【雪山山行記】会津駒ケ岳、ほど良い登りの後に待ち受ける見渡す限りの絶景稜線歩き!の素敵な雪山の2ページ目です。今、滝沢登山口から駒の小屋まで登ってきた所です。
駒の小屋前から南東方向の眺めです。左から帝釈山(たいしゃくさん、2060m)、台倉高山(だいくらたかやま、2067m)、その奥に女峰山(にょほうさん、2483m)、帝釈山(たいしゃくさん、2455m)、小真名子山(こまなごさん、2323m)、大真名子山(おおまなごさん、2375m)、太郎山(たろうさん、2367m)、男体山(なんたいさん、2486m)が見えています。そして写真の右端に見えているのが日光白根山(にっこうしらねさん、2576m)です。
先ほど奥に見えていた山々をズームしておきます。女峰山(にょほうさん、2483m)、帝釈山(たいしゃくさん、2455m)、小真名子山(こまなごさん、2323m)、大真名子山(おおまなごさん、2375m)、太郎山(たろうさん、2367m)、男体山(なんたいさん、2486m)です。
駒の小屋前から南西方向の眺めです。燧ケ岳、至仏山、景鶴山の並びが見えています。晴れていてまだ午前中で霞がかっていないのできれいに見えますね。ちょっとズームします。
燧ケ岳です。奥の武尊山も見えていますね。
至仏山と景鶴山です。どちらも尾瀬を取り囲む山々です。ゴールデンウィーク期間中限定で至仏山登山もできるようになっています。今年は去年よりもゴールデンウィーク期間の至仏山の雪の量が少ない印象です。
尾瀬を取り囲む名峰、燧ケ岳と至仏山をペアで一枚の写真に収めておきます。
駒の小屋前から北方向の眺めです。これが会津駒ケ岳(2133m)です。駒の小屋から会津駒ケ岳の頂上まではすぐそこです。駒の小屋前で景色を楽しみましたので、今から会津駒ケ岳のトップへ登ることとします。
駒の小屋からはしばらくアップダウンの少ないトラバースのような感じになります。
しばらくアップダウンの無い箇所を歩いてきましたが、このあたりから登りが始まります。
頂上はすぐそこということもあり気分に余裕があります。適当なステップを利用してのんびりと登りを楽しみます。
登り方向左手(方角としては西方向)に平ヶ岳(ひらがたけ、2141m)が見えています。しかし木々のために西方向の景色は開けていない状況です。
のんびり登っていると間もなく会津駒ケ岳山頂(2133m)に到着しました。
会津駒ケ岳山頂はそこまで広くはありません。そして木々があるために平ヶ岳~兎岳(1925m)~中ノ岳(なかのだけ、2085m)までの素敵な山々のラインの眺めは少し残念な感じです。なお、この素敵な山々を一気に眺めることができるのは後で述べる場所になります。
会津駒ケ岳山頂から北東方向に進むとこのような景色になります。なお、この方向は中門岳に向かう方向ではありませんので注意が必要です。
木々の隙間から北北西方向に遠く浅草岳(1585m)が見えているようです。
会津駒ケ岳から南西方向の眺めです。今まで登ってきた斜面や燧ケ岳が見えています。
周囲にある木々のために、会津駒ケ岳山頂からの景色は今一つと言わざるを得ません。特に群馬新潟県境ライン~越後の名峰を綺麗に眺めるにはどうすればいい?
➡それは中門岳(ちゅうもんだけ、2060m)方面にさらに進むことです。
ということで、山頂の標識をよく見てみるとその横に中門岳方向の標識がありますね。
では今から中門岳方向に進むことにします。
最初にまず、会津駒ケ岳山頂から木々の間を下り始めることになります。
山頂からの木々の間の下りを抜けたら、一気に目の前の景色が開けます。少し感動する瞬間です。写真は下り方向左手の景色になります。今見えている山々を少しズームしてみます。
平ヶ岳(ひらがたけ、2141m)、池の岳(2082m)から丹後山(1808m)、大水上山(1831m)にかけてが見えています。さらにもう少し右に視線を移してみましょう。
中央に兎岳(1925m)、子兎岳(1858m)、中ノ岳(なかのだけ、2085m)、越後駒ケ岳(2003m)、荒沢岳(あらさわだけ、1969m)、さらに右には日本海が見えています。
ではさらに、もう少しズームしてもう一度左から見てみます。
左から平ヶ岳、池ノ岳、その奥に巻機山(まきはたやま、1967m)、牛ヶ岳(1961m)、越後沢山(1860m)、その稜線を右にたどると丹後山(1808m)、大水上山(1831m)とつながっている様子が見えているようです。さらに視線を右に移してみます。
左から大水上山(1831m)、兎岳(1925m)、子兎岳(1858m)、中ノ岳(なかのだけ、2085m)、さらに右に行って、やや手前に荒沢岳(1969m)、その右奥に越後駒ケ岳(2003m)が見えています。さらに右を見てみます。
左から中ノ岳(2085m)、中央手前に荒沢岳(1969m)、その右奥に越後駒ケ岳(2003m)です。さらに右にフキギ(1689m)が見えています。
さぁ、もうちょっと欲張ってズームを楽しんでみましょうか。
平ヶ岳と池ノ岳のズームです。平ヶ岳の左奥に遠く苗場山(なえばさん、2145m)が見えているようです。
池ノ岳から右奥に遠く巻機山(まきはたやま、1967m)、牛ヶ岳(うしがたけ、1961m)、越後沢山(1860m)、丹後山(1808m)へつづいている様子が見えています。このラインの奥は妙高山や火打山が見える方向になりますが、この写真ではどうも極薄っすらと白い山があるように見える程度で、はっきりは見えません。
さらに右を見ると、中ノ岳 大水上山(1831m)、兎岳(1925m)、子兎岳(1858m)、中ノ岳(2085m)さらに右に八海山入道岳(1778m)が極わずかに見えているようです。
まだまだ右へ行きます。越後駒ケ岳(2003m)、その手前に荒沢岳(あらさわだけ、1969m)です。さらに右には日本海が見えています。
ズームでの山々の眺めの楽しみもほどほどに、中門岳への稜線歩きを再開します。ゴールデンウィークの天気の良い日ですが、これぐらいの人の数しかいないというのがまた良いですね。
ちょうど中門岳のさらに奥の方向に左手に守門岳(すもんだけ、1537m)、右手に浅草岳(あさくさだけ、1585m)が見えています。
中門岳までの稜線歩きの中でもこの辺りが最高に景色が楽しめる区間です。
ちょうど北の方角に丸山岳(まるやまだけ、1820m)が見えています。
会津駒ケ岳山頂からずっと下ってきていましたが、ここで下り切りましたのでしばらくフラットな稜線歩きが始まります。
この北西方向の稜線歩きの際は左手にはずっと中ノ岳や越後駒ケ岳の素敵な景色が見えています。
いままで下ってきた斜面を振り返って見ました。稜線と言っても広い幅がある斜面になっています。
この斜面の区間において、左手にはまず燧ケ岳と至仏山です。何度見ても素敵な山容です。
両者をペアできれいに見れるのも良いですね。
燧ケ岳が本当に素敵ですので、何度も見てしまいます。
至仏山も負けていません。尾瀬は本当に素敵な山に囲まれていますね。
至仏山から右へ視線をずらすと、まずは景鶴山です。さらに視線を右にずらしていきましょう。
平ヶ岳が見えてきます。さらに視線を右にずらしていきます
牛ヶ岳(1961m)、越後沢山(1860m)方面が見える方向になります。さらに視線を右にずらしていきしょう。
丹後山(1808m)、大水上山(1831m)、兎岳(1925m)、中ノ岳(2085m)と続いています。
さらに右に視線をずらすと、ここで視界は一旦遮られますが、このパノラマを左手にずっと見ながら稜線を歩くことができます。会津駒ケ岳頂上から中門岳への稜線歩きは最初からクライマックスです。時間がない場合はこのエリアだけ歩くのもアリだと思います。
大方フラットな稜線歩きですが、たまにアップダウンが出現します。
人も少なくのんびり景色を楽しみながら歩けるのが最高ですね。
木々があっても左手にはずっと絶景が続いています。
現在の進行方向(北西方向)には左から日向倉山(1430m)、未丈ヶ岳(みじょうがたけ、1553m)、毛猛山(けもうやま、1517m)、その奥右側に守門岳(すもんだけ、1537m)が見えています。
ここで西方向の視界がより一層開ける場所に到着です。ここからの眺めが遮るものなく見渡せるものになります。では、もう一度左から見渡してみましょう。
先ほどの写真の一番左側から見てみます。写真中央奥やや左側の霞ががかっていますが、谷川岳方面になります。試しにそのあたりをアップしてみましょうか。
どうやら中央やや左、奥の方に谷川岳トマノ耳(1963m)、その右にオキノ耳(1977m)、さらに右に一ノ倉岳(いちのくらだけ、1974m)が見えているようですね。
素敵な山容の平ヶ岳(ひらがたけ、2141m)、池の岳(2082m)が中心です。さらに右に視線をずらしてみます。
平ヶ岳、池ノ岳から右には越後沢山(1860m)、丹後山(1808m)、大水上山(おおみなかみやま、1831m)、兎岳(1925m)が続いて見えています。そして、巻機山(まきはたやま、1967m)、牛ヶ岳(うしがたけ、1961.5m)が池ノ岳の右奥に見えているようです。またまた試しにそのあたりをアップしてみましょうか。
池ノ岳の右奥をアップです。どうやら巻機山(まきはたやま、1967m)、牛ヶ岳(1961.5m)の並びが見えているようですね。
兎岳(1925m)、子兎岳(1858m)、中ノ岳(2085m)、越後駒ケ岳(2003m)と続いています。越後駒ケ岳の手前に荒沢岳(あらさわだけ、1969m)が見えています。
越後駒ケ岳からさらに視線を右にずらすと、日本海が見えてきます。眼下には奥只見湖が見えています。さらに視線を右に移してみましょう。
この方角は北西の方角になります。写真中央に見えるのが日向倉山(1430m)、その右に未丈ヶ岳(みじょうがたけ、1553m)が見えています。さらに視線を右に移してみます。
写真中央が未丈ヶ岳、その右奥に毛猛山(けもうやま、1517m)が見えてきました。さらに視線を右に移してみます。
写真中央が毛猛山(1517m)です。その右奥に守門岳(すもんだけ、1537m)が見えてきました。その手前は村杉岳(1534m)です。さらに視線を右にずらしてみます。
写真中央奥に守門岳、その右に浅草岳(1585m)です。方角としては北北西の方角です。目の前に広がる雪面が今から歩いていく稜線です。
ぐるりと270度近く見渡して眺めを楽しみましたので、そろそろ中門岳に向かって歩き始めることにします。
アップダウンのほとんどない非常に楽な稜線歩きです。ゴールデンウィークで晴天、という好条件なのですが人は少なくのんびりゆったりと歩けます。
会津駒ケ岳頂上から下ってきた道を振り返って見てみました。基本下り続けています。
このあたりの歩きは木々や斜面の関係で見晴らしはあまりありません。
今シーズンも終わりが近いので雪上歩きの楽しみを噛みしめて進みます。
行く先に見える小高い丘のようになっている場所が今回の折り返し場所になります。
しばらく歩いていると何か標識が出てきました。
中門岳の標識です。ここを過ぎて少し登ったところで今回は折り返します。
標識を過ぎて緩やかな登りが始まります。
今日は天気が非常に良く、ここを登った後には日陰はなさそうです。
ここを登って本日の往路終了です。登り切った先の景色はどんな感じでしょうか。
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