絶景トレイルの超定番!ツールドモンブラン(TMB)1周トレッキング!レポート⑥

ヨーロッパアルプスの山々の中でもモンブラン(Mont Blanc, 4810m)は日本人にもその名前は知らない人はいないというほど有名です。この西ヨーロッパ最高峰のモンブランを主峰としてグランドジョラスなどの4000m級の山がこのエリアに塊のように存在しており、その山群の周りを1周する約170kmのロングトレイルが「Tour du Mont Blanc (TMB、ツール・ドゥ・モンブラン)」です。

その特徴としてほぼ毎日峠越えがあり、アップダウンの累積標高差が10000mを越えるなど体力的な条件が求められますが、その分絶景を眺めることができる場所には事欠きません。

さて今年は「Tour du Mont Blanc (TMB: ツール・ドゥ・モンブラン)」を1周するトレッキング、そしてテント泊と山小屋泊を織り交ぜて楽しんでみました。

本ページではこの絶景トレイルの超定番「Tour du Mont Blanc (TMB: ツール・ドゥ・モンブラン)」1周のトレッキングレポートその⑥(3日目前半)を行います。

一個前のレポート(2日目後半その2)はこちら

西ヨーロッパ最高峰のモンブラン(4810m)を主峰とする4000m級の山塊を1周する約170kmのロングトレイル「Tour du Mont Blanc (TMB、ツール・ドゥ・モンブラン)」。今回テント泊を織り交ぜてTMB1周のトレッキングを行いました。2日目後半その2のレポートです。

一個後のレポート(3日目後半)はこちら

西ヨーロッパ最高峰のモンブラン(4810m)を主峰とする4000m級の山塊を1周する約170kmのロングトレイル「Tour du Mont Blanc (TMB、ツール・ドゥ・モンブラン)」。今回テント泊を織り交ぜてTMB1周のトレッキングを行いました。3日目後半のレポートです。

今回のトレイル情報

まず、TMBはどこにある?

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上の地図上赤のピンが西ヨーロッパ最高峰のモンブラン(Mont Blanc, 4480m)です。その周囲にはグランドジョラスなどの4000m級の山塊があり、その周りをぐるっと一周するトレイルがTMB(上の地図のブルーのライン)です。

参考として、スイスジュネーブ空港・チューリッヒ空港、ドイツフランクフルト空港、フランスパリシャルルドゴール空港水色のピンを打ってみました。

TMBに最も近いスイスジュネーブ空港からTMB(シャモニ・モンブランの街)へのアクセスについては以下に詳しくまとめていますので是非ご覧ください。

ヨーロッパアルプスを堪能する2大人気ロングトレイルTMBとHaute route。それらの基点となるのが、フランスのChamonix(シャモニー)です。今回はそのシャモニー(Chamonix)へアクセスと、ジュネーブ空港から簡単 ・便利なALPY BUSの解説を行います。

次に、TMBの概要について

TMB(Tour du Mont Blanc、ツール・ドゥ・モンブラン)フランス・イタリア・スイスの3国にまたがる約170㎞のロングトレイルです。

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TMBの西側半分がフランス内(ブルーのライン)にあり、TMBの南側がイタリア内(グリーンのライン)、TMBの北東側がスイス国内(赤のライン)にあります。

フランス側のシャモニーやレズ―シュからのスタートが一般的ですが、TMBをどこからスタートするか、時計回り・反時計回りにどちらに周るかは完全に自由です。

TMBの楽しみ方・計画の立て方・攻略の仕方について、トレッキング以外にも観光で楽しむシャモニーの街等、以下に詳しくまとめていますので是非ご覧ください。

モンブラン(4810m)を主峰とする4000m級の山塊を1周するロングトレイルTour du Mont Blanc (TMB、ツール・ドゥ・モンブラン)。今回はテント泊と山小屋泊を交ぜて楽しみました。今回はこのTMB1周トレッキングのまとめその①を行います。
モンブラン(4810m)を主峰とする4000m級の山塊を1周するロングトレイルTour du Mont Blanc (TMB、ツール・ドゥ・モンブラン)。今回はテント泊と山小屋泊を交ぜて楽しみました。今回はこのTMB1周トレッキングのまとめその②を行います。
モンブラン(4810m)を主峰とする4000m級の山塊を1周するロングトレイルTour du Mont Blanc (TMB、ツール・ドゥ・モンブラン)。今回はテント泊と山小屋泊を交ぜて楽しみました。今回はこのTMB1周トレッキングのまとめその③を行います。
モンブラン(4810m)を主峰とする4000m級の山塊を1周するロングトレイルTour du Mont Blanc (TMB、ツール・ドゥ・モンブラン)。本ページは実際にTMB1周トレッキング中に、またはプランニングの際に調べる・利用する可能性が高い情報をまとめた便利帳です。

トレッキングレポート

<前回までのあらすじ>

「Tré-le-champ」からスタートした筆者のTMB1周、初日はTré-le-champからLac de cheserysまで登り、シェズリー湖畔で野営、ワイルドキャンプで一晩を過ごしました。

そして2日目はLac de cheserys → La Flégère → Planpraz までトレッキングを行い、Le Bréventに立ち寄った後、Chamonix → Les Houches → Le Prarionという行程で、綺麗な夕焼けを楽しんだ後、Hôtel Le Prarionで一晩を過ごしました。

本ページでは3日目前半の模様をレポートをしていきます。

昨晩は入浴もできたおかげか、朝までグッスリでした。朝7時30分、ご主人にあらかじめ朝食の時間をチェックインの際に言っていました。食堂に行くと筆者一人でした。ご主人がパンを温めて、コーヒーを入れてくれます。

ご主人にもHôtel Le Prarionが比較的空いている理由を聞いてみたところ、やはりTMB本道から少し外れるからだろう、とのこと。あまり満員になることは無いようです。このままそっと隠れた名所にしておきたいところです。

ご主人と色々話しながら、本日の行程について少し相談をしてみます。

もともと筆者の予定していた今日の行程は、以下でした。

Le Prarion → Les Contamines-montjoie (レ・コンタミンヌーモンジョワ)まで歩いて、その先にあるCamping du Pontetでテント泊

Hôtel Le Prarionでの宿泊があまりに快適だったことと、今日の夕方以降は大雨の天気予報だったことで、筆者にも欲が出てしまい、今日もどこか屋内に泊まれないかなぁという思いが生じていました。

そこで、朝食中にHôtel Le Prarionのご主人にRefuge de Nant Borrantの空きがあるかどうか電話で直接聞いてほしいと頼んでみました。

しかし、Refuge de Nant Borrant、今日も明日も数日先まで予約満員ということでした。ちなみにRefuge de la Balmeの状況も同じだったようです。

ご主人と話しながら、「やっぱりTMB本道上にある山小屋は満員だ」という結論に至りました。

これで、むしろスッキリしました。

当初の予定通り、今日は

Le Prarion → Les Contamines-montjoie (レ・コンタミンヌーモンジョワ)まで歩いて、その先にあるCamping du Pontetでテント泊

でトレイルを進むことにします。

Hôtel Le Prarionのカフェテラス横の道をそのまま緩やかに下っていきながら、今日の行程スタートです。

昨夕の夕焼けの時とはまた異なった様相を呈した山々の眺めです。雲の切れ目からの陽の光が何か神々しい印象です。

しばらく下っていると分岐が出てきます。左に行くと「Col de Voza」方面へ、右に行くと「La Charme」方面へ、そしてどちらを選んでも「Bionnassay」に行くことができます。

筆者は写真奥の上から下ってきました。特に理由はないのですが、今回はLa Charme経由でBionnassayに向かうことにしました。なお、TMB本道Col de Voza経由でBionassayに向かうトレイルです。

先程の分岐から最初緩やかな登りになります。

次第に木々の中を通り抜けていくトレイルになります。特にアップダウンはありません。

木々の中の平坦トレイルをしばらく歩いた後、パっと視界が開けます。

La Charmeエリアに到着です。Bionnassayへはここから左に折れて比較的急な下りを下っていくことになります。

ある意味この看板が目印です。この先に見えている谷が「モンジョワ谷」です。谷の右側にはMont Joly、左側手前はMont Vorassay、左側奥の高い山はDômes de Miageを眺めています。

なお、今日のトレイルは行程の大部分がモンジョワ谷の底部になります。明日が奥に見えている山々の山越えです。では、下っていきましょう。

標高が下がってくるとトレイルはやがて森林の中に入っていきます。

ヨーロッパアルプスの森林帯を歩くといつも思うのですが、長くてとても大きい松ぼっくりがたくさん転がっていますので、踏んで滑ってコロッと転ばないように注意です。

途中からつづら折りの急坂を下っていくことになります。

時々逆方向から登ってくる人もいますが、逆の登りはこれはキツそうです。

急な下りの先に、アプト式鉄道の線路をまたぐ場所もあります。

線路をまたいだ時点で、Bionnassayまで25分と標識が出てきました。

しばらく急坂を下っていると、先程から聞こえていたカウベルの音が大きくなってきました。大分標高が下がってきたようです。

ウシにじーっと見つめられながらトレイルを進んでいきます。

まだBionnassayの中心ではありませんが、この先車道に合流です。合流地点に建っている標識を見てみましょう。

今度は「Le Champel」方面に向かって歩き続けることになります。

車道に合流してからそのまましばらく歩き続けるとBionnassayの集落に到着します。

Auberge de Bionnassay」を通過してすぐ先の三叉路になっている場所まで行きましょう。

Bionnassayの標識があります。筆者はプラリオンから下ってきて結果的にここでTMB本道に復帰、です。標識を拡大してみます。

なお、筆者がこれから進むのは「Le Champel」方面です。

TMB本道に入るやいなや、多くのハイカーをトレイルで見かけるようになりました。

次第にトレイルは渓谷を下っていきます。この下にある川(Torrent de Bionnassay)を渡って再度登っていくようなトレイルになります。

ここで川(Torrent de Bionnassay)を渡ります。ということはそれ以降は再度登りになることが予想できます。

予想通りの登りです。頑張って登りましょう。

そこまで距離は長くありませんが、つづら折りの急登です。しばらくの我慢です。

先程の急登を登り終えたら、あとは平坦なトラバーストレイルです。なお、この地点からLe Champelまでは標識上では20分と書かれています。

次第に緩やかに下っていくトラバーストレイルになり視界が開けてきました。

Le Champelの集落が見えてきました。

とてものどかな雰囲気の村です。ちょっと標識を確認してみましょう。

なお、ここから「La Villette」 → 「La Gruvaz」の順に向かって歩いていきます。

Le Champelの集落を通過してしばらくでこのポイントになります。ここで車道は曲がって下っていきますが、トレイルはここから直進で存在しています(写真中央)

車道から離れ、そのまま直進するトレイルを選択して進んでいきます。

しばらく歩いていると「La Villette」の集落が見えてきました。

さあ、これから歩いていく方向は「La Gruvaz」方面です。

ここからしばらく舗装路になります。

緩やかに舗装路の登りがずっと続きます。

ちょっと複雑な交差点のようになっている場所です。ここでの標識を拡大してみましょう。

この地点からLa Gruvazまで15分とあります。

なお、トレイルはこの建物の横を抜けていく砂利道です。

しばらく登りが続きます。頑張りましょう。

やがてトレイルは再度車道と合流して下りになります。行く先に「La Gruvaz」の駐車場が見えてきました。

「La Gruvaz」の駐車場に到着です。ホテル・ル・プラリオンを出て約3時間、ちょうど時間も昼の12時なので、一旦ここで大休憩することにしました。

「La Gruvaz」の駐車場にある標識です。Les Contamines-montjoie (レ・コンタミンヌーモンジョワ)まで1時間10分、その先のCamping du Pontetまではまだ数キロの距離があります。この場所が、今日の行程の半分くらいの場所になるなぁと思いながら、少し休憩です。

次のレポートではTMB1周3日目後半をレポートします。

次のレポート(3日目後半)はこちら

西ヨーロッパ最高峰のモンブラン(4810m)を主峰とする4000m級の山塊を1周する約170kmのロングトレイル「Tour du Mont Blanc (TMB、ツール・ドゥ・モンブラン)」。今回テント泊を織り交ぜてTMB1周のトレッキングを行いました。3日目後半のレポートです。

最後に

いかがでしたか?絶景トレイルの超定番!ツールドモンブラン(TMB)1周トレッキング!レポート⑥。TMB1周開始3日目の前半の模様をレポートしました。2日目運よく当日部屋予約が電話でとれたホテル・ル・プラリオン。TMBからほんの少し外れるだけで混雑から避けることができ、さらに展望も素晴らしい場所でした。そして3日目はプラリオンからモンジョワ谷に下ってきました。マイナーなアップダウンを繰り返しながら谷底部分のトレイルをどんどん進んでいきます。とにかく怪我のないように注意しながらTMB1周を続けることが大事です!次のレポートをお楽しみに!

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