Inariオーロラフィンランド北欧

フィンランド イナリ オーロラ 撮影レポート 2018

フィンランドの北部、北極圏内のエリアもオーロラ観光で人気のエリアです。フィンランド内他に観光地として有名な所はありますが、オーロラを見るなら筆者のおすすめは断然「イナリ」です。イナリは観光客もそこまで多くなく湖上で大きなオーロラを結構な頻度で見ることができます。本レポートではその時のオーロラの写真と、今回の撮影環境について取り上げます。

オーロラの撮影方法については以下に詳しくまとめていますので是非ご覧ください。

オーロラ撮影時の服装・持ち物については以下にまとめていますので是非ご覧ください。

Inari (イナリ)について

上の地図の中でオレンジのピンの位置が「イナリ」です。フィンランドの北の端でロシアとの国境が近くにあります。

グリーンのピンは「イヴァロ空港」です。フィンランドのヴァンタ―国際空港から国内線でダイレクトフライトがあります。

イナリへのアクセス

メジャーなアクセスの概要は以下の通りです。

ヘルシンキ ヴァンタ―国際空港からイヴァロ空港へ (飛行機)

イヴァロ空港からイナリへ

   方法① バス

   方法② 個別トランスファーサービスの利用

イナリへのアクセスについて以下にまとめていますのでどうぞご覧ください。

イナリでの観光・食事・スーパー情報

イナリの観光・食事・スーパ―について以下にまとめていますのでご覧ください。

イナリでの宿泊

イナリのホテルについて以下にまとめていますのでご覧ください。

イナリのどこでオーロラを見るか

(f2.8、無限遠フォーカス、SS5秒、ISO800、近くに街灯あり)

①イナリ湖

②アクティビティツアーを利用して特定の場所に行く

③自分で好きなところに行く

イナリ オーロラ撮影レポート 2018

(f2.8、無限遠フォーカス、SS10秒、ISO800)

今回のカメラ・レンズ・三脚

カメラOLYMPUS OM-D E-M10 Mark II

レンズLAOWA Laowa 7.5mm f/2 MFT

三脚Manfrotto Befree Advanced 旅行用三脚

現像:Adobe Photoshop Lightroom Classic CC

今回も「軽量・コンパクト・お値打ち価格」での「OM-D E-M10 Mark II」と「Laowa 7.5mm f/2 MFT」の組み合わせでのオーロラ撮影です。今年は決してハイクラスではないこの組み合わせでどこまでいけるか攻める予定です。

すべての写真において「手振れ補正OFF」セルフタイマー2秒」「無限遠フォーカス」「ノイズリダクションなし」としました。

筆者が使用しているカメラ・レンズ、その他の道具については以下に詳しくまとめていますので是非ご覧ください。

筆者が愛用している三脚の一つ、Manfrotto Befree Advanced 旅行用三脚については以下に詳しくまとめていますので是非ご覧ください。

撮影後のRAWファイルの現像でおススメはLightroomとPhotoshopが使用できるお得な以下のプランです

Lightroomのみのプランは以下になります。

オーロラ・天候条件

<1晩目> Kp値:3、雲10%未満。観測値気温:-25℃、街灯あり。

広範囲にみられるオーロラ予報ではなかったのですが、晴れた夜空のためにオーロラをとらえることができました。イナリに到着したのが夜の9時頃でしたので、ロケハンできておらずイナリ湖畔の適当な場所で撮影をしました。

<2晩目> Kp値:3、雲10%未満。観測値気温:-28℃、街灯なし。

広範囲にみられるオーロラ予報ではなかったのですが、晴れた夜空のためにオーロラをとらえることができました。風が吹いてめちゃくちゃ寒い夜でした。この日の昼の間にイナリの村・イナリ湖を散歩し撮影場所について目星をつけておきました。

<3晩目> Kp値:4、夜空には雲が60%。観測値気温:-18℃、街灯なし。

広範囲にみられるオーロラ予報でしたが、多い雲のためクリアなオーロラとはいいがたい状況でした。

写真紹介

お待たせしました。ここからは実際の写真を紹介していきます。

(f2.8、無限遠フォーカス、SS10秒、ISO400)

イナリに到着したのが夜9時、すでに空にはオーロラが舞っていました。ホテルに荷物をおいてすぐに撮影に飛び出しました。道路E75からイナリ湖畔に入って急いで三脚を立て慌てて撮影した写真です。 こんなことならもっと早く到着したかった、と少し後悔。

(f2.8、無限遠フォーカス、SS10秒、ISO800)

翌日は昼間の内に撮影に適した場所をイナリ湖上でチェックしておいて、夜になったら撮影開始です。

(f2.8、無限遠フォーカス、SS10秒、ISO400)

雪原が明るいのは後ろからスノーモービルが来ているためです。この日は活発なオーロラで多くのスノーモービルがオーロラハントのために通過して行きました。空の端から端まで広がるオーロラで1ショットで収まり切りませんでした。

(f2.8、無限遠フォーカス、SS10秒、ISO400)

一個前の写真がオーロラの頭なら、これは胴体の部分です。この日の夜はまさに頭上でオーロラが長時間舞っていました。やはり風景を入れた方がオーロラは写真に味がでますね。

(f2.8、無限遠フォーカス、SS10秒、ISO400)

1個前のオーロラが胴体、これは尻尾の部分になります。目の前で夜空に広く渡るオーロラが舞う景色は決して忘れることのできない感動的な景色です。

(f2.8、無限遠フォーカス、SS10秒、ISO400)

先ほどのオーロラが消えたかと思えば、しばらくしてピンク色の光を伴ったオーロラが出現しました。

(f2.8、無限遠フォーカス、SS10秒、ISO400)

カーテンのようなたなびき方をするオーロラでした。

3日目の晩は雲が多く、一瞬雲が消えた際に取った写真です。それでも所々雲でオーロラが隠されています。イナリ湖上に立っている標識が右端に写っています。

オーロラタイムラプス動画

今回のイナリのオーロラ連続撮影をタイムラプス動画にしてみましたので、是非ご覧ください。

オーロラのタイムラプス動画の作り方については以下に詳しくまとめていますので是非ご覧ください。

最後に

いかがでしたか?

以上、本年(2018年)2月のフィンランド イナリでのオーロラ撮影をレポートしました。今回は各種予報をチェックして3泊4日で狙い撃ちでイナリを訪れ、到着した初日の夜、次の日の夜にクリアなオーロラを捉えることができました。なおオーロラ強度の予報が強かったのは3日目でしたが、雲が充満しておりお世辞にも綺麗な写真とはいいがたいものになりました。イナリまで来たらオーロラ強度はあまり重要ではありません。雲がないことがクリアな撮影にマストな条件です。内陸部のため気温は非常に低く自己記録の-28℃を経験するような場所でした。それでも色んなアクティビティーは盛んですので、オーロラだけでなく昼間のアクティビティーも楽しんでいただくことをお勧めします。最低3晩の滞在と、もしオーロラが全く見れない時でも、アクティビティーを満喫するというのがおススメの旅行プランです。

オーロラの撮影方法については以下に詳しくまとめていますので是非ご覧ください。

オーロラ撮影時の服装・持ち物については以下にまとめていますので是非ご覧ください。

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