ヨーロッパ最大の氷河を持ち同時に火山活動も世界有数のアイスランド。まさに「氷と火」の島という表現がふさわしい大自然の絶景の宝庫のこの島は、いつ訪れても私たちに自然の雄大さ・不思議さ・美しさを肌で感じさせてくれます。
昨年はレンタカーでアイスランドを一周して大自然が織りなす絶景を楽しみましたが、今年はさらにアイスランドの内陸から南海岸の方に向かう大自然トレイル「Laugavegur(ロイガヴェーグル)」をトレッキング、テント泊で楽しんでみました。
前回のレポート4日目後編にて、ロイガヴェーグル(ランドマンナロイガルからソルスモルクまでの55㎞)のトレッキングは無事ゴールを迎えました。
今回はいつものトレッキングレポートと少し趣向を変えて、ソルスモルク小屋周辺の紹介を少ししようと思います。
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なお、昨年のレンタカーでのアイスランド1周の様子に関しては以下に詳しくレポートしていますので是非ご覧ください。


今回のトレイル情報
まず、アイスランドはどこにある?
上の地図上オレンジのピンがアイスランドのケプラヴィーク国際空港(KEF)です。
参考として、北欧4国の主要国際空港をブルーのピンで打ってみました。
北緯64-66度に位置しており、夏至6月21前後は白夜になります。その間真夜中でも沈まない太陽をみることができ、暗くなりません。
アイスランド(レイキャビクの街)へのアクセスについては以下に詳しくまとめていますので是非ご覧ください。


次に、Laugavegur trail (ロイガヴェーグル トレイル)の場所
Laugavegur trail(ロイガヴェーグル トレイル、以下ロイガーヴェーグルと略)はアイスランドの中心よりやや南にあるLandmannalaugar(ランドマンナロイガル)からスタートし、Thórsmörk(ソルスモルク)まで南下する約55㎞のロングトレイルです。
ロイガヴェーグルは一般的にはオレンジのピンのランドマンナロイガルからソルスモルクまでの55kmを指しますが、ソルスモルクから新しい火山の火口(Modi:ブルーのピン、Magni)までの日帰りトレッキング(往復で20㎞)も最近人気のトレイルコースです。
また、ロイガヴェーグルに加え、ソルスモルクからスコゥガフォス(緑のピン)までを追加で歩くこともできます。
ランドマンナロイガル、ソルスモルク、スコゥガフォスはレイキャビクの街からバスでのアクセスになります。このバスのアクセス方法については以下に詳しくまとめていますので是非ご覧ください。

トレイルトレッキング前に知っておくと便利な情報
ロイガヴェーグルが主目的でアイスランドを訪れても、やはり首都のレイキャビクの観光も欠かせません。レイキャビクの街について以下に詳しくまとめましたので是非ご覧ください。

トレッキングレポート
前回のレポート4日目後編にて、ロイガヴェーグル(ランドマンナロイガルからソルスモルクまでの55㎞)のトレッキングは無事ゴールを迎えました。
今回はいつものトレッキングレポートと少し趣向を変えて、ソルスモルク小屋周辺の紹介を少ししようと思います。
ソルスモルク到着後、テントを張って休んでいると少し晴れ間が見えてきました。これで夜の9時前です。
なお、左奥がメインの山小屋、中央奥がトイレ・シャワー、右奥がショップの建物です。
ソルスモルク小屋の施設紹介
ソルスモルク ランギダルルの山小屋です。入口入ってすぐ右がレセプションカウンターです。レセプションでテント一つ、一人と伝えて2000ISK(日本円で約2000円)を支払います。
ソルスモルクのこのランギダルルの山小屋を入ると右にレセプションカウンター、食堂、1階奥にキッチン、宿泊階は2階になっています。
トイレ(水洗式)、シャワ―、洗面台があります。洗面台の水は飲用可です。
シャワーです。ドアに隠れて見えませんが2Dバーコードの読み取り機械があります。
シャワーの利用は500ISK(日本円で約500円)で山小屋のレセプションカウンターで購入します。アルフタヴァトンと同じような2Dバーコードのカード式です。機械に差し込んでピッと音が鳴ったらそれから5分間温水がでます。5分が終了するとシャワーは突然水になります。女性は2枚購入してもいいかもしれません。
また離れにショップがあり時間限定(20:30~21:00の30分間、14:00~14:30の30分間)でオープンしています。スナック類、炭酸飲料、ちょっとしたファーストエイド物品も販売されています。
ショップの内部です。ポテトチップスの普通の大きさの袋で1000ISK(日本円で約1000円)、チョコチップクッキ―などのお菓子、その他ペットボトル飲料(オレンジーナみたいなオレンジ炭酸飲料、ペプシマックス、炭酸入りミネラルウォータの3種)、ガス缶、トレイルマップ等が販売されています。
ショップの向かいにトイレと水道があります。この使用には特に料金を支払う必要がありません。
ショップの隣にはビニールテントがあります。ここも利用することができます。
ビニールテントの中はテーブルが4つありました。雨風が絶えないロイガーヴェーグルにおいてこのような雨風避けが利用できるのは非常に助かります。
ソルスモルクのトイレ・シャワーの建物の横を降りていくと、レイキャビクの街に帰るバスのTREX社やその他運航会社のバス停になっています。
ソルスモルク ランギダルルの小屋の前は広くテント設営ができる場があります。
筆者を含め、みんな思い思いの場所にテントを張って広い場所を一人占め状態です。
4日目にすでにゴールしたロイガヴェーグル ロングトレイル55㎞、5日目は何をするのか!?次のレポートをご期待ください。
次のレポートはこちら!

最後に
いかがでしたか?今回は趣向を変えて、素敵だったソルスモルクの山小屋の周辺の様子をレポートしました。トイレ、シャワーは勿論、ショップもあり非常に居心地の良い場所です。4日目にすでにゴールしたロイガヴェーグル、5日目に何をするのか!?次のレポートをご期待ください。
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