270度氷河!スイスの名峰と絶景の宝庫!Saas-Fee (サースフェー)!③

ツェルマットやグリンデルワルトにも負けてない素晴らしい絶景の場所、270度を氷河に囲まれた村サースフェーです。4000m超の名峰を間近に眺めることができ、世界最高地の地下鉄「メトロアルピン」もあります。比較的空いていて絶景を楽しめるサースフェーをレポートします。

次のレポートはこちら。

Saas-Fee(サースフェー)について

Zermattやグリンデルワルトほどの規模はありませんが、年中を通してオープンしているスキー場があり、4000m峰をかなりの数間近で見ることができるこのエリアは筆者のお気に入りでもあります。村の様子はZermattほど賑やかではありませんが、前述の2つの場所に比べ観光客が少ない分ゆっくり自然を楽しめるのも特徴です。

Saas-Feeへのアクセス

VispからZermattに行く方は多いと思います。サースフェーはその「筋違い」と言えばわかりやすいのかもしれません。Zermattとはアルプフーベル、Domという4000m超級の名峰を挟んだ向こう側にサースフェーはあります。

Vispからはスイスを旅行したことのある人ならおなじみの「PostBus」でサースフェーエリアまで行くことができます。VispやBrig発でサースフェー行のPostBusが出ていますので、それぞれの駅の自動販売機や窓口でPostBusの乗車券を購入することが簡単にできます。

スイスでの近・中距離移動の際の電車の乗車券購入方法について以下にまとめましたので是非ご覧ください。

4000m超級の山々、大迫力の氷河、美しい湖など、大自然が織りなす景色には事欠かない国、スイス。公共交通機関の発達により観光が快適簡単になっています。今回はそのスイスの観光を支える大黒柱「スイス鉄道・ポストバス」の乗車チケットを自動券売機で購入する方法の徹底解説を行います。

Mittelallalin(ミッテルアラリン) のもう一つの見どころ

前回までのレポートでSaas Fee(サースフェー)からMittelallalin(ミッテルアラリン)までのアクセス、以下

  • Saas Fee → Felskin : ロープウェイ
  • Felskin → Mittelallalin:世界最高所を走る地下鉄「Metro Alpin(メトロアルピン)

とMittelallalinからの絶景について解説しました。

ツェルマットやグリンデルワルトにも負けてない素晴らしい絶景の場所、270度を氷河に囲まれた村サースフェーです。4000m超の名峰を間近に眺めることができ、世界最高地の地下鉄「メトロアルピン」もあります。比較的空いていて絶景を楽しめるサースフェーをレポートします。
ツェルマットやグリンデルワルトにも負けてない素晴らしい絶景の場所、270度を氷河に囲まれた村サースフェーです。4000m超の名峰を間近に眺めることができ、世界最高地の地下鉄「メトロアルピン」もあります。比較的空いていて絶景を楽しめるサースフェーをレポート②を行います。

絶景に加えてMittelallalinにはもう一つ見どころがあります。

それがEispavillon(アイスパビリオン)です。

 Eispavillon(アイスパビリオン)の公式サイトはこちら

標高3500mにある氷穴で、西暦1400年代に形成された氷河の氷の層も見て触れることができます。

360度自転式レストランの入り口向かって左側にアイスパビリオンの入り口があります。

最終入館時刻は15:00までと記載されています。季節により変更されますので注意が必要です。

入り口前、右にある自動販売機で入場チケットを購入します。もちろんクレジットカード対応です。

最初にSaas Fee開拓期からの道具の展示があります。

その後通路はどんどん下に下っていきます。

まだまだ下っていきます。だんだん肌寒くなってきました。

通路横には次第に氷河の氷穴らしく、1969年頃の氷の層はこのあたり、と示されています。1969年は、史上初めて人類を月に着陸させることに成功したアポロ宇宙船11号の年です。

現地の言葉で、1923: First electric light in Saas-Feeと書かれています。1923年頃の氷の層はこのあたりです。

だんだん通路は下って行きます。

1912年頃の氷の層はこのあたりです。

1912年はタイタニック号がイギリス・サウサンプトンからアメリカ合衆国・ニューヨーク行きの処女航海中の4日目に、北大西洋で沈没事故を起こした年になります。

1903年の氷の層がこのあたりになります。ライト兄弟が1903年に世界初の有人動力飛行に成功しました。

Johann Imseng 牧師がSaas-FeeからSaas-Grund へ自作の木製の板に乗ってスキーで駆け降りたのが1849年です。このJohann Imseng 牧師がスイスで最初のスキーヤーと言われています。

だいぶん下に降りてきました。このあたりの氷の層は1821年頃のものです。

1821年はナポレオンが亡くなった年になります。ナポレオンはフランス革命後の混乱を収拾して軍事独裁政権を樹立し、巨大な軍隊を築き上げてナポレオン戦争を引き起こし、幾多の勝利と婚姻政策によって、イギリス、ロシア、オスマン帝国の領土を除いたヨーロッパ大陸の大半を勢力下に置きました。最終的に対仏大同盟との戦いに敗北し流刑地のイギリス領セントヘレナにて没したのが1821年になります。

さらに下って1789年頃の氷の層になります。

1789年7月14日のバスティーユ襲撃を契機としてフランス全土に騒乱が発生し、平民らによ憲法制定国民議会が発足し、革命の進展とともに絶対王政と封建制度は崩壊しました。 革命の波及を恐れるヨーロッパ各国の君主たちはこれに干渉する動きを見せ、反発する革命政府との間でフランス革命戦争が勃発しました。

以降、政治体制は絶対王政から立憲王政、そして共和制へと移り変わりました。さらに1794年のテルミドール反動ののち退潮へ向かい、1799年にナポレオン・ボナパルトによるクーデターと帝政樹立に至ります。

さらに下っていくと1638年頃の氷の層になります。

1638年はルイ14世の生まれた年になります。ブルボン朝第3代のフランス王国国王であり、在位:1643年5月14日 – 1715年9月1日と72年の最長の在位期間であることに加えて、王朝の最盛期を築き、太陽王(Roi-Soleil)と呼ばれたことでも有名です。

最低部まで下ってきました。このあたりの氷の層で1492年頃とのことです。

1492年はコロンブスがアメリカ大陸を発見した年になります。

最下部の氷の層は1458年頃の層のようです。

ヨハネス・ゲンズフライシュ・ツール・ラーデン・ツム・グーテンベルク(ドイツ語: Johannes Gensfleisch zur Laden zum Gutenberg、1398年頃 – 1468年2月3日)は活版印刷技術の発明者です。1458年にストラスブールで、ルネサンス三大発明の一つ、活版印刷術を実用化しました。

氷穴の最下部は床にゴムマットが敷かれていて滑らずに歩くことができます。

狭くトンネルになっているところもあります。行ってみましょう。

ブルーのライトで照らされているアートな空間でした。

熊でしょうか。氷の彫刻になります。

氷や雪で作られたアトラクションに目の肥えた筆者にとっては、迫力に欠けるものですが、それでもこの標高でこの氷穴で作成されたということに意義があります。

スウェーデン・ユッカスヤルビィのICEHOTEL(アイスホテル)のレポートはこちら

キルナの東、ユッカスヤルビィという場所に世界中の人々がこの季節やってきます、そのお目当ては「アイスホテル」です。全てが氷で作られた幻想的な部屋は多くの観光客を惹きつけてやみません。今年は宿泊なしのアイスホテル観光に焦点をあてて、各部屋の紹介をしてゆきます。

ノルウェー・キルケネスのSNOWHOTEL(スノーホテル)のレポートはこちら

氷と雪でできた部屋のホテルはスウェーデンのアイスホテルだけではありません。ノルウェーとロシアの国境の街キルケネスにも「スノーホテル」があります。全てが氷と雪で作られた幻想的な部屋は観光客を惹きつけてやみません。今回はスノーホテル各部屋の紹介をしてゆきます。

氷穴の最下部は多少は歩き回れるスペースになっています。

氷のブロックで作られたシェルターのようなものもあります。

二人横にならんで座って記念撮影できる場所も設けてあります。

神秘的ですね。

一通り見終わったら若干登り坂になっている部分をゆっくり上がっていくと、出口に到達します。

朝にアラリンホルンをはじめ名峰の絶景を楽しんで、そのあとにアイスパビリオンを見てもまだ昼前です。天気はまだよさそうなので、いったんサースフェーに下って、違うロープウェーで違う場所に行ってみることにしました。

標高3500mのアラリンステーションから世界最高地を運行する地下鉄「メトロアルピン」に乗ってまずはFelskinに向かいます。

Felskinに到着しました。メトロアルピンとはここでお別れです。サースフェーまで下って、サースフェーから次の場所に上るロープウェイに乗る予定です。

次の場所ではどんな絶景が見れるでしょうか。

次のレポートに続く!!

最後に

ツェルマットやグリンデルワルトにも負けてない素晴らしい絶景の場所、270度を氷河に囲まれた村サースフェー。4000m超の名峰を間近に眺めることができ、世界最高地の地下鉄「メトロアルピン」もあり、他のスイスの観光客が多い場所に比べると比較的空いていて、ゆっくりと絶景を楽しめるサースフェーは筆者のお気に入りの場所の一つです。特にツェルマットから眺める景色とはまた別の4000m峰の眺めになり、こちらの方が間近で見れる分迫力があります。スイス山岳観光に訪れる際は是非このサースフェーも検討に入れてみてくださいね。

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