Abiskoスウェーデン北欧

STFアビスコツーリストステーションが素敵すぎる件 キッチン・リラックススペース 編

夏秋はクングスレーデンの起点・終点として、冬春はオーロラ観察や様々なウインターアクティビティのベースとして多くの人が利用するSTFアビスコツーリストステーション。スウェーデン内の数あるSTF施設の中で、施設の充実度・清潔さ・居心地のよさは確実にトップクラスです(おそらく1番だと思います)。

筆者がスウェーデン生活を始めてから、春夏秋冬合わせてトータル20泊以上していますが、いまだに不満を感じたことはなく、むしろ訪れるたびに新たな発見があるほどです。

今回はそんな素敵なSTFアビスコツーリストステーションの紹介その2をレポートします。

STF Abisko Turiststation

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紹介その1はこちら

STFアビスコツーリストステーションの場所

夏秋はクングスレーデンの起点・終点として、冬春はオーロラ観察や様々なウインターアクティビティのベースとして適した場所で、もちろん北極圏内になります。冬の晴天率も比較的高いことがオーロラ観光にも適している要因の一つです。

アクセスとしてはストックホルム→Kiruna(キルナ)→アビスコの経路が一般的で、ストックホルム→Kiruna(キルナ)に関しては飛行機か夜行列車、Kiruna(キルナ)からアビスコは列車を利用するというのが一般的です。

キッチンが充実している!

STFアビスコツーリストステーションの魅力のリストNO.1に上がってくるのがこれです。ここで自炊の旅を経験してからこの施設に見事にハマってしまいました。

これと同じものが背後にもあります。つまり写真の2倍の大きさです。計4基のオーブン、16基のコンロ、4基の電子レンジ、4基の大型冷蔵庫、給湯器、豊富な鍋とフライパン、食器類を使用することができます。STFアビスコツーリストンステーションのメインビルディング、ドミトリー宿泊者はこのスペースを使用することができます。

アイランドキッチンになっていて同時並行で数種の料理も可能です。夕方以降は実に多国籍の人々が料理をするスペースになります。ピザを粉から作るイタリア人グループや、白菜を煮込んで小鍋料理を作るアジア人、グラーシュを煮込むスウェーデン人等、多種多様なお国柄を見ることができます。ちなみに英語はあまり聞こえてきません。ほとんどの人が自分の国の言葉を話しているからです。夜になるとこのスペースはトランプで盛り上がる人々、PCで昼間のアクティビティの写真を整理する人、など皆がくつろぐスペースになります。

リラックスできるスペースが充実している

上に挙げたキッチンスペースももちろんリラックスできるスペースですが、それ以外にも施設内にたくさんあります。

メインビルディングにあるリラックススペースの一つです。Wifi接続も良好ですので皆くつろいでます。同じような雰囲気で同じような大きさのスペースが他に2つあります。

メインビルディング地下にある「stor stuga (英訳big cabin)」という場所も冬ならば午後4時ぐらいまではくつろぐことができます。それ以降はバーとして使用される場所ですのでスタッフの指示に従いましょう。

メインビルディング Reception前にある空間も雰囲気がとても良いです。売店でコーヒーを買ってここで座って飲んでもかまいません。この他にメインビルディングには至るところにソファがあってゆっくりとくつろぎながら過ごすことができます。

メインビルディング レストラン「Kungsleden」の朝食時の雰囲気が個人的に好きです。特に冬至~1月の間は朝9時まで真っ暗ですのでキャンドルを灯しながらの朝食になります。朝食も結構品数があるビュッフェスタイルです。さらにお気に入りは自家製のジャムをたくさん揃えています。リンゴンベリージャムやブルーベリージャムなど自家製ならではの甘くない素材を生かしたジャムがとても美味しいです。ここでコーヒーを飲みながらつい長居してしまうことが多いです。

STF Abisko Turiststation

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最後に

いかがでしたか?今回はSTFアビスコツーリストステーションが素敵すぎる件 キッチン・リラックススペース編を紹介しました。基本的にスウェーデン内のSTF施設はどれもハズレがなくて素晴らしいのですが、STFアビスコツーリストステーションはその中でも群を抜いて居心地のよい施設です。宿泊も個室、ドミトリーと選べますので、自炊のできるホテルのような感じで使用することができます。この施設には一人旅でもカップルでも家族でも温かく迎えてくれる、くつろげる、寛容なキャパがあります。ラップランド観光の際には是非この施設の利用も検討してみてくださいね。

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