グリンデルワルト 山の天気が悪くても「滝」と「乗り継ぎ」で楽しむ! ラウターブルンネン

世界3大北壁の一つ、アイガーの麓の町グリンデルワルト。上りは登山鉄道やロープウェイを利用し、下りはハイキングで帰ってくるという楽しみ方ができます。山の天気が悪かったら何もできないか?そんなことはありません。ラウターブルンネン方面では滝を楽しめますし、そこに行くまでの交通手段も多彩で飽きることはありません。

今回はミューレンなどのラウターブルンネン方面を取り上げます。

全体像

後日、図をUPします。

アクセス方法

広大な緑の絨毯を眺めながらのロープウェイ、美しい伝統的なシャレー等を見ながらの登山鉄道、ここでは多彩な乗り物を乗り継いで目的地に行くことが楽しみの一つです。

そして、この日は山頂の天気が良ければシルトホルン展望台を楽しむ予定でした。

グリンデルワルトから、ロープウェイ→ロープウェイ→登山鉄道→ロープウェイ→登山鉄道でやってきた「ミューレン」の街。

しかし、

ミューレンのシルトホルン山頂行きロープウェイチケット売り場で見たものは、

山頂のライブカメラ映像、そして濃霧で視界ゼロの様子。

チケット売り場スタッフも「今日は行かない方が絶対いいよ」と言って、ダメ押ししてくる始末。

シルトホルンからのユングフラウ三山を眺めたかったのですが、見えないなら仕方ない。

今回、シルトホルン山頂、諦めました。

しかし、ここからがこの地方の凄いところで、見所は山だけじゃありませんでした!

ミューレンからロープウェイでシュッテヘルベルグへ下った私たちは

ラウターブルンネンまで歩きながら滝巡りをすることにしました。

(下の世界では天気は良かったのが幸運でした)

ということで、

今回は乗り継ぎの様子と滝を特集して以下紹介してゆきます。

グリンデルワルト → ミューレン

グリンデルワルトからミューレンまでの乗り継ぎをまとめると以下のようになります。

乗り物1個目:グリンデルワルト → グルント (登山鉄道WABまたはバス)

乗り物2個目:グルント → メンリッヒエン(ロープウェイGGM)

乗り物3個目:メンリッヒエン → ヴェンゲン(ロープウェイLWM)

乗り物4個目:ヴェンゲン → ラウターブルンネン(登山鉄道WAB)

乗り物5個目:ラウターブルンネン → グルッチュアルプ(ロープウェイBLM)

乗り物6個目:グルッチュアルプ → ミューレン(登山鉄道BLM)

備考:

WAB、GGM、LWM、BLMはすべてスイス半額カード、スイストラベルパス、スイストラベルパスフレックス(1日分にカウント)に対応しています。

以下に実際の写真を交えながら行程を紹介してゆきます。

グリンデルワルトでは天気は悪くなかったのですが、メンリッヒエン駅まで来ると霧が濃く、小雨も降っていました。

メンリッヒエンからヴェンゲンへのロープウェイLWMに乗って下っていきます。写真はロープウェイ内からヴェンゲンの様子を眺めたものです。ヴェンゲンよりさらに下にあるラウターブルンネンやシュタウプバッハの滝も見えています。

ヴェンゲンのメインの通り。グリンデルワルトに比べるとこじんまりとした村ですが、雰囲気が良く、静かに過ごすにはとても良いように感じます。

ヴェンゲンから登山鉄道でさらにラウターブルンネンへ下っていきます。この登山鉄道はクライネシャイデックから下りてきた列車です。

登山鉄道のラウタ―ブルンネン駅を出ると、向かい側にロープウェイBLMの駅があります。メンリッヒエン→ヴェンゲン→ラウターブルンネンとはるばる下ってきましたが、今度はこのロープウェイBLMに乗ってグルッチュアルプまで上がります。

ロープウェイBLMのグルッチュアルプ駅と登山鉄道BLMのグルッチュアルプ駅は同じ建物内にあります。多くの場合、ロープウェイに乗っていた人がほとんどミューレン行き列車に乗りつぎます。眺めを楽しむにはミューレン方向を向いて左側のシートがおススメです。

ミューレン

ミューレンの様子。昔ながらのシャレーが並んでおりかつ素朴なたたずまいです。一般車は走ることができず通りは歩行者のみです。観光客が多くバスや自動車が走るグリンデルワルトとはまた違った雰囲気で、通り過ぎるだけではもったいなく、是非泊まってみたいところです。

登山鉄道の駅からシルトホルンバーン(LSMS)のロープウェイ駅まで歩くとちょうどミューレンを散策するような形になります。

天気がよければユングフラウ3峰(アイガー、メンヒ、ユングフラウ)が綺麗に見えるのもこのミューレンの素敵なポイントです。

ミューレンからの行程はシルトホルン山頂展望台の天候次第です。

選択肢1山頂が晴れてたらロープウェイ(LSMS)で展望台まで上がる

ミューレン → シルトホルン (展望台)

選択肢2山頂が晴れてなかったらロープウェイ(LSMS)でそのまま下る

ミューレン → シュッテヘルベルグ

この日は運悪くシルトホルン山頂の天候が悪かったので、私たちはミューレンからシルトホルンバーンでシュテッヘルベルクに下ることにしました。

ミューレンから降りていくロープウェイからの眺め。ミューレンからシルトホルンの展望台に行くことを諦めてシュテッヘルベルクに降りることにしました。なお、ミューレンからシュテッヘルベルクまでの間にギンメルバルトという駅があります。

シュテッヘルベルク → グリンデルワルト

シュテッヘルベルクからグリンデルワルトに帰る時の乗り継ぎは以下のようになります。

シュテッヘルベルク → ラウターブルンネン (徒歩もしくはバス)

ラウターブルンネン → ツヴァイリチューネン (Berner Oberland-Bahn:BOB)

ツヴァイリチューネン → グリンデルワルト (Berner Oberland-Bahn:BOB)

備考1:

BOBはスイス半額カード、スイストラベルパス、スイストラベルパスフレックス(1日分にカウント)に対応しています。

シュッテヘルベルグのロープウェイ駅前にある標識です。ラウターブルンネンまでのルートはアップダウンはほとんどなく、きれいに整地されています。途中の2つの滝巡りもかねて、時間があれば是非歩いて楽しむことをおススメします。

所要時間の目安

シュッテヘルベルグ → トリュンメルバッハの滝:徒歩40分

トリュンメルバッハの滝 → シュタウプバッハの滝:徒歩40分

シュタウプバッハの滝 → ラウターブルンネン駅:徒歩15分

それぞれの滝については最後に記載します。

交通の要、ツバイリチューネン駅。右側の線路(直進の線路)はラウターブルンネン方面、左に曲がっていく線路はグリンデルワルト方面です。今回はラウターブルンネンからやってきましたのでこの駅で降りて、グリンデルワルト行きの電車を待ちます。

さて、最後に滝特集です。

トリュンメルバッハの滝(Trümmelbachfälle)

アイガー (3970 m)、メンヒ (4099 m)、ユングフラウ (4158 m)3山の氷河の水が1つにまとまってこのトリュンメルバッハの滝を形成しており、滝には毎秒20,000リットルの水が流れていると言われます。長年の激しい水流によって形成されたトンネルが山の中にある10つの連続した滝を形成しています。

トリュンメルバッハの滝入口で料金を支払ったら、ケーブルカー式のエレベーターで地上6階の高さまで上ります。

エレベータを降りたら、勢い良く流れてくる水流を眺めながら階段を上ります。

最上部では奥の方から流れてくる水流の様子も確認できます。長年の水流のために侵食された岩の形が自然の驚異を語っています。

シュタウプバッハの滝(Staubbachfall)

落差300mと非常に高い滝であるため、水流が崖の麓に達するまでに、霧としてほとんどなくなってしまうのがこの滝の特徴です。しかし、雨の後や雪解けの際には水の流れは激しくなります。1本の滝としては、ヨーロッパで最も高いものの1つと言われています。

シュタウプバッハの滝の面白い点は、滝の裏側に回れることです。若干滑りやすい上りを登った後に裏側ポイントに到着します。

滝の高さが高すぎて落ちてくる間に水流が水滴になってしまいます。これが夏のこの滝の特徴です。この滝の近くでは風に乗った水滴が落ちてきて、まるで小雨が降っているような感覚さえします。

最後に

いかがでしたか?山頂の展望台が悪天候でも麓の街は天気が良かったりすることはよくあります。特に今回行こうとしていたシルトホルンの展望台に関しては、それを外したとしてもミューレンの街の観光、そしてそこからラウターブルンネンへの途中に滝の観光もできます。またグリンデルワルトからヴェンゲン経由でミューレンに向かうとロープウェイや登山鉄道など多彩な交通機関を乗り継いでいくことになりますので、それだけでも十分楽しい行程になります。グリンデルワルト観光に是非このルートも検討してみてくださいね。

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