グリンデルワルト 午後からでも十分楽しめるフィルストからの絶景とハイキング

世界3大北壁の一つ、アイガーの麓の町グリンデルワルト。夏には主にハイキング・トレッキング目的の観光客、冬はスキー客でにぎわいます。村内には数多くのホテルやレストランがあり日本からの旅行者も数多く訪れる人気の町です。山の斜面に花畑と緑の絨毯が広がり、その上に昔ながらのシャレーやカウベルを響かせる牛たちが点在する光景はまさしく、我々が想像する”アルプス”そのものです。

スイスの他の山同様、グリンデルワルトでも上りは登山鉄道やロープウェイを利用し、展望台での絶景を楽しんだ後、下りはハイキングで帰ってくるという楽しみ方ができます。

グリンデルワルトはその広大な土地のために、展望台+ハイキングを考慮すると朝からの行動が必要なことが多いです。そこで今回は昼過ぎからでも十分楽しめる絶景とハイキングとして「フィルスト」を取り上げます。

全体像

後日、図をUPします。

登りのアクセス方法

(正面に見えるのがアイガーです。アイガーの麓にあるのがグリンデルワルトの街です。フィルストのロープウェイ内より撮影)

登りのアクセス方法は以下の単一路線です。

グリンデルワルトロープウェイ乗り場 → フィルスト:6人乗りロープウェイ 25分

標高にすると1050mから2168mに25分で登ることとなります。

運賃はグリンデルワルトーフィルスト間 大人一人 30CHF(片道)、60CHF(往復)(2017年度)

備考1:6~15才は半額になります。

備考2:スイストラベルパス、スイス半額パスを使用すると半額になります。

フィルスト ロープウェイ駅・展望台

グリンデルワルトを出発して、途中駅2個(Bort、Schreckfeld)を通過したら終点フィルストに到着です。ロープウェイ駅から出ると何とも穏やかな顔をしたアイベックスが来る客を迎えてくれます。

ロープウェイ駅の上の階にはテラス席を備えた比較的大きいレストランがあります。

真正面ではないですが、このテラス席からもアイガーの薄暗い絶壁を眺めることができます。

First Cliff Walk by Tissot

ロープウェイ駅上のレストランのテラスとつながっていますが、バッハアルプゼーへハイキングしてから帰ってくる際に立ち寄って、レストラン方向に抜けるルートをお勧めします。

まさに断崖絶壁に張り付けたような歩道です。

お決まりの鉄格子の道で下の世界が透け透けです。崖の壁がせり出しているため、体格の大きい人は体を曲げないと通れないところもあります。

こちらも絶壁歩行中で中々見る余裕がありませんが、アイガーの絶壁が見えています。

そして予想通りの、写真ポイント待ちの列です。先端の写真ポイントでは床がガラス張りになって透け透け度が倍増です。

先端の写真ポイントからアイガー、グリンデルワルトの街を眺めることができます。順番を待っている間に天気が悪くなってきました。山の天気は本当にすぐ変わるので注意が必要です。

ハイキングルート

(写真はフィルストのロープウェイ駅出るとすぐ立っている標識)

ロープウェイ沿いに素直にグリンデルワルトまで下ると2時間30分です。

今回は昼過ぎ出発を前提として、

一番上に書いてあるバッハアルプゼーまでハイキングで往復することとします。

往復で所要時間は約1時間30分です。

標高差は97mです。【フィルスト(2168m)、バッハアルプゼー(2265m)】

なお、フィルスト方面のハイキングルートはグリンデルワルトの公式パンフレット(Grindelwalt-First)に詳しいマップで記載されていますので参照されてください。

なお、朝から1日かけてハイキングを楽しむなら、バッハアルプゼー⇒ファウルホルン⇒ブスアルプ(ブスアルプ⇒グリンデルワルトはバスも利用可)等のルートが人気のようです。

フィルストの駅からスタートして、最初の10分~15分だけが上りですがそのあとはずっと平坦なルートです。道は砂利で整地されており登山靴でなくてもスニーカーなら不自由なく歩けるレベルです。

ここでもカランコロンとひっきりなしにカウベルの奏でる音が聞こえてきます。牛達が斜面で草を食べ続けています。

アップダウンが少ないルートなので楽に歩くことができます。左手にシュレックホルンやアイガーを眺めながら歩くこと50分、バッハアルプゼーに到着です。なお、ここには避難小屋があります。

バッハアルプゼー。ゼーは湖の意味です。

左奥の鋭利な山がシュレックホルン(4078m)、右端にアイガーの一部が見えています。

さて、今からフィルストのロープウェイ駅に戻ります。

今回のハイキングルートは短くシンプル、かつ往復なので迷いどころがありません。

フィルスト駅に向かって歩くときは、ヴェッターホルンを右前に見ながら歩きます。ヴェッターホルンも中々のそびえ立ち具合です。

牛達は一心不乱に草を食べつづけています。飽きが来ないものかと少し疑問も感じますが、彼ら彼女らが満足しているならそれで良しとしておきましょう。

ヴェッターホルンを見ながら下り続けるとFirst Cliff Walk が見えてきて、フィルストのロープウェイ駅に到着です。復路は往路より確実に楽で10分は早い印象です。

フィルストのその他のアクティビティー

フィルストにはハイキング以外でも楽しいアクティビティー・アトラクションにチャレンジできます。

①フィルスト フライヤー

約800m下の駅(Schreckfeld)まで一人ずつのブランコ型のハーネスを付けて下るワイヤーアトラクション。大人一人1回29CHF。

②フィルスト グライダー

4人乗りのワシ型グライダーに体を固定し、Schreckfeld→フィルストまで70㎞/時で上がった後、フィルスト→Schreckfeldまでトップスピードで下るワイヤーアトラクション。大人1人1回29CHF。

③マウンテン カート

ブレーキのみ装備された3輪バギーでSchreckfeld→Bortを下るアトラクション。大人1人1回19CHF(Schreckfeld駅からの利用だけの場合)。グリンデルワルト駅からマウンテンカート利用のためのロープウェイとのセット料金は大人1人61CHF。

④トロッティーバイク

ペダルと座席がなく、ブレーキが搭載された自転車。キックスクーターの自転車版。Bortからグリンデルワルトのロープウェイ駅までの4.5㎞を疾走しながら下るアトラクション。大人1人1回19CHF(Bort駅からの利用だけの場合)。グリンデルワルト駅からトロッティーバイク利用のためのロープウェイとのセット料金は大人1人32CHF。

ファンパッケージ 大人1人80CHF(スイストラベルパス、半額パス使用で64CHF)

フィルストフライヤー+マウンテンカート もしくは

フィルストフライヤー+トロッティーバイク の組み合わせ。

等、その他にも組み合わせ次第でセット料金の設定があります。

詳しくはこちら(Grindelwalt-First公式パンフレット)

最後に

いかがでしたか?スイスの観光地の中でも大人気のグリンデルワルト。その広大な土地のため、朝出発でじっくりハイキングを楽しむのが一般的です。そんな中、旅行者ならば他の場所からの移動等でグリンデルワルト到着が昼になることもあります。到着した日に何かできないかと考えることもあると思います。そんな時に昼過ぎからでも十分楽しめるフィルストからの絶景とハイキングはおススメです。そしてまた別の日にアトラクションだけ楽しむ目的でフィルストに向かうのもアリだと思います。是非ご検討ください。

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