ほぼすべての旅行者が利用するケプラビーク国際空港からレイキャビク市街地まで距離として約50km、車で約45分かかります。アイスランドには他のヨーロッパ都市のような鉄道・地下鉄はありませんので、レイキャビク市街地に行くには空港からの直通バスが最も便利で安い方法です。
今回利用したReikjavik Excursionsのflybus/flybus+(plus)が、空港⇔レイキャビク市内ホテルのアクセスに便利でしたので、予約・利用方法を紹介したいと思います。
本記事(2017年)の内容をさらに充実させてパワーアップした2018年改訂版の記事は以下になります。是非ご覧ください。
なお、アイスランド レイキャビクでのホテル選びに関しては以下にい詳しくまとめていますので是非ご覧ください。
はじめに
・Reikjavik Excursions : バス会社の名前です
・flybus:Reikjavik Excursionsが提供するサービスの名前です。ケプラビーク国際空港⇔レイキャビクバスターミナル(BSI)を走行します。
・flybus+:Reikjavik Excursionsが提供するサービスの名前です。ケプラビーク国際空港⇔レイキャビクバスターミナルを経て、市内の各ホテルまで送迎します。
乗車券の購入方法
選択肢①:空港にあるReikjavik Excursionsのカウンターで乗車券を直接購入
選択肢②:インターネットで事前購入
の2つの選択肢があります。ケプラビーク国際空港は各国からの到着便を時間帯に分けて固めていますので、到着後Reikjavik Excursionsのカウンターが長蛇の列になることが多いです。そのためインターネットで事前購入するのがおススメです。
今回はインターネットで事前購入の方法を紹介します。
インターネットで事前購入
flybus/flybus+の乗車券をインターネットで事前購入するには、Reikjavik Excursionsのウェブサイトから行います。
上の画面が開きましたら、赤枠で囲った部分を見てください。
flybusは「To Reykjavik BSI Bus terminal」で、
flybus+の方は「To Your hotel」になっています。
キャンプ用具持参の方や、大きなトランクケースの方はflybus+が便利です。
今回はflybus+の事前購入方法を紹介します。
緑のボタン「BOOK NOW」をクリックすると上のような選択メニューが出てきます。
往復乗車券は単純に片道の2倍の価格ではなく、往復割引があります。
例えば、
ケプラビーク国際空港 ⇒ Galaxy pod hostel 片道 3300 ISK
ケプラビーク国際空港 ⇔ Galaxy pod hostel 往復 5900 ISK
といった感じです。
帰りの飛行機の時刻が決まっている方は往復乗車券の購入がお得です。
今回は往復乗車券の事前購入で話を進めます。
「Return ticket」のボタンをクリックすると上のようなメニューが出てきます。このメニューで往路・復路の日時、送迎の場所、人数を選択します。黄色の矢印の部分をそれぞれ選択してください。送迎場所のプルダウンメニューの選択肢の数がかなり充実していてびっくりします。
帰りのバスの出発時刻選択に注意してください。プルダウンメニューで出てくる時刻はBSIからケプラビーク国際空港に向かう大型バスの出発時刻です。各ホテル前に迎えにくるマイクロバスに乗るには、その30分前にホテル前に待機しておいてください。
また
- BSIからケプラビーク国際空港まで45分かかること
- 空港でのチェックインはご利用の便の出発時刻2時間前が基本
ということを踏まえて、バスの時刻を余裕を持って決めることが必要です。
すべて選択した後に、「Book now」ボタンをクリックします。
このポップアップメニューが表示されますので、「GO TO CHECKOUT」をクリックします。
後は残り3ステップで終了です。
まず「Checkout process 1」で購入内容の確認です(注:ホテル名は一例です)。
以上、正しいことをチェックしましたら画面下にある緑のボタン「Traveler details」をクリックします。
次に表示されるのが「Checkout process 2」で、旅行(代表)者の名前、e-mail確認です。
Traveler detailsの記入が終わりましたら、最後の「Checkout process 3」です。ここでクレジットカード情報を入力して支払いを行います。
クレジットカード情報を入力して、「Confirm payment」をクリックして支払い終了です。
正常終了してしばらくすると、登録したEメールアドレスに確認メールと領収書・VOUCHER(バウチャー、乗車券)が送られてきます。QRコードの表示されたVOUCHERをプリントアウトして忘れずに携帯してください。
乗車方法
flybus/flybus+の乗車場所
Baggage claim で荷物を取ったあと、Arrival Exit を出て右側正面にReikjavik Excursionsのカウンターがあります。さらに右側に空港外への出口があり、そこから出るとすぐReikjavik Excursionsの大型バスが待機しています。
インターネットで事前購入してすでにVOUCHERを持っている場合は直接バスの場所に行きましょう。
flybus/flybus+の乗車手順
- 荷物をバス下部の荷物置き場に置く
- 運転席に座っている係員(運転手はこの時点では外にいる場合が多い)にチケットをみせる。
- 行先のホテル名を聞かれるので、ホテル名を言う。
- 各ホテルの所在地ゾーンに応じて、色分けされているカード(アルファベットか数字の記号が付いています)をもらう。
- 適当に空いている座席に座る
BSI(レイキャビクバスターミナル)での乗り換え方法
空港からの大型バスがBSIに到着、flybus利用の人はそこで終了です。
flybus+利用の人は、色分けされているカードにしたがってマイクロバスに乗り換えます。
空港からの大型バスもBSIからのマイクロバス同様、決められたゾーンのホテルを周回します。
注意しておくポイントは、
空港からの大型バスに乗り込んで係員にホテル名を言う時です。その時に乗り換えが必要かどうか言いながら色分けカードを渡してくれるかどうかです。ここで不明ならすかさず係員に乗り換えが必要かどうか聞いてしまいましょう。
そこで聞き逃した場合は、BSI到着時にバスの運転手に行先のホテル名を見せて聞いてみましょう。
最後に
いかかでしたか?flybus/flybus+の乗車券インターネット事前購入は簡単にできるようになっていますので、是非このページを参考にトライしていただきたいと思います。実際キャンプ用具で重く嵩張った荷物を持参した私は、flybus+で空港⇔ホテルのアクセスが快適に出来て非常に助かりました。
今回レンタカーでアイスランドを1周した後に、空港⇒レイキャビク市内のホテル⇒空港の移動にflybus+を利用しました。レイキャビク市内ではホテル発のツアーも多く見られました。アイスランドは、キャンプ好きには勿論ですが、ホテル発のツアーを利用して大自然を体験できることができる素晴らしい国です。是非あなたの次の旅行先としていかかですか?
本記事(2017年)の内容をさらに充実させてパワーアップした2018年改訂版の記事は以下になります。是非ご覧ください。
アイスランド レイキャビクでのホテル選びに関しては以下にい詳しくまとめていますので是非ご覧ください。
コメント
Fly+の往復を予約するつもりですが、一つだけ不安があります。
もし到着便が遅れ、予約したバスに乗れない場合はどのようになりますか?
コメント誠にありがとうございます。
ケプラビーク空港へは欧州もしくはUSAでのどこかでの都市からの乗り継ぎになることが多いので、ケプラビーク空港への到着が遅れることもあるためそこは心配になることも多いかと思います。ケプラビーク空港からレイキャビク市街地へのアクセスは空港シャトルバス(代表的なのは2社)かレンタカーに限られますので、フライト到着が遅れた場合は結構多くのバス利用予定旅行客が乗り遅れることになります。その場合はバス会社側も、予定便の出発を遅らせたり、臨時便や代替便のバスを用意していることが多いです。
もしケプラビーク空港への到着便が遅れた場合は、Arrivalでて正面右側にあるReikjavik excursions のflybusカウンター(有人カウンター)に行かれてください。
そこで予約票(Voucher、2Dバーコードが印刷されたPDFファイルを印刷した紙)を見せて、到着便の飛行機が遅れた旨を告げると臨時便や代替便が何時に出るかを教えてくれると思います。Reikjavik excursions のflybusカウンター(有人カウンター)の場所については
「2018改訂版!アイスランド! 空港⇔レイキャビク市内はFLYBUS/FLYBUS+が便利!」https://enjoytravelingsolo.com/iceland-access-2018 でも写真を載せていますので是非ご参照ください。
この度はコメントいただきありがとうございました。
素敵な旅になることを祈っております。