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極寒撮影時の手を守れ!HAKUBA GW-PRO RED フォトグローブプロPL!

極寒時の撮影での悩みの一つに凍えるほど冷たくなる手の指先があります。スマートフォンはもちろん最近のカメラは液晶をタッチして設定を行うことが多く、現場で手袋を外して手をすべて出すだけでも相当手が凍えます。そこでフォトグローブの登場です。今回はHAKUBA(ハクバ)のGW-PRO RED フォトグローブプロPLを取り上げます。

2022年12月時点での現行モデルは以下になります。

《新品アクセサリー》 HAKUBA (ハクバ) GW-PRO RED フォトグローブプロPL M ブラック KPG-GWR-PLMBK ブラック

フォトグローブ(別名:カメラマングローブ)

特に「防寒性」を目的とした写真撮影時のグローブ(手袋)です。

難しいのは「防寒性」のみを重視して「操作性」を失ってもいけないということです。分厚くて防寒性が良くても指が動かしにくければカメラの操作が困難になってしまいます。

なお、「防寒性」自体は中綿やフリース地などのインナー素材、防風・防水性はアウター素材が決め手になってきます。

スマートフォンや最近のカメラ事情で

液晶をタッチする必要が現場ででてくるケースが多々あります。

また、カメラの小型化により十字キーや各種ボタンが手袋着用状態ではうまく押せない状況があります。

そのような際に、どうしても現地でグローブ(手袋)を外して素手でカメラを操作することがあります。

筆者の体験から

・オーロラ撮影時、現場で素手でカメラを操作する必要があり、それまで着用していたグローブをはずしてカメラを操作中、グローブを雪の中に落としてしまった。

→グローブの中に雪が入ってしまい、グローブをつけても手が凍えそう、素手でも手が凍えて感覚がなくなってしまう、ということで早々に撮影を切り上げざるを得なくなった。

・薄手のピタッとしたグローブでスマートフォンの液晶タッチも可能なものを着用していたが、液晶タッチの反応性がいまいちで結局グローブを外すことになってしまった。

等、極寒時の撮影にまつわる苦いエピソードがたくさんあります。

今回のフォトグローブの候補

freehands(フリーハンズ) メンズ フォトグローブ ソフトシェル ブラック V3.5

freehands(フリーハンズ) メンズ フォトグローブ ソフトシェル ブラック V3.5 ※タッチパネル対応 (Mサイズ)
freehands

リーズナブルな価格、親指と人差し指を出すことができて、かつタッチパネルに対応した形で素手を出すことがないという優れ物です。日本でのオンラインショップで購入でき、またB&Hでもお得に購入することができます。

アメリカのカメラ用品通販の大定番ショップB&Hで見てみる

【アマゾンオリジナル】 ETSUMI マルチシューティンググラブ Mサイズ ブラック ETM-84128

リーズナブルな価格で、すべての指先を出すことができるグローブです。操作性は非常に良いのですが、もう少しアウター素材に防水性を求めるとなると、これでは不足するかもしれません。冬の普段使いに一個持っておきたいフォトグローブです。

PGY フォトグラファーズグローブ

PGY フォトグラファーズグローブ (カメラマン グローブ/Lサイズ)

リーズナブルな値段で、暖かく&軽い、寒い環境でも快適に、操作に負担をかけない柔軟な作りのフォトグラファーグローブです。下のHAKUBAのフォトグローブと同様、親指と人差し指の素手の指が露出する形になります。

HAKUBA GW-PRO RED フォトグローブプロPL

《新品アクセサリー》 HAKUBA (ハクバ) GW-PRO RED フォトグローブプロPL M ブラック KPG-GWR-PLMBK ブラック

以前の同社から発売されていたGW-PRO RED フォトグローブプロにさらに耐寒性がアップとなり2019年11月に発売となりました。リーズナブルな値段と機能性は筆者のニーズにマッチしています。指は素手の指が露出するかたちになります。

今回のフォトグローブ選定条件として

・指先が最小限出せて、隠せる(できれば両人差し指・親指)

・保温性のあるもの

・分厚すぎないもの、立体裁断などで指が動かしやすいもの

・ある程度の防水・撥水機能のあるアウター素材のもの

・リーズナブルな値段のもの

としました。

HAKUBA GW-PRO RED フォトグローブプロPL レビュー

ではお待たせしました。HAKUBA GW-PRO RED フォトグローブプロPLのレビューを行っていきましょう。今回購入したのはブラックのサイズMになります。品番はKPG-GWR-PLMBKになります。

HAKUBA GW-PRO RED フォトグローブプロPLにはその他のカラーバリエーションとして「レッド」があります。レッドは赤の差し色が効いていてファッショナブルな印象です。

HAKUBA GW-PRO RED フォトグローブプロPL ブラックの手掌面はグレーカラーになります。グレーの部分は人工スエード素材になっており、グリップが効くようになっています。人差し指と親指のブラック部分は滑り止め加工された合成皮革になっています。

筆者が今回のフォトグローブ選びに重視したポイントの一つ、インナーには暖かいストレッチフリース素材、中綿には断熱素材PRIMALOFT® Gold Insulationが使用されています。

Primaloft® Gold Insulationは、断熱機能素材のトップブランドで、合成素材として最も熱効率に優れ、グースダウンにも匹敵するコンパクトさと柔らかさを実現しています。撥水機能により、雨でも断熱性が失われず、濡れても98%の温かさを保つことができる高性能素材と言われています。

購入した際の台紙に筆者が説明したいことが書かれてありました。上の写真をご覧ください。

手掌側はスエード調人工素材でグリップが効きますが、柔らかく、立体裁断で指が痛くなることもありません。

右手の親指と人差し指のアップです。この指先の部分が背側にめくれるようになっていて、それぞれ人差し指と親指を出すことが可能です。

左手の親指と人差し指も同様の指先がめくれる構造になっています。

人差し指の背側には円盤状のマグネットが縫い付けてあります。指先にももう一個円盤状のマグネットが縫い付けてあります。

また、親指の背側にも円盤状のマグネットが縫い付けてありこちらは2つです。

HAKUBA GW-PRO RED フォトグローブプロPLの指先部分をめくって、人差し指と親指を出すと上の写真のようになります。先ほどの親指背側にあった円盤状のマグネット2個がくっついているのがわかりますね。

人差し指の方も2個のマグネットがくっつくことで、めくれたグローブの指先部分が固定されています。比較的強力にマグネット同士がくっついて勝手に戻るようなことはなさそうです。

人差し指のアップです。めくれるために可動部となりますが普通使用で雪や風などの侵入はありません。

親指側の可動部は人差し指と比較すると少し緩い印象がありますが、生地の重なりがある程度ありますので雪や風の侵入を防ぐことができます。

サイズ感

筆者の手は小さめで、人差し指から小指までの4本の指の付け根の周囲長は20cm程度です。

筆者の場合、HAKUBA GW-PRO RED フォトグローブプロPLはMサイズで小さすぎず大きすぎずちょうど良い感じでした。

日本で購入するとどれくらい?

HAKUBA GW-PRO RED フォトグローブプロPLの価格最新情報

HAKUBA GW-PRO RED フォトグローブプロPLはカメラ店や大手ネット通販で購入することができます。

《新品アクセサリー》 HAKUBA (ハクバ) GW-PRO RED フォトグローブプロPL M ブラック KPG-GWR-PLMBK ブラック

最後に

今回は極寒時の撮影での悩みである手の冷え問題に対応する便利なフォトグローブをとりあげました。スマートフォンはもちろん最近のカメラは液晶をタッチして設定を行うことが多く、従来の手袋などでは現場でその都度外して素手で液晶やカメラの各種ボタンを押す必要があります。特にオーロラ撮影など極寒夜間時など素手になろうものなら数秒で手・指の感覚がなくなります。さらに暗くてグローブを雪の中に落とそうものなら、撮影自体をあきらめなければならない状況もでてきます。そのような際に最小限指だけ出せるフォトグローブはとても便利です。今回は便利なフォトグローブ、HAKUBA GW-PRO RED フォトグローブプロPLを取り上げました。極寒エリアでの撮影の際はカメラだけでなく撮影者の体にもご注意くださいね。

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