「【雪山山行記】蔵王連峰、日本屈指の樹氷もお釜も眺め抜群で簡単雪山登山」の2ページ目です。地蔵岳山頂から熊野岳山頂に向かってのんびり歩いているところです。
緩やかな登りが続きます。
ある程度の距離ごとに棒が立ててあるので迷うことはありません。
広大な斜面をのんびり歩いていきます。
日射により雪面がギラギラと輝いています。サングラスもしくはクリップオンサングラス必須です。
相変わらずのエビの尻尾だらけの塊です。
ほんとに天気が良い日です。照り返しも今日はかなりあります。
まだまだ登りは続きます。登り傾斜自体は緩やかなので疲れるようなものではありません。
熊野岳頂上と同標高の場所に到着しました。左に巻くコースで登ったため熊野岳頂上より少し東側の場所に登り立ちました。
左に御釜、中央に刈田岳(1758m)を眺めています。現在立っている熊野岳トップから一旦下ってからの緩やかな登り返しになります。天気も良い事ですし時間もあるので熊野岳の正式な頂上の方に行ってみます。
熊野岳の頂上(1841m)には熊野神社があります。いまから向かいます。そこまでは平らな部分の歩きになります。
熊野神社に到着しました。見事に雪に包まれています。
お馴染みの朝日連峰をバックに熊野岳の標識を記念に撮っておきます。
南西方向に安達太良山(1710m)、一切経山(1949m)、西吾妻山(2035m)を眺めます。さらに右に視線を移してみます。
西方向やや南寄りには飯豊連峰です。素晴らしい連峰ですね。さらに右に視線を移してみます。
西方向やや北寄りの眺めになります。祝瓶山(1417m)、さらに右に朝日連峰の山々が続きます。
麓の町々を眺めるのも筆者は大好きです。眼下に広がるのは山形市や天童市です。さらに右に視線を移動してみます。
以東岳(1772m)より北方の山々の連なりの眺めです。
すると丸みを帯びたとても素敵な形の山が視界に入ります。
これが月山(1984m)です。素敵です。さらに右方向に視線を移すと、
鳥海山(ちょうかいざん、2236m)です。この浮かび上がるように見える鳥海山が素敵です。
ちなみに、北北東方向には栗駒山(くりこまやま、1627m)も浮かび上がるように見えています。
熊野岳頂上からの360度の眺めを楽しみましたので、そろそろ刈田岳に向かうことにします。熊野岳のトップの平な部分を歩いて、下り始める場所を選びます。
適当な場所から下り始めます。下りきると次は御釜を左に見ながらのんびり歩くコースです。
冬の御釜の眺めが素敵です。
御釜見たさにあまり近づくのも危ないのでほどほどにしておきます。
御釜は左手にありますのでいつでも見たいときはコース左に寄れば御釜を覗くことができます。御釜の眺めに満足したらコースの真ん中をのんびり歩きます。ここもエビの尻尾天国です。
降りてきた雪斜面を振り返って見てみました。熊野岳のトップの平ら部分から登山客が登り降りしています。中にはプラスチック製の尻セードそりを使って下る人もいるようです。
エビだらけの棒です。もはや棒ではなく謎の塊です。
左手に御釜を見るこのコース右手方向の眺めはよく開けていて、朝日連峰の眺めが綺麗に見えます。
右前方向には飯豊連峰の眺めが綺麗に見えます。
飯豊連峰の左手には西吾妻山も綺麗に見えています。
右手の景色を楽しみながら、まだまだ平坦なコースを歩いています。
先ほどより進んできた分、御釜の見え方が先ほどよりも違いますね。
御釜の眺めをズームで拡大して遊んでみます。
御釜の撮影をして楽しみながら歩いていると、緩やかながら登りが始まりました。刈田岳への登りです。このあたりが蔵王ライザワールドからの登りのコースとのT字路になる場所になります。
蔵王山頂レストハウスは冬期はこんな感じになっています。夏期はこの建物の裏が駐車場ですね。
刈田嶺神社の鳥居が見えてきました。刈田岳頂上の建造物がすべて雪で覆われていて素敵な感じになっています。
もう少しで刈田岳頂上(1757m)です
完全に覆われすぎて何かもう別の物ですね。素敵すぎる鳥居です。青空に映えます。
樹氷も良いですが、冬期のこの神社も良いですよね。
雪に埋もれた刈田嶺神社の周りで、眺めを楽しみながら昼ご飯等休憩をしている人も多くいます。
南方向の眺めです。南屏風岳(1810m)、屏風岳(1825m)あたりを眺めています。
南西方向を眺めていると眼下に面白い風景が広がっていることに気づきました。
なんとリトルモンスターがたくさんいました。
刈田岳山頂からの眺めも楽しんでおきます。西方向に相変わらずの飯豊連峰です。
北西方向にはこれまた相変わらずの朝日連峰です。
そして南西方向には西吾妻山方面。
南東方面は間近に屏風岳(1825m)です。
刈田岳頂上からの眺めを楽しみましたので、そろそろここで折り返して帰る方向に歩き始めることにします。
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