(レ・ゾデール)でバス乗り換え → La Sageからトレッキング開始 → Col du Tsaté(コル・デュ・タテ、2868m) → Lac de Châteaupré(シャトープレ湖) → Cabane de Moiry(モワリー小屋)、モワリー小屋で一晩を過ごしました。

5日目:

Cabane de Moiry(モワリー小屋)→Lac de Moiry(モワリー湖)→Barrage de Moiry(モワリーダム)→Corne de Sorebois(ソルボワ峠)→Zinal、Hôtel Pointe de Zinalで一晩をすごしました。

6日目:

Zinal、Hôtel Pointe de Zinal → Vissoie → Saint-Luc → Meidpass (2790m) → Gruben、Hotel Schwarzhornで一晩を過ごしました。

7日目:

Gruben、Hotel Schwarzhorn → Augstbordpass (2893m) → Jungu → Sankt Niklaus → Zermatt、Zermattのホテル(Hotel Capricorn)で宿泊

8日目の今日は、昨日で終了したZermattまでのトレッキングの後、何をするかということですが、ポイントは以下の2つです。

・マッターホルンとZermattの町を一望できる場所で絶景を眺める

・世界最長の歩行者用吊り橋 「Charles Kuonen suspension bridge」を訪れる

です。

8日目前編では筆者が本当は教えたくない?!マッターホルンとZermattの町を一望できるとっておきの場所のレポートをしました。

モンブラン(4810m)のお膝元フランス・シャモニーからマッターホルン(4478m)のお膝元スイス・ツェルマットをつなぐ絶景ロングトレイルの新定番「Haute route (オートルート)」。今回はこのHaute routeのトレッキング8日目前編のレポートを行います。

さて、本ページ8日目後編では世界最長の歩行者用吊り橋 「Charles Kuonen suspension bridge」のレポートを行っていきます。

今回はまず、鉄道MGBでZermatt駅から2つ目のRanda駅まで向かいます。

ではZermatt駅からスタートしましょう。

Zermatt駅にやってきました。これから2つ目の駅Randaに向かいます。1つ目の駅のテーシュ⇔Zermattのシャトル列車ではなくSt.NiklausやVisp・Brig行きの列車に乗ることになります。

MGBに乗るにはスイスの鉄道を利用する際におなじみの自動券売機で乗車券を購入します。

スイスの鉄道の自動券売機の利用方法については以下に詳しくまとめていますので是非ご覧ください。

4000m超級の山々、大迫力の氷河、美しい湖など、大自然が織りなす景色には事欠かない国、スイス。公共交通機関の発達により観光が快適簡単になっています。今回はそのスイスの観光を支える大黒柱「スイス鉄道・ポストバス」の乗車チケットを自動券売機で購入する方法の徹底解説を行います。

4番線に停車中のMGB、St.Niklaus行きの電車に乗り込みます。

MGBのFirst classは窓が広く天井の一部もガラス張りです。

筆者のいつも利用する2nd Classは通常通りの列車です。さあ乗ってみましょう。

いつも通りの直角気味の懐かしい椅子です。ガランとした車両のまま出発です。

Zermattから2つ目の駅、Randaに到着しました。駅で日光浴をしている人もいます。

駅の正面に屋根付きの看板があります。そこに吊り橋までのルートが示されていますので、行ってみてみましょう。

地図上、赤で示されているルートが吊り橋を通ってRandaにまた帰ってくるという環状ルートになります。1周で8.7㎞、計4時間のコースです。

この掲示板を過ぎて上に上がるとこのような標識があります。ちょっと拡大してみましょう。

Hauspilの行に吊り橋のイラストが描かれていますね。今後はこれを目印にトレッキングを続けていきます。

標識通り進んでいきます。まずは突き当たりまでいきましょう。

この特徴的な窓の建物で左に向かい、緩やかに登っていく道路を進んでいきます。

のどかで平和的なシャレーの中を抜けていきます。

しばらく緩やかな登りを進むと、写真のような標識が出てきます。ちょっと拡大してみてみましょう。

Hauspilで吊り橋のイラストが見えますね。この標識の通りに進みましょう。

素敵なシャレーの中を抜けていきます。

シャレーの間を抜けるとパッと視界が開けました。まだこのあたりは住居がある場所で、地元の人々が散歩をしている場所です。

しばらく登るとここで標識が出てきます。この細い土のトレイルの方へ進みます。

Hauspilと吊り橋のイラストですね。

この細いトレイルからだんだん登りが本格的になってきます。どんどん進みましょう。

どんどん登りましょう。

序盤はそんなにキツイ登りではありませんが、ずっと登りが続きます。

いったん車道を渡る場所があります。

車道を渡ってからがだんだん登りが急になっていきます。前に歩いていたサンダルの人は登るのをこの後すぐ断念して降りていきました。

雨の後は滑りやすい土の登りになりますので注意しましょう。

このルートは軽装のトレッカーが多いルートです。筆者もオートルート中のメインのバックパックではなく、今日はサブパックで登っていますので足取りが軽いです。

まだまだ登りはつづきます。家族連れも多く、みんなそれぞれのペースで楽しんでいます。

平坦になることはあっても下りになることはありません。どんどん進みます。

まだまだ上に人がいます。標識が見えてきました。ちょっと確認しておきます。

吊り橋のイラストの方向が進むべき方向です。どんどん登りましょう。

グループで歌いながら登りを楽しんでいる人たちもいます。

さあ、まだまだ吊り橋のイラストの方向キープです。

ちょっと上が開けてきました。

トーテムポールみたいなモニュメントに標識あります。吊り橋はもうちょっとなのでしょうか?!確認します。

吊り橋まであと2分、もう登りはなさそうです。自然と足が速くなります。

続きは8日目後編その②(大迫力の絶景トレイル!Haute Route (オートルート)トレッキングレポート⑱)で!

モンブラン(4810m)のお膝元フランス・シャモニーからマッターホルン(4478m)のお膝元スイス・ツェルマットをつなぐ絶景ロングトレイルの新定番「Haute route (オートルート)」。今回はこのHaute routeのトレッキング8日目後編のレポートを行います。

最後に

いかがでしたか?大迫力の絶景トレイル!Haute Route (オートルート)トレッキングレポート⑰。Haute routeトレッキング8日目後編の模様をレポートしました。昨日なんとか怪我のないようにHaute route(オートルート)をツェルマットまで完遂することができました。8日目は気楽にZermattを楽しみ、さらにEuropeweg上の一大アトラクションにもなっている世界最長の歩行者用吊り橋 「Charles Kuonen suspension bridge」を気軽に楽しみました。Haute Route(オートルート)にはいろんなバリエーションがあって、筆者が歩いたコース以外にもたくさん魅力的な場所があります。Haute Route、もう一度機会があれば今回訪れなかったルートで違う場所に行ってみたいぐらい絶景続きのロングトレイルです。皆さんも是非機会があればチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

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