ツェルマット ゴルナーグラートからの絶景とハイキングは1日かけてじっくりと!

アルピニストの聖地マッターホルンの麓にある村、ツェルマット。上りは登山鉄道やロープウェイ、下りはハイキングという楽しみ方ができます。本記事ではまさに真打、じっくりと時間をかけて楽しみたいゴルナーグラートからの絶景とハイキングコースについて取り上げます。

全体像

今回紹介するのは、真ん中の赤色で示したラインです。

長大な氷河やマッターホルンの絶景を楽しみながら登山鉄道で上がっていき、終点の頂上からはロングハイキングで絶景を見ながらツェルマットまで帰ってくることができる、まさにツェルマット観光のまさに真打ち、のラインです。

登りのアクセス方法

本ラインの登りのアクセスは、ゴルナーグラート登山鉄道1本のみです。

ツェルマット(1620m) → ゴルナーグラート(3089m): 登山鉄道 約35分

このゴルナーグラート鉄道は開通が1898年というから驚きです。こんなものを120年も前にこんな困難な場所に作っていたなんてスイス凄いなと思わずにはいられません。

車内で座席に座りながらマッターホルンをみたければ、進行方向右側の座席にすわるのがおススメです。(たとえ左側に座っても、写真を撮るときだけ立って窓側に行けばいいだけの話ですので、心配はいりません)

例えば、2017年夏季(6月3日~10月15日)は、7時が始発、その次が8時発で、その後は24分おきという運航間隔です。

ゴルナーグラート時刻表はこちら

運賃や乗車場所情報はこちら

アルピニストの聖地マッターホルンの麓にある村、ツェルマット (Zermatt)。上りは登山鉄道やロープウェイ、下りはハイキングという楽しみ方ができます。ツェルマット観光をマスターするためのアクセスは大きく分けて「3本のライン」で説明できます。

Gornergrat ゴルナーグラート駅・展望台

ゴルナーグラート駅、まさにその場所からも素晴らしい景色が眺められます。そして駅から2~3分ほど坂道を上がった場所に天文台のあるホテル(3100クルムホテル・ゴルナーグラート)があります。

ゴルナーグラート駅から「3100クルムホテル・ゴルナーグラート」を眺めた写真です。3100クルムホテル・ゴルナーグラート内には絶景を眺めながら食事ができるセルフタイプのレストランと「VIS-À-VIS」というハイグレードなレストランがあります。またお土産ショップも中にあります。

さらにこのホテルの横を通過して、あと5分坂を上ってみます。

その坂を上り切ったところに360度開けた場所があります。ここがゴルナーグラートの山頂(3135m)です。

ではぐるっと360度見渡してみましょう。

ホテルを背にして右方向には

右からロッチャ・ネーラ(Roccia Nera、4075m)、ポリュックス(Pollux、4092m)、カストール(Castor、4223m)、中央の氷河はシュヴァルツ氷河(Schwarze Gletscher)が見えています。

ホテルを背にして正面方向には

右からリスカム(Liskamm、4527m)、グレンツ氷河(Grenz gletscher)、モンテ・ローザ(Monte Rosa、4634m)が見えています。

さらに展望台の端から撮影すると、

左がモンテ・ローザ、右がリスカム、その間のグレンツ氷河が下流に流れてゴルナー氷河に合流している様子が良くわかります。もともと氷河が存在した場所は土の色が他より黒いので、近年徐々に氷河が後退してきている様子もわかります。

そしてホテルを背にして左方向には

中央左からロートホルン(Rothorn、3104m)、その右上方にオーバーロートホルン(Oberrothorn、3414m)が見えています。

このように、ゴルナーグラート山頂の展望台からまさに360度オープンの絶景をみることができます。せっかくここまで来たら、展望台だけを楽しんで登山鉄道でツェルマットに帰るのはもったいない!。ゴルナーグラートからツェルマットまで歩いて帰れるハイキングコースがちゃんとありますので是非ハイキングで下って帰るのがおススメです。もちろん標高3000m超からのスタートですのでそれなりの装備をしておきましょう!

というわけで、ここからはハイキングルートを示しながら絶景写真をお見せしてゆきます。

ハイキングルート

全体像の中から赤色のラインと周囲のハイキングルートをクローズアップしてみました。

ルート①:ゴルナーグラート → リッフェベルク (所要時間:約2時間)

ルート②:リッフェベルク → リッフェアルプ → ツェルマット (所要時間:約2時間)

ルート③A:リッフェベルク → (Grunsee、グリンジゼー経由) → ブラウヘルト or スネガ (所要時間:約3時間30分)

ルート③B:リッフェベルク → (Moosjisee経由) → スネガ (所要時間:約3時間)

ルート④A:リッフェベルク → リッフェアルプ → (Grunsee、グリンジゼー経由) → ブラウヘルト or スネガ (所要時間:約4時間)

ルート④B:リッフェベルク → リッフェアルプ → (Moosjisee経由) → スネガ (所要時間:約3時間30分)

この4つのルートを軸に考えるとハイキングのプランが立てやすいと思います。

おおまかに説明すると、以下の通りです。

・ルート②は素直にそのまま下ってくるルートになります。

・ルート③、④はスネガ方面へトラバースするルートです。

・ルート③、④のそれぞれA,Bに関してはGrunsee+グリンジゼーに立ち寄るか、立ち寄らないでそのままスネガに行くかで分けました。

なお上記の所要時間には湖での休憩(30分)・レストラン休憩1回分(30分)を計算に入れた上でのおよその時間を記載しています。

ルート①:ゴルナーグラート → リッフェベルク について

ゴルナーグラート終点駅から登山鉄道の線路を右に見ながら下り始めます。

高架になっているところがありますが、そこはくぐらないでとりあえずはひたすら線路より左側をキープして下りましょう。

右側にある登山道本道から少し外れて撮った写真です。(登山道は写真に写ってません。)

下方に逆さマッターホルンが見えることで有名な湖のひとつ、リッフェルゼーが見えています。

ゴルナーグラートからは最初岩場・ガレ場スタートですが、しばらく下るこのような歩きやすい登山道になります。

下りながら左手はロッチャ・ネーラ(4075m)、ブライトホルン(Breithorn、4164m)、左にシュヴァルツ氷河、真ん中にブライトホルン氷河が見えています。過去に氷河だった場所は土の色が黒く他と見分けがつきますので、経年的に氷河が後退してきているのがわかります。

そして右手には登山鉄道を見ながら下ってゆきます。

このゴルナ―グラート – ローテンボーデン間は高い標高でかつ、大きく開けていることで素晴らしい景色を堪能することができます。

ルート②,③または④を合わせたロングハイキングが最も満喫できるプランですが、時間の余裕のない方は少なくともこのルート①とリッフェルゼーだけは歩いておく、というのはいかがでしょうか?

ゴルナーグラートから下り始めて約1時間、リッフェルゼーに到着です。

(途中ローテンボーデンの駅でトイレ休憩等込みで1時間ですので、速い方は40~50分程度で下りて来れると思います。なお、リッフェルゼ―からローテンボーデン駅までは約3~4分の登りです)

少し風があって綺麗な写真ではないのですが、この日は風がある以外は素晴らしい天候のコンディションで、多くの人々が逆さマッターホルンの撮影を楽しんでいました。

次のページでは、ルート①の後半「リッフェルゼーからリッフェベルク」、とリッフェベルク以降の「ルート②~④」について説明します。

次ページは:「ルート①後半」とリッフェベルクからの「ルート②~④」

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