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【ステイホームの楽しみ方】ハンガーラックとクランプで気軽に楽しむブツ撮り!

新型コロナウイルスの影響で海外はおろか国内の旅行も困難になっている現在、ステイホームでどのように楽しむかを考えている方も多いと思います。海外トレッキングやオーロラ撮影を主体にしてきた当ウェブサイトですが、ここでは少し話題を変えてステイホームでの楽しみ方等を筆者の独断により紹介していきます。

今回は【ステイホームの楽しみ方】ハンガーラックとクランプで気軽に楽しむブツ撮り!と題して、シンプルな2方向のライティングをセットしておけば何も考えずに安直に撮影できてしまうという簡単な物撮り環境で、その中でも家庭にあるハンガーラックを利用した方法を紹介します。

 

まず、これがあれば物撮り(ブツ撮り)に便利!

物撮りには上の写真に示すようなワイヤレスフラッシュトリガー(送信機、左)と、クリップオンストロボ(右)があるととても便利です。カメラ本体上部のホットシューにワイヤレスフラッシュトリガー(送信機)をはめ込み、カメラ側の信号をクリップオンストロボに飛ばします。

 

 

例えばGodoxのシステムなら、カメラ本体上部のホットシューにはめ込むワイヤレスフラッシュトリガーは各カメラメーカー専用になっています。ですので、例えばフジのカメラにはめ込む場合はフジ用のワイヤレスフラッシュトリガーを購入してカメラにはめ込むことになります。同社クリップオンストロボも各カメラメーカー用に販売されていますが、カメラ+ワイヤレスフラッシュトリガーさえあれば、同社のクリップオンストロボならどのメーカー向けに販売されている物もストロボ側で信号を受信できるようになっています。

ストロボAがニコン向けに作られているGodoxのストロボで、ストロボBがフジ向けに作られているGodoxのストロボ、カメラがパナソニック製でワイヤレスフラッシュトリガーがパナソニック用に作られているGodoxのワイヤレスフラッシュトリガーという構成でも何も問題なく連携がとれます。

 

 

ハンガーラックを利用したブツ撮り環境作り!

前回のレポート「【ステイホームの楽しみ方】使ってみようライティングスタンド!気軽に物撮り!」で紹介したソーホースを利用したシンプルな撮影台でもいいのですが、今回は既製品のテーブルを利用してみます。上の写真のテーブルは120×70cm、高さ70cmの物になります。

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ここで上の写真のようにハンガーラックをテーブルの両足の間に入れるように配置してみます。ここで使用するハンガーラックは幅156cm、高さが121.5cm~202cmに調整ができる比較的大型のサイズになります。

川口工器というメーカーのハンガーラックが値段と丈夫さのバランスが良く、さらにその中でもCustom DXラインが高さを200m超まで出せるので筆者のおススメです。

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ハンガーラックにソフトボックスを装着します。この時使用する器具がクランプです。上の写真では、マンフロットのスーパークランプ「035」を使用しています。

さらにこの天板の上にケント紙(グレー/109cm×78.8cm)を置いてみました。撮影用背景紙は以下のネット通販で探すことが可能です。

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ソフトボックスはGodoxの50×70cmGodoxの60×60cmを使用してみました。ソフトボックスの上面にGodoxのS1ブラケットをはめ込みます。このブラケットがまた優れものでクリップオンストロボをしっかり把持し、ソフトボックスとクランプのスピゴットをしっかり連結してくれます。

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今ならS1ブラケットの改良版とも言える、Godox S2ブラケットが便利です。

 

 

マンフロットのスーパークランプ「035」です。クランプ開閉を行うためのレバーがラチェット式になっている「035C」もあり、どちらがおススメかといえば値段もほとんど変わらない「035C」がおススメですが、「035」でもほとんどのケースで問題なく使用可能です。

さらに、マンフロットのスピゴット013が筆者のおススメ!

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天板の上に置いていたケント紙(グレー/109cm×78.8cm)を縦にして上のソフトボックスにテープで張りつけると背景紙のような役割で使用することもできます。

 

 

ハンガーラックを2つ使ってこだわりのブツ撮り環境を作ってみる

では、ハンガーラックを2つ使用してこだわりのブツ撮り環境を作ってみることにします。先ほどのハンガーラックをもう一つ用意して、並べてみます。

川口工器というメーカーのハンガーラックが値段と丈夫さのバランスが良く、さらにその中でもCustom DXラインが高さを200m超まで出せるので筆者のおススメです。

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ここで、マンフロットのダブルスーパークランプ「038」を用意します。これがなかなかの優れもので、把持力・丈夫さは抜群です。

マンフロットのダブルスーパークランプ「038」を以下のサイトで見てみることが可能です。

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もう一つ準備するものが、このステンレスパイプです。これは近所のホームセンターで購入し、適当な長さにカットしてもらいました。カット断端はやはりホームセンターで販売されていたゴムキャップを装着して保護してみました。

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2つのハンガーラックの間をダブルスーパークランプを用いてステンレスパイプを渡します。

 

同様に2つのハンガーラックの間をダブルスーパークランプを用いてステンレスパイプを渡します。

 

上の写真ではGodoxの60×60cmソフトボックス+GodoxのS1ブラケットの組み合わせをスーパークランプ035(もしくは035C)を用いてステンレスパイプに固定しています。

 

同様にトップライトも、Godoxのソフトボックス(50×70cm)+S2ブラケットの組み合わせをスーパークランプ035(もしくは035)を用いてステンレスパイプに固定しています。

 

さらに背景紙ロールを使ってみたい場合は

ハンガーラックを2つ使っている場合は、この機材があれば簡単に背景紙ロールを使用することができます。それが、マンフロットのUフック「039」です。

 

 

マンフロットのスーパークランプ035(もしくは035C)のスピゴット受けの穴にUフック039のダボを差し込んでネジを閉めるとさすが純正同士カッチリジャストフィットします。

クランプとUフックの組み合わせたものをハンガーラック支柱の適当な位置に固定し、ステンレスパイプを通してみたのが上の写真です。

 

背景紙ロールをステンレスパイプに通してみました。これでセット完了です。

撮影用背景紙を以下のネット通販で探すことが可能です。

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トップ・サイド両ライティングのソフトボックスにクリップオンストロボをセットして、部屋の照明をある程度落とすと準備完了です。

使用するカメラ上部のホットシューに「ワイヤレスフラッシュトリガー」をセットして、クリップオンストロボ+ソフトボックスでのライティングで気軽に物撮りを楽しみましょう。

 

 

今回のトップとサイドのライティングで何も考えずにサッと撮影した写真です。今回はシンプルな2方向のライティングをセットしておけば何も考えずに安直に撮影できてしまうという簡単さがウリです。ここから、さらにどの方向からの光が必要かなと考えたり、工夫してみたりするのも楽しいですね。

 

 

 

ちなみに設置面積の寸法は上の写真のようになります。ライティングスタンドやブームスタンドで開脚が必要な場合に比べると省スペースになっていることが分かります。

ライティングスタンドやブームスタンドを使ったブツ撮り環境作りについては以下で詳しくレポートしていますので是非ご覧ください。

【ステイホームの楽しみ方】ハンガーラックとクランプで気軽に楽しむブツ撮り!
新型コロナウイルスの影響で海外はおろか国内の旅行も困難になっている現在、ステイホームでも何か楽しむことが出来ないか考えている人は多いと思います。今回は家庭にあるハンガーラックを利用した簡単便利なブツ撮り環境作りを紹介します。

 

 

最後に

いかがでしたか?【ステイホームの楽しみ方】ハンガーラックとクランプで気軽に楽しむブツ撮り!を紹介しました。新型コロナウイルスの影響で海外はおろか国内の旅行も困難になっている現在、ステイホームでも何か楽しむことが出来ないか考えている人は多いと思います。そこで筆者の独断ですが、今回は自宅で楽しむ物撮り(ブツ撮り)の環境造りに焦点を当ててレポートしました。カメラはあるけど旅行はいけない、そんなときに自宅でブツ撮りを楽しんでみてはいかがでしょうか?おススメです

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