ヨーロッパ最北端の岬、ノールカップ (Nordkapp)のベースとなる街ホニングスボーグ。夏は一日中太陽が沈まない真夜中の太陽が見れる観光地として多くの人が訪れますが、冬の夜となると話は全く別です。冬のノールカップへはまずアクセスが限られます。昼も夜もブルドーザー型のトラックを先頭に後続の車が隊列を組んで現地へ向かう方法しかありません。このためノールカップに行くにはホニングスボーグに泊まることが必須になります。
今回紹介するレストラン「Corner」はホニングスボーグでの筆者一押しのレストランです。
ホニングスボーグの街
紫色のピン:ホテル
グリーンのピン:スーパーマーケット
ブルーのピン:教会、博物館、観光案内所等
オレンジのピン:レストラン「Corner」
上のマップの最上部グレーのバー左端のアイコンをクリックすると、それぞれのピンの詳細表示をご覧になることができます。
レストラン「Corner」
レストラン建物の外見は大きく見えないのですが、中に入ってみると広くゆったりとした間取りになっています。
混みあってないときは、レストランのスタッフに軽く挨拶して空いている好きなテーブルに着きましょう。しばらくすると、スタッフがメニューを持ってやってきます。
タラの舌のから揚げ
メニュ―では「Cod(タラ)」と「tongue(舌」をキーワードにメニューを眺めてみてください。
タラの舌のから揚げはレストラン「Corner」の看板メニューですのですぐ見つけることができると思います。
ちなみに「から揚げ」は英語で「deep-fried」です。メニューにこの3つの単語が並んでいたら、まさにそれ!です。
食感ですが、表面はサクサク、中は脂がのってジューシーで柔らかいです。
衣をナイフで割った時に、中の白身から湯気がほっこり、脂がジワーッと出てくる様子は幸せを感じる瞬間です。味はもちろん絶品です。日本人好みの味です。
2日連続でCornerを訪れ、2日ともタラの舌のから揚げを注文してしまいました。なお、1人分と半人分のメニューがあります。
タラバガニのサラダ
メニュ―では「Sarad(サラダ)」セクションで「king crab(タラバガニ)」をキーワードに探してみてください。
キルケネスを始め、ホニングスボーグ等ノルウェー フィンマルクエリアではこのKing crab(タラバガニ)が特産品でもあります。サラダの中ではお勧めの品です。
フィッシュスープ
ノルウェー沿岸部では南北を問わず食べることができる一品です。ノルウェーにきてフィッシュスープを食べないという選択肢はありません。タラや小エビ、カニの身が入っていているクリームスープで、レストランによって少しずつ味が違います。もちろん「Corner」のフィッシュスープも絶品です。メニューでは「fish soup」とそのまま記載されています。
バカラオ
バカラオ(bacalao)はタラの塩漬けの干物、またはそれを用いた料理を意味する言葉です。主に南ヨーロッパ諸国や、かつてスペイン・ポルトガルの植民地であった中南米諸国、そしてタラの捕獲地である北欧諸国を中心に食べられています。
干しダラ、トマト、ジャガイモ、玉ねぎ、にんにく等を使用してスープを作ります。ノルウェーの沿岸部の観光地ならおおくのレストランで提供されている料理です。
Cornerのバカラオは大き目のタラの身が楽しめるとても美味な一品です。
その他の料理
Cornerの美味しいメニューはまだまだ続きます。脂がのってテンダーなサーモンもおすすめですし、タラそのものの料理も非常に美味でした。チキンサラダもボリュームがあって大満足の一品でした。
なお、今回筆者は3人で訪れ、3品を注文してシェアしてちょうど良い量でした。
最後に
いかがでしたか?ヨーロッパ最北端の岬ノールカップ観光の拠点となるホニングスボーグの街、筆者おすすめレストラン「Corner」。ホニングスボーグの街自体に観光できる場所は多くなく、観光のメインはノールカップであることは間違いありません。しかし、Cornerでの食事も素晴らしいひと時になること間違いなしです。是非ホニングスボーグの街に滞在することがあれば食事も楽しんでみてくださいね。
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