絶景トレイルの超定番!ツールドモンブラン(TMB)1周トレッキング!レポート⑤

ヨーロッパアルプスの山々の中でもモンブラン(Mont Blanc, 4810m)は日本人にもその名前は知らない人はいないというほど有名です。この西ヨーロッパ最高峰のモンブランを主峰としてグランドジョラスなどの4000m級の山がこのエリアに塊のように存在しており、その山群の周りを1周する約170kmのロングトレイルが「Tour du Mont Blanc (TMB、ツール・ドゥ・モンブラン)」です。

その特徴としてほぼ毎日峠越えがあり、アップダウンの累積標高差が10000mを越えるなど体力的な条件が求められますが、その分絶景を眺めることができる場所には事欠きません。

さて今年は「Tour du Mont Blanc (TMB: ツール・ドゥ・モンブラン)」を1周するトレッキング、そしてテント泊と山小屋泊を織り交ぜて楽しんでみました。

本ページではこの絶景トレイルの超定番「Tour du Mont Blanc (TMB: ツール・ドゥ・モンブラン)」1周のトレッキングレポートその⑤(2日目後半その2)を行います。

一個前のレポート(2日目後半その1)はこちら

西ヨーロッパ最高峰のモンブラン(4810m)を主峰とする4000m級の山塊を1周する約170kmのロングトレイル「Tour du Mont Blanc (TMB、ツール・ドゥ・モンブラン)」。今回テント泊を織り交ぜてTMB1周のトレッキングを行いました。2日目後半のレポートです。

一個後のレポート(3日目前半)はこちら

西ヨーロッパ最高峰のモンブラン(4810m)を主峰とする4000m級の山塊を1周する約170kmのロングトレイル「Tour du Mont Blanc (TMB、ツール・ドゥ・モンブラン)」。今回テント泊を織り交ぜてTMB1周のトレッキングを行いました。3日目前半のレポートです。

今回のトレイル情報

まず、TMBはどこにある?

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上の地図上赤のピンが西ヨーロッパ最高峰のモンブラン(Mont Blanc, 4480m)です。その周囲にはグランドジョラスなどの4000m級の山塊があり、その周りをぐるっと一周するトレイルがTMB(上の地図のブルーのライン)です。

参考として、スイスジュネーブ空港・チューリッヒ空港、ドイツフランクフルト空港、フランスパリシャルルドゴール空港水色のピンを打ってみました。

TMBに最も近いスイスジュネーブ空港からTMB(シャモニ・モンブランの街)へのアクセスについては以下に詳しくまとめていますので是非ご覧ください。

ヨーロッパアルプスを堪能する2大人気ロングトレイルTMBとHaute route。それらの基点となるのが、フランスのChamonix(シャモニー)です。今回はそのシャモニー(Chamonix)へアクセスと、ジュネーブ空港から簡単 ・便利なALPY BUSの解説を行います。

次に、TMBの概要について

TMB(Tour du Mont Blanc、ツール・ドゥ・モンブラン)フランス・イタリア・スイスの3国にまたがる約170㎞のロングトレイルです。

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TMBの西側半分がフランス内(ブルーのライン)にあり、TMBの南側がイタリア内(グリーンのライン)、TMBの北東側がスイス国内(赤のライン)にあります。

フランス側のシャモニーやレズ―シュからのスタートが一般的ですが、TMBをどこからスタートするか、時計回り・反時計回りにどちらに周るかは完全に自由です。

TMBの楽しみ方・計画の立て方・攻略の仕方について、トレッキング以外にも観光で楽しむシャモニーの街等、以下に詳しくまとめていますので是非ご覧ください。

モンブラン(4810m)を主峰とする4000m級の山塊を1周するロングトレイルTour du Mont Blanc (TMB、ツール・ドゥ・モンブラン)。今回はテント泊と山小屋泊を交ぜて楽しみました。今回はこのTMB1周トレッキングのまとめその①を行います。
モンブラン(4810m)を主峰とする4000m級の山塊を1周するロングトレイルTour du Mont Blanc (TMB、ツール・ドゥ・モンブラン)。今回はテント泊と山小屋泊を交ぜて楽しみました。今回はこのTMB1周トレッキングのまとめその②を行います。
モンブラン(4810m)を主峰とする4000m級の山塊を1周するロングトレイルTour du Mont Blanc (TMB、ツール・ドゥ・モンブラン)。今回はテント泊と山小屋泊を交ぜて楽しみました。今回はこのTMB1周トレッキングのまとめその③を行います。
モンブラン(4810m)を主峰とする4000m級の山塊を1周するロングトレイルTour du Mont Blanc (TMB、ツール・ドゥ・モンブラン)。本ページは実際にTMB1周トレッキング中に、またはプランニングの際に調べる・利用する可能性が高い情報をまとめた便利帳です。

トレッキングレポート

<前回までのあらすじ>

「Tré-le-champ」からスタートした筆者のTMB1周、初日はTré-le-champからLac de cheserysまで登り、シェズリー湖畔で野営、ワイルドキャンプで一晩を過ごしました。

そして2日目

Lac de cheserys → La Flégère → Planpraz までトレッキングを行い、

PlanprazからロープウェイでLe Bréventに行き、

Le BréventからロープウェイでPlanprazそしてChamonixの街まで帰ってきました。

昨晩のワイルドキャンプで疲れていた筆者、今晩は屋内でゆっくりしたい気持ちです。

どうせ泊まるなら展望のよい山の上の山小屋が良いと思い、

そこで当日電話をしてみたら運よく予約が取れた「Hôtel – Restaurant Le Prarion(ホテル・ル・プラリオン)」。

Chamonix Sudバス停から「シャモニーバス1番」に乗って「Les Houches-Le Prarionバス停」までやってきました。

本ページでは2日目後半その2の模様をレポートをしていきます。

では、「Les Houches-Le Prarionバス停」にやってきた時点から話を再開します。

Les Houches-Le Prarionバス停に到着しました。写真中央にロープウェイのラインが見えています。向かって右の山がLe Prarion(1969m)です。

ロープウェイに乗り込みます。Le PrarionはTMB本道から少し西に外れるためか他のハイカーはほとんどおらず、営業終了間際ということもあって利用客は終始筆者のみでした。

Le Prarionロープウェイ終着点です。Les Houchesから結構上がってきました。

ロープウェイ終点から降りると、もうHôtel – Restaurant Le Prarion(ホテル・ル・プラリオン)が左前方に見えています。ではまっすぐ進んでみましょう。

標識の通り、「Hôtel Le Prarion」までは5分です。一番下の標識が示す「Le Prarion」25分というのは山のLe Prarion(1969m)を指します。せっかくなので、ホテルにチェックインした後にLe Pratrionの頂上にも行ってみることにします。

ホテルのレセプション等がある入口は右側の坂道を上がって行った先にあります。

Hôtel Le Prarionに到着しました。中に入るとすぐ、宿のご主人も一発で筆者を先程の電話の人間と分かってくれ、滞りなくチェックインを済ますことができました。

ホテル部屋タイプはダブル・ツインのベッドルームが基本で、シャワートイレはどのホテル部屋にもついていますが、いくつかの部屋にはバスタブが備わっていました。

この日は筆者ともう一人の宿泊者だけでガラ空きだったらしく、「料金は一緒だから!」ということでご主人の粋な計らいもあり、筆者一人でバスタブ付きのダブルベッドルームに泊まらせてもらいました。

なお、ドミトリータイプの部屋もありました。

Hôtel Le Prarionについて別にレポートしていますので是非ご覧ください。

モンブラン(4810m)を主峰とする4000m級の山塊を1周するロングトレイルTour du Mont Blanc (TMB、ツール・ドゥ・モンブラン)。今回はテント泊と山小屋泊を交ぜて楽しみました。今回はHôtel Le Prarion(ホテル・ル・プラリオン)の特集を行います。

Hôtel Le Prarionのカフェテラスです。今日歩いてきたトレイル中、ずっとモンブランやその周囲の針峰群を左手正面に見てきましたが、TMBの北西に位置するプラリオンからはまた違った角度から眺めることができます。ここからはDôme du GoûterAiguille du Goûterがとても近く見えます。

カフェテラスの端まで行けばさらにパノラマが楽しめます。左のこんもりしたPointe de Lapaz、そして奥に存在するLe Bréventがあり、筆者はつい2時間程前までそこ居て、一旦下の街(これがシャモニー谷です)におりて、Les Houchesまでバスで移動してきました。

チェックイン後、無事洗濯物を干せましたので、Hôtel Le Prarionの外を散策してみることにします。まずは、Le Prarion山とは反対側(ホテルより南側)の見晴らしの良い場所に行ってみます。

ここはスキーコースになっていてリフトがちょっと邪魔ですが見晴らしがとても良いです。シャモニー谷の様子も綺麗に見えます。かつ写真の右半分の景色も役者達のオンパレードです。拡大を下に示します。

Mont Lachat、そしてMont Lachat方面に向かう列車、そのまま視線を上に持っていけばAiguille du Goûter(3863m)、Glacier de Bionnassay(氷河)、はさんで右にAiguille de Bionnassay (4052m)など壮観です。雲の位置が若干残念です。

では次に、Le Prarion山(1969m)の山頂まで散歩してみることとします。

ロープウェイの乗り場付近に建っている標識まで戻ってきました。山の方のLe Prarionまでは25分です。今回は重いバックパックをホテルに置いてきましたのでおそらく25分ぐらいで着くと楽観的に見込みます。

ロープウェイ乗り場からホテル方向とは反対向きに緩やかに登っていきます。

基本土の歩きやすいショートトレイルです。

ロープウェイ終点から10分も歩けばこのような風景になります。今回はこの先の山の頂上を目指して歩きます。非常に楽なショートトレイルです。

緩やかに登り続けます。夕方6時前という時間のためか誰にも会いません。

時々両手を使って登るような大きな岩もでてきますが、それはご愛嬌ということで。

標識の所要時間通りロープウェイ乗り場から約25分でLe Prarionの頂上に到着です。では周りを見渡してみましょう。

Les Houchesをはじめとするシャモニー谷に位置する街を見通すことができます。よくよく見ると左のこんもりとしたPointe de Lapazの奥にLe Bréventの展望台が見えていることに気付きました。

超ズームです。Pointe de Lapazの奥にLe Bréventの展望台が見えていました。

Le Prarion山頂からHôtel Le Prarionの方向(南向き)を見渡してみました。Dômes de Miage方面を見ています。明日の朝はHôtel Le Prarionを出発して南向きに進んでTMBに復帰する予定です。まだまだ毎日山越えが続きそうです。

夕方6時前、雲も多くなって少し肌寒くなってきましたのでホテルに戻ることにしました。

ホテルで夕食をオーダーしても良かったのですが、手持ちのパスタを消費して荷物を少しでも軽くしたいという思いがあり、今日はホテル前のカフェテラスで自炊して夕食を済ませました。

そのあと、ホテルで地ビールをオーダーして少しまったりします。

時刻は20時30分過ぎ、今日の日の入りは21時ジャストか少し前の予測ですので、夕焼けを見にカメラを持ってホテルの外に出ることにしました。

ホテルのスタッフに「メインエントランスの鍵は閉めてしまうけど、筆者のために食堂横のドアの鍵は開けておくから夜帰ってきたら教えてね」と言われます。

天気予報は今晩雨という日でしたが、21時の時点でまだ雨が降り始めることなく、綺麗な夕焼けを眺めることができました。

運が良いことに、雲がありませんでしたので、ピンクに染まったDômes du Goûter、Glacier de Bionnassay(氷河)、Aiguille de Bionnassayのリッジもしっかり見ることができました。なお、右奥にはDômes de Miage(3673m)も見えています。

夕焼けを眺めながらしばらくぼーっとしてホテルに帰ります。

しばらくすると小雨が降り出しました。今夜は夜空・星の撮影は諦めざるを得ないようです。

昨日からの疲れもありますので、せっかくなのでバスタブにお湯を張って入浴、その後しっかり朝まで寝ることにしました。

次のレポートではTMB1周3日目前半をレポートします。

次のレポート(3日目前半)はこちら

西ヨーロッパ最高峰のモンブラン(4810m)を主峰とする4000m級の山塊を1周する約170kmのロングトレイル「Tour du Mont Blanc (TMB、ツール・ドゥ・モンブラン)」。今回テント泊を織り交ぜてTMB1周のトレッキングを行いました。3日目前半のレポートです。

最後に

いかがでしたか?絶景トレイルの超定番!ツールドモンブラン(TMB)1周トレッキング!レポート⑤。TMB1周開始2日目の後半その2の模様をレポートしました。初日は天気もよく幸先良いスタートとなりましたが、天気予報通り2日目は夜になって小雨が降り出しました。そして運よく当日部屋予約が電話でとれたホテル・ル・プラリオン。TMBからほんの少し外れるだけで混雑から避けることができ、さらに展望も素晴らしい場所です。

天気や状況次第では予定を変える柔軟さも高標高のロングトレイルでは考えておく必要があります。まずは怪我のないように注意しながらTMB1周を続けることが大事です!次のレポートをお楽しみに!

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