ツールドモンブラン(TMB)1周その後、そのままHaute Route (オートルート)へ!

ヨーロッパアルプスの山々の中でもモンブラン(Mont Blanc, 4810m)は日本人にもその名前は知らない人はいないというほど有名です。この西ヨーロッパ最高峰のモンブランを主峰としてグランドジョラスなどの4000m級の山がこのエリアに塊のように存在しており、その山群の周りを1周する約170kmのロングトレイル「Tour du Mont Blanc (TMB、ツール・ドゥ・モンブラン)」です。

その特徴としてほぼ毎日峠越えがあり、アップダウンの累積標高差が10000mを越えるなど体力的な条件が求められますが、その分絶景を眺めることができる場所には事欠きません。

今年は「Tour du Mont Blanc (TMB: ツール・ドゥ・モンブラン)」を1周するトレッキング、そしてテント泊と山小屋泊を織り交ぜて楽しんでみました。

TMB1周の様子を①~㉓の計23回にわたってレポートしてきましたので、それぞれの詳細については各レポートを是非ご覧ください。

そして今回はTMB1周を終えた翌日の様子についてレポートしていきます。

昨日1周を完成したTMB、その後久しぶりに帰ってきたシャモニーの街のホテルで今後の予定を練っていました。

そうです。

実は、

今年のソロ山行はこのTMB1周で終わりではありません。

このまま、次のロングトレイルにハシゴです。

そのロングトレイルは!?

Haute route (オートルート)」です!

Haute Route (オートルート)は世界が誇るヨーロッパの2大名峰モンブラン(フランス・シャモニー)とマッターホルン(スイス・ツェルマット)を結ぶ約150㎞超のロングトレイルです。Haute routeもその特徴としてTMB同様ほぼ毎日峠越えがあり、毎日1500m~2000mのアップダウンの標高差があります。そのため絶景を見るポイントには事欠きません。

下にTour du Mont Blanc (TMB、ツール・ドゥ・モンブラン)とHaute Route (オートルート)を合わせて描いてみました。

上のマップイラストをご覧になってお分かりのように、

Champex⇔Chamonix間のトレイルは、TMBとHaute Routeで重複しています。

筆者はすでにChampex⇒Chamonix間をTMB1周で歩いてきました。

Haute Routeを開始するということはChamonixからもう一度同じ道を逆方向に歩くのか?!

ということになります。

そこで、筆者は

フランス・シャモニー(Chamonix)からスイスのル・シャーブル(Le Châble)までを電車で移動して、ル・シャーブル(Le Châble)からHaute Routeをスタートすることを計画しました。

思い返せば、夕方以降がかなりの頻度で雨が降るという天候でしたが、TMB1周においては1日も停滞することなく10日目に終了しました。

筆者は、TMB1周を計画する段階で天候不順に備えて予備日を1日設けていました。

もともと予定していたシャモニーからル・シャーブルへの移動日は明日ですが、上記のように予備日1日を使わなかったため1日早めにル・シャーブルに移動して、その近くにある有名エリア、ヴェルビエ(Verbier)を楽しむことにしました。

なお、ル・シャーブルでの宿泊は「Mont-Fort Swiss Lodge」です。1日早めに到着して元来予定では1泊だったところが2泊になるなど変更が生じましたが、受付スタッフの対応は非常に手際の良いものでした。

では宿泊していたシャモニーのホテル「Hotel Richemond」をチェックアウトして、まずChamonix Mont Blanc駅に向かうことにしました。

昼12時前のRue du Dr Paccard(ドクター・パカール)通り。今日は天気が良くありません。

Rue Joseph Vallot (ジョセフ・ヴァロ通り)とAvenue Michel Croz(ミッシェル・クロ通り)の交差する場所は広場のようになっていて、シャモニーの中でも一番人通りの多い場所の一つです。

沢山の店が並ぶAvenue Michel Croz(ミッシェル・クロ通り)の突き当りにはChamonix Mont Blanc駅があります。

いままでに幾度となく利用してきたChamonix Mont Blancの駅です。今にも雨が降りそうな天気になってきました。

シャモニーの街のホテルに宿泊すると貰えるフリーパスを使用すると、列車SNCFではVallorcine駅まで無料で乗車することができます。Vallorcine駅はフランスとスイスの国境の駅になります。

Vallorcine駅行きの列車に乗ってしばらくすると雨が降り始めたようです。

筆者がTMB1周を開始したMontrocの駅も停車してそのまま通り過ぎていきます。列車内スタッフがMontroc駅から乗ってくる乗客がいないかチェックしています。Montroc駅には乗車券発券機がありませんので、ここからの乗客はこのスタッフに運賃を支払うことになります。

Vallorcine駅がフランスとスイスの国境の駅で、筆者はVallorcine駅でMartigny(マルティニー)までの乗車券を買う必要があります。

Vallorcine駅に到着しました。向こうのホームにMartigny(マルティニー)行きの列車がすでに停車していました。

Martigny (マルティニー)までの乗車券を購入しようとチケットカウンターに行くと、

なんと!

昼休み中であと30分は開かないようです。

運がよく、Martigny (マルティニー)行きの電車は38分後に出発です。

チケットカウンターは何かとてもノスタルジックな雰囲気です。駅員が行先をペンで書いてくれて念のため電卓で料金を計算してくれています。

Vallorcine駅からMartigny (マルティニー)駅までは結構時間がかかります。山あり谷ありの絶景の中を進む登山列車です。区間区間でアプト式の鉄道になっています。

そして日本語表記もあってちょっと驚きます。

時々登りもありますが、全体的には長い下りを下っていきます。

何度もトンネルに入って行きますので、窓から手を出していると結構危ないです。

またトンネルが前に見えてきました。手を引っ込めます。

基本単線なのでトンネルの壁が近くて迫力があります。

長い長い下りの後、Martigny (マルティニー)の街が近くに見えてきました。

もうすぐ到着ですが、まだトンネルはあります。

Martigny (マルティニー)駅に到着しました。Vallorcine駅からの列車は駅の中でも端にある41/40番線に到着します。

筆者はここで次にLe Châble (ル・シャーブル)への乗車券を購入する必要があります。

それには以下の2つの選択肢があります。

・駅窓口で購入する

・自動券売機で購入する

駅窓口はどんな感じかというと、

こんな感じです。駅員に行先を言えば簡単に乗車券を購入できます。近距離から長距離の乗車券すべてなんでもOKです。

では自動券売機はどんなでしょうか。

こんな感じです。近距離の乗車券を買うにはこれまた簡単に購入することができます。

自動券売機での乗車券の購入の仕方について以下に詳しくまとめましたので是非ご覧ください。

4000m超級の山々、大迫力の氷河、美しい湖など、大自然が織りなす景色には事欠かない国、スイス。公共交通機関の発達により観光が快適簡単になっています。今回はそのスイスの観光を支える大黒柱「スイス鉄道・ポストバス」の乗車チケットを自動券売機で購入する方法の徹底解説を行います。

さて、Le Châble (ル・シャーブル)行きの列車のホームに行きましょう。

Le Châble (ル・シャーブル)行きの列車のホームは50番線です。これもMartigny (マルティニー)駅の端になります。

この路線はセントバーナードエクスプレスという名前がついています。そういえば、このセントバーナードエクスプレス、TMB1周中に宿泊したOrsièresでも見かけています。

天気が悪いからか時間帯が理由なのか、他の乗客があまり居ませんでした。快適な車内です。

停車駅の中には必要に応じて(リクエストがあった時のみ)停車する駅もあります。

Sembrancher(サンブランシェ)駅に停車しています。隣のホームの列車はOrsières行きです。TMB1周中に宿泊したOrsièresのホテルで、大雨の中ホテルスタッフを手助けしてそのあとビールを一杯御馳走になった思い出をしみじみと思い出します。

なお、筆者のTMB1周でOrsièresが登場するレポートはこちら。

西ヨーロッパ最高峰のモンブラン(4810m)を主峰とする4000m級の山塊を1周する約170kmのロングトレイル「Tour du Mont Blanc (TMB、ツール・ドゥ・モンブラン)」。今回テント泊を織り交ぜてTMB1周のトレッキングを行いました。8日目前半のレポートです。
西ヨーロッパ最高峰のモンブラン(4810m)を主峰とする4000m級の山塊を1周する約170kmのロングトレイル「Tour du Mont Blanc (TMB、ツール・ドゥ・モンブラン)」。今回テント泊を織り交ぜてTMB1周のトレッキングを行いました。8日目後半のレポートです。

終点のLe Châble (ル・シャーブル)に近づいてきました。他の乗客もみんな降りる準備を始めます。

Le Châble (ル・シャーブル)駅に到着しました。土砂降りの雨です。2018年8月時点ではLe Châble (ル・シャーブル)駅は仮設状態で、今後高架式の駅になるような建設中の現場でした。

駅前にあるKIOSKの左を通り抜けて、ロープウェイ乗り場に向かいます。

ここからロープウェイに乗ればヴェルビエの街に行くことができます。

筆者はLe Châble (ル・シャーブル)のまさにこのロープウェイ乗り場の中にあるMont-Fort Swiss Lodge」に宿泊する予定ですので、今日はロープウェイは乗りません。

Mont-Fort Swiss Lodgeのレセプションはこの階段を上がった先にあります。

Mont-Fort Swiss Lodgeは個室があるユースホステルのような宿泊施設です。値段も安くロケーションも抜群にいいので筆者のお気に入りです。

筆者の1日早めに到着することでの1泊から2泊への変更も、非常に手際よく行ってくれ、かつレセプションスタッフの女性はとても愛想がよく会話もはずみました。明日からのヴェルビエ全エリアでの乗り物フリーパス(ル・シャーブル・ヴェルビエ地区宿泊者全員が取得可能)もテキパキと用意してくれました。

Mont-Fort Swiss Lodgeについては以下の記事でも取り上げていますので是非ごらんください。

モンブランのお膝元フランス・シャモニーからマッターホルンのお膝元スイス・ツェルマットをつなぐ絶景ロングトレイルの新定番「Haute route (オートルート)」。その中で滞在したい街として人気のLe Châble (ル・シャーブル)とVerbier(ヴェルビエ)の特集です。

今日はシャモニーからLe Châble (ル・シャーブル)への移動の日になりました。幸か不幸かトレッキングの無い日に大雨になってくれました。明日はヴェルビエの街と少しトレッキングを行う予定です。なお、Haute Routeのスタートは明後日の予定にしています。

明日の模様は次のレポートをお楽しみに!

最後に

いかがでしたか?「ツールドモンブラン(TMB)1周その後、そのままHaute Route (オートルート)へ!」。TMB1周終了翌日の様子をレポートしました。今日は当初の予定を1日前倒ししてシャモニーからル・シャーブルへ移動してきました。明日はヨーロッパ内屈指の山岳リゾートエリアと言われる「ヴェルビエ」を楽しみます。その模様は次のレポートで!

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