一般travel・計画編北欧道具・持ち物

北欧・ヨーロッパ周遊のスマホ プリペイドSimはComviqが簡単便利!

ヨーロッパ周遊やヨーロッパアルプストレッキング、北欧周遊・北欧トレイルトレッキングを行う際に、今や必須となったスマホでのGoogle map確認や、maps.meでのトレイル・GPS確認ですが、現地で購入したプリペイドSIMカードを購入することで、日本から持ち込んだ使い慣れたスマホを使用することができます。今回は筆者オススメのスウェーデンで最も購入しやすいComviqのプリペイドSIMカードを例に説明します。

スウェーデン アーランダ空港からストックホルムへのアクセスについて詳しく取り上げていますので是非こちらもご覧ください。

ストックホルム 空港⇔街のアクセス 時間と値段から考える最適解は!?
スウェーデンの最大の都市であり、北欧を代表する世界都市、「水の都」ストックホルム。物価の超高い北欧ですので、時間と値段のバランスを考えて公共交通機関を選択するのがお得な旅の方法です。今回はアーランダ空港⇔街中心部へのアクセスについて徹底解説します。

 

まず、日本から持ち込むスマホをSIMフリーにしよう!

日本から持ち込むスマホを、携帯ショップ(ドコモショップ、Softbank、au等の手持ちのキャリアのブランドショップ)に行ってSIMフリーにしましょう。

またはSIMフリーの格安スマホを海外旅行用として持っておくのもいいですね。

なお、海外トレッキング時は筆者はSIMフリーのiPhoneを2台持ちにしています。Apple storeでSIMフリーのiPhoneを購入することもできますし、ネット通販でショップもあるようです。

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つい数年前からEU内で購入したSIMカードはEU内なら使用できるようになり本当に便利になりました。それまでは違う国に入国する度にSIMカードを購入していたので、訪れた国の数だけSIMカードが増えていくという状況でした。

例えば普段スウェーデンで使用しているComviqのSIMカードがスマホに入っておけば、ノルウェーでもフィンランドでも、ドイツでもフランスでもスマホが使用できます(ネット利用なら料金体系は不変)。

ヨーロッパアルプスをトレッキングする上での注意点として、スイスはこのEUの枠組みから外れますので、スイスは従来通りスイス独自のSIMカードが必要です。つまりTMBなどフランスーイタリアースイスーフランスとまたがるトレッキングの場合は、国境をまたぐ際にSIMカードの差し替えを行っています。

 

入国後、Arrivalを出たらコンビニ・ショップにGo!

日本からEU内に到着して入国後、Arrivalを出たらプリペイドSIMカードを購入するために空港内のコンビニに行きましょう。

 

例1)スウェーデン アーランダ空港の場合

Arrivalを出て道なりに歩けばすぐコンビニ(Pressbyrån)があります。

例2)コペンハーゲン カストラップ空港の場合

荷物のターンテーブルの場所にプリペイドSIMカードの自動販売機があります。

例3) チューリッヒ空港の場合

SIMカードを販売している携帯キャリア会社が店舗が2店舗、地下にあります。

例4)ジュネーブ空港の場合

Arrivalを出て近くにある両替所のそばにプリペイドSIMカードの出店がでていることが多いです

例6) アイスランド ケプラビーク空港の場合

Arrivalを出て右にあるコンビニ10/11でSIMカードを購入することができます。

その他、EU内の空港や船の港のそばのコンビニで、その国で使用できるプリペイドSIMカードを購入できます。またスイスではスーパーマーケットのMIGROSでもSIMカードを購入できる店舗があったり、空港で購入できなくても街中にあるvodafoneショップでSIMカードを購入できます。空港では英語が通じますが、EU内のショップではそうとは限らないので注意が必要です。

 

 

プリペイドSIMカードを購入しよう!

店頭でSIMカードを購入したい旨、EU内なら英語で結構ですので店員に伝えましょう。

例1)スウェーデンのコンビニ・Pressbyrånの場合

①レジの店員に「SIMカードを購入したい」と告げる

②レジの店員がレジ台においてあるComviqのプリペイドプランが説明されてあるボードを見せながら、プランがいくつかあることを提示してきます

③自分で使用するプランを選ぶと、店員がSIMカード代とプラン代を合計して請求してきます。(基本パスポートは不要)

④請求された額をレジで支払うと、店員からSIMカードパスワードが記載されたレシート(この紙が超重要!)を渡されます。

⑤SIMカードと上記レシートを持って店の外に出たら、どこか椅子にでも座ってSIMカードの挿入と設定を行いましょう。

 

例2) スイス チューリヒ空港の携帯キャリア(swisscom等)のショップの場合

①整理券をとる(日本の携帯ショップにあるような整理券の機械があります)

②①で整理券がなければスタッフにSIMカードを購入したいと告げる

③①か②で順番が回ってきたらスタッフと1:1での会話になります。まずプリペイドSIMカードを購入したいことを伝えて、スイスに何日間滞在するのか、ネットで何GB必要そうかを伝えます。

④③の内容次第でスタッフがプランを提示してくれます。

⑤基本割高な印象があるスイスの携帯キャリアプランですが、GPSなどの安全を考えるとそこにはケチを言ってられません。購入にはパスポートが必要な場合があります。

⑥請求された額を店頭で支払うとSIMカードとレシートを渡されます。親切なスタッフの場合は、その場で手持ちのスマホにSIMカードを入れ替えてくれ、さらに設定もしてくれます。

⑦通常10分もしないうちにSIMカードが正常に作動してスマホでネット・通信可能な状況になります。この正常作動を確認するまではショップのそばにいたほうが安全です。

 

 

スウェーデンでComviqのSIMカードを入れ替えた場合を例に説明!

ここからは、EU内でのプリペイドSIMカードの購入例として、スウェーデンでのComviqのプリペイドSIMカードを手持ちのスマホに導入する方法を説明してゆきます。

コンビニ・PressbyrånでComviqのSIMカードを購入したら上の写真のようなパッケージを渡されますので、背面から開封してゆきます。

 

パッケージを開けたら左にはスウェーデン語で説明、真ん中にSIMカード、右に英語で説明が書いてあります。

 

英語での説明は上の写真の様になっています。Top upはチャージを意味します。

 

SIMカードはStandard、Micro、Nano-SIM に対応しています。iPhoneに挿入する場合は一番小さいNano-SIMになります。指で簡単に外すことができます。

 

指でNano-SIMだけを取り出しました。屋外でこの作業をする際は紛失しないように注意しましょう。

 

SIM台取り出しのための専用の針金を用いても良いですし、クリップをのばしたり、安全ピンの足を使用しても良いと思います。

 

SIM台にNano-SIMを載せて、そのままスマホに挿入しなおします。

 

SIMを挿入すると最初はSearching…(検索中)と出てから、Comviq 4G (3G)と表示されます。

 

 

ここからが重要なポイントになります。

上の写真はSIMカードとプランを購入した際に店員から渡されるレシートです。このレシートに「購入したプラン」を登録するためのパスコードと、その登録方法が記載されています。

拡大して説明します。

 

⓪:Comviqのプリペイドプランの内、どういったプランかが記載されています。

①:これがアクティベートするためのパスコードになります。

②:あなたのプリペイドSIMをチャージするために、*110*に続いて上のパスコード、そしてそのあとに#を押して、さらに電話をかけてください、と記載されています。

 

ではレシートの記載通りに番号を入力してみましょう。

入力が終わったらその状態で電話を掛けます(通話ボタンを押します。)

すると次の写真のような表示が出てきます。

 

Ditt kontantkort kommer inom kort att fyllas påは英訳すると

Your prepaid card will be filled up shortlyになります。

和訳では「あなたのプリペイドSIMカードがまもなく使用可能になります」になります。

さらにすぐSMS(ショートメッセージ)が届きます。

 

今から購入したプリペイドプランが使用できますよ、というメッセージが届きます。SMSをチェックしてみます。

 

SMSに①が点灯しており、1通メッセージが届いている様子がわかります。

 

Comviqへようこそという書き出しでメッセージが届いています。内容を確認してみましょう。

 

Fastpris 195 というプランが満たされました。10GBのネット通信と無料通話が含まれています。さらに国外に安く電話をしたい場合は追加のプランのチャージを、と最初のメッセージに記載されています。

また、プラン内で残りのGBがどれだけかを確認する際は*111#に電話をかけるとわかりますよ、と次のメッセージに記載されています。

 

実際にネットが使用できる状況になっているか確認してみましょう。ブラウザを開いてみます。

 

Googleがちゃんと開きました。ネット環境にあることを確認できました。

 

ちなみに、COMVIQアプリを入れておくと残額や残GBをすぐ確認できて便利です。

 

COMVIQアプリを開くとこのように一目で残額と残GBがわかります。

 

スウェーデン内ならばComviqの追加のチャージはコンビニの店頭で購入することが簡単です。その際、またレシートを渡されますので、今回と同様にパスコードを入れて電話をかけるような手順でチャージされます。

 

最後に

ヨーロッパ・北欧の周遊・トレッキングに必須のスマホでのトレイル・GPS確認ですが、現地でプリペイドSIMカードを購入することで、日本から持ち込んだ使い慣れたスマホを使用することができます。今回はスウェーデンで最も購入しやすいComviqのプリペイドSIMカードを例に説明しました。アメリカ、ヨーロッパどこでもSIMカードを購入して入れ替える際は、キャリア毎に微妙に違いがありますが大体の流れを事前に把握しておくと現地で慌てなくてよいですね!

スウェーデン アーランダ空港からストックホルムへのアクセスについて詳しく取り上げていますので是非こちらもご覧ください。

ストックホルム 空港⇔街のアクセス 時間と値段から考える最適解は!?
スウェーデンの最大の都市であり、北欧を代表する世界都市、「水の都」ストックホルム。物価の超高い北欧ですので、時間と値段のバランスを考えて公共交通機関を選択するのがお得な旅の方法です。今回はアーランダ空港⇔街中心部へのアクセスについて徹底解説します。

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