Abiskoスウェーデンラップランド 冬のアクティビティ北欧

冬のラップランドを楽しむ! 氷瀑でアイスクライミング!編

北極圏に位置するラップランド。フィヨルドや深いU字谷、クングスレーデンに代表される壮大な大自然が広がる地域です。冬のラップランドもアクティビティがいっぱい。今回は垂直な氷瀑でアイスクライミングを体験してきましたので実際の写真とともに紹介します。

氷瀑でアイスクライミング

今回参加したのはこのアクティビティーです。

STF ABISKO MOUNTAIN STATION(STFアビスコマウンテンステーション)で受付をしている氷瀑のアイスクライミング体験アクティビティです。

STFアビスコマウンテンステーションのReceptionで直接申し込むならば前日の夜7時まで、事前にwebで申し込むならば3日前まで予約が可能です。

詳細はこちら(STFアビスコマウンテンステーションのウェブサイト)

氷瀑に行く前に・装備など

朝10時にSTFアビスコマウンテンステーションのReceptoion前が集合場所です。インストラクターから説明を受けたあと、売店奥のレンタル装備セクションに向かいます。なお、アイスクライミングに必要な装備一式のレンタル代はアクティビティー参加料金にすべて含まれています。

冬用登山靴

クランポンに対応した登山靴をレンタルします。ヨーロッパ・北欧では定番のHanwagです。

ハーネス

クライミングに必要不可欠な装備のハーネスです。どれも命にかかわる装備ですので不具合がないかどうかインストラクターとともにしっかりチェックします。

ヘルメット

これも大事な装備、ヘルメットです。もちろんニット帽の上から装着しても構いません。

クランポン

クランポンです。つま先のオレンジの刃がアイスクライミングではとても重要な役割を持っています。サイズ調整も細かく可能ですので、装着後にアソビがないかインストラクターが細かくチェックしてくれます。

アイゼンはドイツ語が語源で、クランポンは英語やフランス語が語源です。ほぼ同じものを指します。
 
クランポンを冬用登山靴に装着した状態です。STFアビスコマウンテンステーションを出発してまもなくクランポン装着です。その後氷瀑の麓に下っていきます。少しガニ股気味に歩くことがポイントです。
 

ピッケル

日本人にはピッケルという名前で通常よばれる道具です。英語ではアイスアックス(Ice axe)と呼ばれます。ピッケルはドイツ語のアイスピッケル(Eispickel)が語源のようです。登攀時にインストラクターが2本のアイスピッケルを貸してくれます。

いざ氷瀑へ

STFアビスコマウンテンステーションから15分程歩き下ったところに今回のアイスクライミングの氷瀑があります。クライミングロープ(ザイルはドイツ語語源)が12mの滝の頂上から垂らされているのが見えます。あまりにも垂直すぎて、参加者は皆、「え?!ここのぼるの?大丈夫?!」という感じで最初唖然とします。

参加者は皆国籍が違うのですが「これ、あかんやつやん」という表情・言いたいことは不思議とお互い理解できます。

インストラクターが滝下に降りてゆきトップバッターはだれ?と声をかけてきます。

参加者の中で一番若いスウェーデン人の男性が空気を読んで「私が一番最初に行きます!」ということで下に降りていきました。

下ではインストラクターが参加者の彼のハーネスにクライミングロープをしっかりと装着しています。

実際氷が固いためにピッケルがはじかれて苦労していましたが、トップバッターの彼は実は経験者だったらしく、結構な高さまで登りました。下ではインストランクターがロープのテンションを保って見守っています。対岸の崖上は展望台のようになっており時々見物客から歓声があがります。

筆者の番です。氷が固くてピッケルははじかれるわ、クランポンのつま先の刃もはじかれるわで苦労していたら、インストラクターから「be angry!!(怒れ!!)」と檄がとびます。

以降、開き直って、普段のフラストレーションをぶつけるかの如く、ピッケルと怒りととともに打ち付け、クランポンのつま先を怒りとともに蹴りつけることにしました。

ピッケルをガンガン氷壁に打ち付け、クランポンのつま先をガンガン氷壁にキックして刺していきます。

だんだんストレス解消目的の運動みたいになってきました。

インストラクターも「行け!」とか「ナイス!」的なことをひっきりなしに言ってくれます。

はずかしながら「へっぴり腰」な姿です。

両ピッケルの先と両クランポンの先がしっかり氷壁に刺さっている時は、ちょっと「ほっ」とするひと時です。

やっぱりクランポンの先が氷壁に刺さらないときや、何かの拍子でクランポンの先が氷壁から外れてしまう時が一番「ヒヤッ」とする瞬間です。

この高さで限界でした。落下時に体を支えるクライミングロープがあるといっても下を見るとやっぱりかなり怖いものです。

「ここで満足です!」と下にいるインストラクターに知らせます。

「ピッケルを持ったまま両手をダランと垂らして、脚で氷壁を蹴って氷壁から体を離すようにして!」とインストラクターから指示がでます。

これがまた、かなり怖いのです。

ロープ一本に自分の全体重をかけて落下してゆきます。インストラクターとロープを信じるのみです。

無事帰還・着地したら終了です。

アクティビティー参加者の中には全く登れなかった人や、最初に上った彼のように結構な高さまで登った人など、皆違う国から来ているもののアクティビティーを終えるころには感想を言い合ったりして少し仲良くなって、STFアビスコマウンテンステーションへの帰途につきます。

最後に

いかがでしたか?冬のラップランド、アクティビティーで楽しむシリーズ、今回は氷瀑でのアイスクライミング体験をレポートしました。特別な装備を持参しなくてもすべてレンタルでOKなこともアクテビティの参加を容易にしてくれています。またインストラクターも非常に親切で、英語で説明してくれますので安心です。

氷壁はかなり固いので、クランポンの先をかなり強い力でキックして氷に打ち付けます。次トライするならば分厚い靴下を装着してさらに1サイズUPの登山靴にしてもいいかな、と思いました。

冬のラップランドで体験できるこのアクティビティ、機会があれば是非体験してみてくださいね。

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