結局マンフロットElementトラベル三脚がトレッキングの持参定番になっていた件!

気が付くと、ヨーロッパの各地やトレイルトレッキングに一番頻繁に持ち出していたのは結局Manfrotto(マンフロット)のトラベル用三脚「Elementトラベル三脚スモール」でした。今回は筆者が持っている三脚の中でも非常に使いやすいこのトラベル三脚の紹介をします。

Elementトラベル三脚とBefree Advancedを比較しながら、アルカスイスタイプの固定台とRC2タイプの固定台、それぞれのプレートについて以下に考察・レポートしていますので是非ご覧ください。

トレイルトレッキングに常に携行しているManfrotto(マンフロット)の「Elementトラベル三脚スモール」。従来のクイックリリースシステムRC2と、アルカスイス互換についての疑問点をBefreeAdvancedと比較しながら今回考察してレポートします。

今回筆者が三脚選びで重視したこと

今回私が三脚選びの際に重視したことを簡単に触れておきたいと思います。重要視したのは以下の3点です。

軽くてコンパクト・携帯しやすいこと。特に今回はbefree advancedよりもコンパクトなものを探す。
②耐荷重4㎏以上であること
③展開した時に全高140㎝以上になること

まず第一にトレイルや旅行に携帯することを前提としましたので、軽いことそして、バックパック内もしくはサイドに簡単に取り付けることができる、ことを考えました。

実はbefree advancedで何も不満はありませんでしたが、実際登山・長期間連日のトレイルトレッキングに出かける際に少し重いなと内心思っていました。

筆者が持っているドイターのエアコンタクトプロ70+15Lに縦でも横向きでも内蔵することができるさらにコンパクトな三脚を探し始めたことが今回のきっかけです。

以上の軽くてコンパクトで丈夫、耐荷重・全高の条件の中で今回選んだのがマンフロットElementトラベル三脚スモールです。

筆者が使用しているもう一つの三脚Befree advancedについては、こちらに詳しくまとめていますので是非ご覧ください。

トレイルや各地への旅行の際に携帯する軽量三脚をようやく購入しました。Manfrottoの三脚、「befree advanced (日本名:befree アドバンス) 」です。私が三脚選びで重視したことなどを踏まえて紹介します。

マンフロットトラベル三脚シリーズについて

マンフロットの数ある三脚の中でも、主にトラベル三脚として認知されている三脚は軽量・コンパクトがウリです。

現在のトラベル三脚としてメジャーな物のそれぞれのスペックを比較すると下の表のようになります。

名称 Element small befree advanced befree carbon befree 
品番

MKELES5BK-BH

レバータイプMKBFRLA4BK-BH 

ツイストタイプMKBFRTA4BK-BH

MKBFRA4-BH MKBFRC4-BH
  Manfrotto トラベル三脚 Element スモール アルミ 5段 ブラック  MKELES5BK-BH  Manfrotto 三脚 Befreeアドバンス アルミ 4段 自由雲台 レバーロック式L三脚キット ブラック MKBFRLA4BK-BH  Manfrotto コンパクト三脚 Befree カーボンファイバー 4段 ボール雲台キット MKBFRC4-BH  Manfrotto コンパクト三脚 Befree アルミ 4段 ボール雲台キット MKBFRA4-BH
素材 aluminium aluminium carbon aluminium
重量 1.15kg 1.59㎏ 1.1㎏ 1.4㎏
全高 143㎝ 151㎝ 144㎝ 144㎝
折りたたんだ時の全長 32cm 40cm 40cm 40cm
耐荷重(メーカ―表示) 4kg 8㎏ 4㎏ 4㎏
フリクションコントロール なし あり なし なし
脚直径 10, 13, 16, 19, 22㎜ 22.5、19、15.5、12㎜ 22.25、18.55、15.05、11.55㎜ 22.5、19、15.5、12㎜
開脚段数 5段(21.5°, 54.5°,83°) 3段(22°、54°、89°)  2段(25°、51°) 2段(25°、51°)
発表年 2018年 2017年 2014年

2015年(新色シリーズは2016年)

befree advancedに何も不便・不満を感じていなかった筆者ですが、2018年夏のTMB1周やHauterouteのロングトレイルトレッキングをするにあたっては、ザックによりコンパクトに入ること、軽量ものが必要になるという背景がありました。

もちろん、オーロラ撮影ならばbefree advancedをもっていくと思いますが、実際使用してみたところ、夏山では超望遠レンズを使用しない限りはelement smallですべてを問題なくカバーしてくれています。

結果、筆者にとってはいつでもサッとザックにいれて持っていくトラベル三脚が「マンフロットElementトラベル三脚スモール」になりました。

マンフロットElementトラベル三脚の特徴

マンフロットElementトラベル三脚の脚の伸縮に関してはツイストロックタイプになります。

そして、マンフロットElementトラベル三脚の特徴は以下の通りです。

・3段階の開脚角度を可能にするサイドプルセレクター

格納高が32㎝とコンパクトな割に、最長143㎝まで伸びる。

自重1.15kgと軽量ながら、最大耐荷重が4kg

Manfrotto RC2アルカスイスタイプ互換性のクイックリリースプレートシステム

・安定性を増すための重りを引っかけるフックを装備

マンフロット Elementトラベル三脚スモール レビュー

それでは開封しながらElementトラベル三脚スモールの紹介をしてゆきます。パッケージ内容品はこちら。

三脚本体に加え、三脚バッグ、付属品が梱包されています。

金属製の石突が付属しています。

石突を脚の先にねじ込んで使用します。(写真では完全に入ってませんが、ちゃんとねじ込んで使用できます。)

アルカスイス互換のクイックリリースプレートが付属しています。

付属しているアルカスイス互換のクイックリリースプレートの裏側です。手袋をしていても工具なしで簡単にカメラの脱着ができるようになっているいつものマンフロットのネジ機構です。

なお、他の付属品以下のようになっています。

  • 六角レンチ2種類
  • 説明書

ではセットアップしてみます。雲台側に折りたたまれた脚を回転させて、脚を開いて行きます。

開き始めて1発目の「カチッ」という音で83°の開脚です。最低高は36㎝になります。

さらに開き続けて2発目の「カチッ」という音で54.5°の開脚です。

さらにさらに開き続けて3発目の「カチッ」という音で21.5°の開脚です。

なお、センターポールを抜いて向きを入れ替えることで地面すれすれの超ローアングル撮影も可能です。

では脚を伸ばしてみましょう。

1段のみ引き出した状態です。befree advancedとは異なりセンターポールを逆向きに差し替えて超ローアングルの構えをとることはelementではできません。

1段目、2段目を引き出した状態です。

1段目、2段目、3段目を引き出した状態です。

1段目~4段目まですべて引き出した状態です。

1段目~4段目まですべて引き出した状態で、センターポールで全高127.5㎝~143㎝まで調節できます。

雲台・クイックリリースプレート

Elementトラベル三脚には、befree advancedに搭載されているようなフリクションコントロールは装備されていません。その分ヘッドが軽く小型化されています。

マンフロット独自のクイックリリースプレートを持つbefree advancedadvancedとは異なり、Elementトラベル三脚は汎用性のあるアルカスイス互換のクイックリリースプレートシステムになります。

 

シューを取り付けたところです。

なお、筆者の場合、各カメラにはピークデザイン(PD、Peak Design)社の「デュアルプレート(マンフロットRC2とアルカスイス両対応)」を装着しています。

開脚サイドプルセレクター・重りフック

Elementトラベル三脚には三脚を安定させるための追加ウエイトをぶら下げることができるフックが備わっています。

また各脚の根本にあるブラックボタンのようなものが開脚角度を決めるサイドプルセレクターです。このセレクターを押しながら脚を狭めたり広げたりします。規定の角度の場所でセレクターが「カチッ」と音を立てますので確実に固定されていることが分かります。

折りたたんだ状態です。 befree advancedに比べるとさらに小さくなります。一番小さく折りたたんだこの状態で全長32㎝です。

2018年夏のTMB1周一日目の夕方、シェズリー湖畔での風景です。Canon 6D Mark2にEF16-35F4Lの組み合わせや、Olympus OMD EM1 Mark2に12-100㎜F4の組み合わせでも特に問題なく使用できます。それより重くなってもまだまだ安定していそうな雰囲気です。

Elementトラベル三脚とBefree Advancedを比較しながら、アルカスイスタイプの固定台とRC2タイプの固定台、それぞれのプレートについて以下に考察・レポートしていますので是非ご覧ください。

トレイルトレッキングに常に携行しているManfrotto(マンフロット)の「Elementトラベル三脚スモール」。従来のクイックリリースシステムRC2と、アルカスイス互換についての疑問点をBefreeAdvancedと比較しながら今回考察してレポートします。

トレッキングでのカメラの持ち運びはこれが決め手となるか?!以下レポートしていますので是非ご覧ください。

カメラのストラップにはPeak Design(ピークデザイン)の「Leish(リーシュ)」、そしてバックパックには同社のCapture(キャプチャー)をつけることが、筆者のトレイルトレッキングのいつものスタイルです。今回はこの鉄板の組み合わせについてレポートします。

マンフロット Elementトラベル三脚の最新価格情報

以下のカメラ関連定番オンラインショップでの最新価格は以下で見ることができます。

マップカメラ
カメラのキタムラ
ビックカメラ

最後に

本記事でElementトラベル三脚の紹介を行いました。軽く・コンパクトしかし丈夫という条件を満たす必要があるトラベル三脚は購入に大いに迷います。全ての条件を満たすというよりは、どの条件を重視するかを決めないとなかなか購入に踏み切れません。本サイトが皆さんの三脚選びの参考になれば幸いです。

一脚という選択肢もあります。これもトレイルトレッキング中によく見かけるスタイルです。

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コメント

  1. 齋藤浩二 より:

    こんにちは
    文中に「Manfrotto RC2とアルカスイスタイプに互換性のクイックリリースプレートシステム」
    とありますが、付属しているリリースプレートがManfrotto RC2にもアルカスイスタイプにも
    対応しているものという解釈でよろしいですか?
    後半の文中の「マンフロット独自のクイックリリースプレートを持つbefree advancedadvancedとは異なり、Elementトラベル三脚は汎用性のあるアルカスイス互換のクイックリリースプレートシステムになります。」ではアルカスイス互換のみとも読み取れます。
    購入を検討しており周辺店舗に展示がないので詳しく教えて頂けると助かります。
    よろしくお願い致します。

    • enjoytravelingsolo より:

      コメント誠にありがとうございます。
      ご指摘の通り、アルカスイス互換のシステムになります、という記載ではわかりにくい内容になっていて恐縮です。
      解答としましては、まず
      ①Elementに付属しているプレートはアルカスイスタイプの固定台にのみ対応するプレートになります。
      ②Elementの雲台についている固定台はアルカスイスタイプの固定台になります。

      元来よりマンフロットのRC2タイプの固定台を使用されている方にとっての疑問や、Befree Advanccedとのプレート・固定台の比較・混用について考察・レポートを以下で行ってみましたので是非ご覧ください。
      「【みんなの疑問に答える!】マンフロット Elementトラベル三脚・アルカスイス・RC2の件!」
      https://enjoytravelingsolo.com/camera-tripod-element-2

      この度はコメントをいただき誠にありがとうございました。
      今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
      Enjoytravelingsolo