スウェーデン キルナへのアクセス (ストックホルム⇒キルナ空港・キルナ駅⇒街)

スウェーデンのキルナ。アイスホテルやアビスコに訪れる際に必ずといっていいほど利用するキルナ空港・キルナ駅があり、乗り継ぎの関係で宿泊する可能性も高く、ラップランドの要となる場所です。今回はストックホルムからキルナ空港・駅、そしてキルナ街内へのアクセスについてまとめます。

キルナへのアクセスについてこちらにまとめていますので是非ご覧ください。

スウェーデンのキルナ。アイスホテルやアビスコに訪れる際に必ずといっていいほど利用するキルナ空港・キルナ駅があり、乗り継ぎの関係で宿泊する可能性も高く、ラップランドの要となる場所です。今回はストックホルムからキルナ空港・駅、街内へのアクセスについてまとめます。

キルナのホテルの選び方についてはこちらにまとめていますので是非ご覧ください。

夏も冬もラップランドを楽しむ上で要(かなめ)となる場所、それがスウェーデンのキルナです。極寒(-20℃近く)のため、街中心部への距離やオーロラを見る場所までの距離などもホテル選びの際に検討したいところです。今回はキルナのおすすめホテルを紹介してゆきます。

キルナでのオーロラ撮影レポートはこちらに詳しくまとめていますので是非ご覧ください。

スウェーデン キルナでのオーロラ撮影レポート。今回は各種予報をもとに2泊3日の狙い撃ちでキルナを訪れ、初日の夜にオーロラを撮影することができました。今回捉えることができたオーロラの写真と、今回の撮影環境等について取り上げます。

ストックホルム アーランダ空港-キルナ空港

まず飛行機でのアクセスについて説明します。ストックホルム アーランダ空港-キルナ空港間はSAS(Scandinavian Airlines System)とLCCのNorwgian Air Shuttleが運航しています。フライト時間は1時間40分で、SASが毎日3~4便、Norwegianが火・土曜日以外の日に1日1便飛ばしています

基本的にLCCのNorwegianの方が値段は安いですが極寒地に行くときは個人的にはいつもSASを利用しています。そもそもNorwegianはLCCにしてはサービスや信頼性が高い航空会社でしたが、最近の評判ではNorwegianはその値段とトレードオフで我慢しないといけないシチュエーションが増えている印象です。実際今までにキルナ空港でNorwegianが機体の不具合で出発5時間遅れになっていたケースを見たことがあります。

ストックホルム アーランダ空港 出発

日本からは、フランクフルトやコペンハーゲンなどのヨーロッパの各ハブ空港から来る方が多いと思います。利用航空会社によって発着ターミナルが異なります。

スターアライアンスグループ(ルフトハンザ、SAS、Air China、オーストリア航空、スイスエア、タイ航空 etc. )はターミナル5(国際線)に到着します。

ワンワールドグループ(フィンエアー、エールフランス、ブリティッシュエアウェイズ etc.)やその他(KLM etc.)はターミナル2(国際線)に到着ます。

それぞれのターミナルのArrivalを出たらターミナル4(スウェーデン国内線)移動してください(徒歩7~8分)。上の写真はターミナル4のチェックインマシンがある場所の写真です。奥の階段を上がって保安検査場を通れば各搭乗ゲートがあります。

キルナ行きは2列/2列もしくは3列/3列の比較的小さな飛行機で、搭乗ゲートから乗り込む際はいったん地上に下ってから乗り込むタイプになることが多いです。

キルナ空港 到着

キルナ空港は小さな空港ですので、自分の足で降機し空港施設まで歩きます。暖かい機内から降りたら、いきなり-20℃の世界です。降りる前に防寒具をしっかり装備しておきましょう。

飛行機を降りて、空港施設に自分で歩いていきます。寒いのでみんな小走りです。温度計が-19℃を示していますね。

降機して空港施設内に入ると、そこがすでにターンテーブルです。空港内に両替所・ATMはありませんので、現金SEKが必要な場合は日本の空港かアーランダ空港で換金しておくことが必要です。(なお、スウェーデンは超カード社会ですのでもし現金をもっていなくても大抵大丈夫です。そこまで心配は要りません)

ターンテーブルの荷物を受け取ったら人々は出口に向かいます。Arrival出口付近にHertz、AVIS、Europcar、Budget等のレンタカー窓口がありますなお、キルナ空港にコンビニはありませんのでスウェーデンで使うSIMカードを入手するならアーランダ空港のコンビニで行っておきましょう。

キルナ空港 ⇒ キルナ街内

Arrival出口横にあるTAKI KIRUNAのサインボードです。サインボードの横に無料の専用電話があります。人数と行先で大体値段が決まっています。電話で聞かれることは人数と行先と代表者の名前です。

Arrival出口を出て左を見ると、キルナ空港⇒キルナ街内への有料シャトルバスが待機しています。(飛行機の到着時刻に合わせて待機してくれていますので、飛行機が多少遅れても大丈夫です。)

このバスは「Kiruna Airport Transfer bus」といって運賃は大人110SEK、子供55SEKです。

乗車時に運転席横の機械を利用してクレジットカードで支払います。その際に運転手から「何処に泊まるのか」もしくは「何処のバス停で下りたいか」を聞かれます。以下を返答の参考にしてください。

・キャンプリパン、STFマルムフェルテンスフォグキョグスコラ(STFキルナ)、ホテルアークティックエデン、ホテルサームゴードの最寄りは最終バス停の「OK-Parken」です。

・ホテルケブネ、スカンディックホテル フェルムの最寄りはCity Centerとも呼ばれる「Police station」というバス停です。

・ホテルビショップアームズ、SPiSホテルの最寄りはキルナ市役所(City Hall)前の「kiruna busstaion」です。

・ホテルE-10 の最寄りは「Hotel E-10」というバス停です。

ホテル名でもバス停の名前でも構いません。どちらか言いやすい方を乗車時に運転手に言ってください。

Kiruna Airport Transfer busの時刻表や街内でのバス停についての情報はこちら

VisitKirunaのウェブサイトでもキルナ街内のホテルやICEHOTELへの送迎を申し込むことができます。上の写真に写っているような10~11人乗りのバンでキルナ空港に迎えにきてくれます。 (キルナ空港⇒キルナ街内175SEK/人)

VisitKirunaのウェブサイト(トランスファーサービスのページ)はこちら

キルナ空港 出発

キルナ空港は小さい空港ですので、チェックインマシンは数台あるものの、荷物のチェックインは1か所のみです。なお、搭乗予定便の2時間前からしか荷物のチェックインさせてくれません。それより早く空港に着いた場合は適当に時間をつぶして待つしかありません。

チェックイン開始可能時刻より早く空港に到着した場合の待合席がある場所です。

ひっそりとジュースやサンドイッチを少し販売している店がチェックイン場所の横にあります。お土産屋は保安検査場通って以降にありますので、この外のエリアで何かを販売しているのはこの店だけです。

保安検査場を通って搭乗ゲートあるフロアにはレストラン的なものがあります。その横には小さなお土産店舗もあります。

キルナ空港は小さな空港ですので、航空系やその他のラウンジはありません。この日はNorwegianの機体に不具合が発生し出発が5時間遅れになっているということで、Norwegian搭乗予定の客とSAS搭乗予定の客が混ざって大混雑の搭乗ゲート待合フロアでした。

ストックホルム中央駅-キルナ駅

次に列車でのアクセスについて説明します。時間はかかりますが、逆に寝ている間に移動になりますので効率が良い方法とも言えます。夜ストックホルムを出て、朝キルナに到着する寝台列車に関しては実質1泊分ホテル代が浮くぐらいのお得さがあります。

ストックホルム中央駅からキルナ駅に向かう寝台列車では以下の2つがメジャーです。

ストックホルム中央駅 18時10分発 ⇒ キルナ駅 翌朝9時24分着

ストックホルム中央駅 23時16分発 ⇒ キルナ駅 翌昼14時37分着

スウェーデン国鉄SJのチケットの予約・購入方法について徹底解説を以下にまとめましたのでご覧ください。

長距離路線利用時には必須のスウェーデン国鉄SJのウェブチケット予約・購入システム。非常にシンプルで利用しやすく、行先として他国コペンハーゲンや、オスロまでカバーしています。今回ストックホルムからアビスコに行く際の寝台列車を例に予約プロセスを解説します。

①SJ Night train Train 94

まず①のストックホルム18時10分発 ⇒ キルナ翌朝9時24分着の寝台列車ですが、別名「Arctic Circle Train」(SJ Night train Train 94)と言われる寝台列車です。以下の特徴があります。

  • ストックホルム中央駅が始発で、ノルウェーのナルヴィークが終点です。
  • 途中乗り換えを必要とせずキルナやアビスコに行くことができます。
  • 【メリット】キルナに朝到着するため、キルナでの行動がしやすい
  • 【デメリット】ストックホルム発の時刻が少し早い(夕食前)

Train 94はストックホルム中央駅が始発です。同じホームのもう一方はアーランダエクスプレスが停車しています。上は冬の写真ですが、冬も夏も大きなバックパックやテントマットなどを装備したアウトドアフリーク達(私を含め)で熱気があります。

寝台車の個室利用をする場合はほとんどのケースで先頭車両になります。このTrain 94は車両編成が相当長いので、先頭車両は駅舎に入りきりません。ホームはありますので車両に乗り込むことには問題ありません。

車両の出入り口のドアにはこの寝台列車がノルウェーのNarvik(ナルヴィーク)まで行くことが示されています。

Train 94の寝台個室利用の場合はこのタイプの部屋になります。最大3人が1室を利用できます。3段ベッドになっています。

②SJ Night train Train 98

次に②のストックホルム23時16分発 ⇒ キルナ翌昼14時37分着の寝台列車と普通列車の組み合わせですが、これは特に別名はありません。あえて言うならば寝台列車の名前は「SJ Night train Train 98」でしょうか。この行程には以下の特徴があります。

  • ヨーテボリ(Gothenburg)が始発で、ルレオ(Luleå)が終点です。
  • キルナやアビスコに行くには途中翌朝ボーデン(Boden C)駅で乗り換えが必要です。
  • 【メリット】出発が遅いためストックホルムを夜まで満喫できる余裕あり
  • 【デメリット】キルナ到着日のキルナでの行動範囲は時間的に限られる。

Train 98はヨーテボリ始発でストックホルム中央駅にやってきますので、Train 94とはホームが異なります。Train 98の停車は昔からあるストックホルム中央駅の地上ホームになります。出発が23時と遅いこともあり冬はTrain 98の利用者が比較的少ない印象です。夏はクングスレーデンに向かうアウトドアフリーク達(私を含め)で熱気ムンムンです。

寝台車の個室利用をする場合はほとんどのケースで先頭車両になります。Train 94と違ってTrain 98にはトイレ・シャワー付きの寝台個室(ファーストクラス)も用意されています。写真の黒い車両がそのファーストクラスの車両です。ドアにはルレオ(Luleå)行きの表示も見えますね。

Train 98のファーストクラスは2段ベッドで、Train 94の3段ベッドより重厚感があります。最大2人まで1室利用できます。

ストックホルム中央駅を出たTrain 98は翌朝11時09分にBoden Central (ボーデン駅)に到着します。降りたホームで16分後にLuleåからやってくるNarvik(ナルヴィーク)行きのTrain 96に乗り換えます

Train 96は普通のサロン型といわれる座席の列車です。空いていたらどこに座っても自由な雰囲気ですが、混雑している時は予約票に記載されている座席に座るようにしましょう。Boden CからKiruna駅までは3時間12分の旅です。

ストックホルムーキルナ 寝台列車 Q & A

Q:列車内でWi-Fiサービスありますか?

A:残念ながらWi-Fiサービスありません。長旅の車内でネットを使用したい場合はストックホルム中央駅のコンビニでSIMカードを買うなどして個人でネットにつながる環境を用意する必要があります。

Q:列車内に食堂はありますか?

A:Train 94、Train 98には食堂車があります。レンジでチンして温めるレトルト食品、スナック類、飲み物類が中心です。座席・テーブルもあります。なお、寝台ではない通常列車のTrain 96にも車内に売店があります。

寝台個室は先頭、食堂車は最後尾ですので、寝台個室利用の場合は数々の車両を通り抜けていく長い旅になりますがそれもまた楽し、ということで。

上の写真はSJ Night trainの食堂車の販売ケースの様子です。他にレンジでチンして食べるパスタ類もあります。

SJ Night trainの食堂車のテーブルや座席はこのような感じになっています。

Q:寝台列車を利用する上で何か他に知っておくとよい点はありますか?

A:いくつかありますのでお教えします。

・乗車前にストックホルム中央駅地下のCoopで飲み物・食べ物を買っておく(水分は多めを推奨)。

・寝台個室利用ならば飲料水のパック(1パック250㏄が4パック程度)が部屋(洗面台の裏等)に付いている。

走行中に結構揺れます。寝ていて体がずれて動くぐらいのGや傾斜を感じるカーブを曲がっていることもあります。個人的には枕高めにして寝ています。

・窓から外気と列車の音がひっきりなしに続くため、頭を廊下側にして寝た方が良い

・パンタグラフから青白い火花を散らしながら走るため、寝るときには窓のカーテンを閉めておいたほうが良い。(真っ暗の中の雪の反射で、ストロボみたいにかなり眩しいです)

キルナ駅 到着

暖かい車内から降りたら、いきなり-20℃の世界です。降りる前に防寒具をしっかり装備しておきましょう。駅と言っても線路と雪だけがある静かな場所です。駅にはコンビニもATMもありません。

基本吹きっさらしのキルナ駅ですが、長時間待つ場合を想定した建物が駅の端にあります。そしてそこには大型ロッカーがあります。10SEK/1回で安いのはいいのですが結構な割合で使用中です。

キルナ駅ーキルナ街内

列車がキルナ駅に到着するタイミングでキルナ列車駅⇔キルナバスステーションの無料シャトルバス「Free transfer bus」が待機しています。上の写真では、電光掲示板のちょうど裏側(写真右端に見切れています)にバス停があります。キルナ駅からキルナバスステーション(キルナ街)はバスで10分もかかりません。

この「Free transfer bus」の時刻表はこちら

最後に

いかがでしたか?ストックホルム⇒キルナ空港・キルナ駅⇒キルナ街へのアクセスについて今回解説しました。飛行機と寝台列車では所要時間がかなり違います。しかしどちらも良い点があり、特に寝台列車は北極圏に向かうというだけあってストックホルム中央駅のホームで待っている客を見てもすでに独特のワクワクする雰囲気があります。是非本記事を参考にして、皆さんの予定に合う移動手段でスウェーデン・ラップランドを楽しまれてくださいね!

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