筆者が山行に使用している道具 バックパック・シューズ・アウター・パンツ編

度重ねたヨーロッパの各都市の一人旅の後、最近はもっぱら大自然に入り浸ることが多くなりました。日本にいたときも北アルプス縦走を4度経験しており、ヨーロッパでも登山・トレイルにハマる事は想像に難くありませんでした。

軽量化については常に頭の中にあるのですが、耐久性や快適性を重視した結果、昨今のUL(ウルトラライト)とは逆行するような持ち物もあります。短所もあるけど長所がそれを凌駕している、そんな物だからこそ愛着が湧くような気もしています。私が使用している道具(adventure編 その①・バックパック・シューズ・アウター・パンツ編)を以下にまとめます。

その他の使用中の道具(adventure編 その②)と(adventure編 その③)についてはこちらです。

度重ねたヨーロッパの各都市の一人旅の後、最近はもっぱら大自然に入り浸ることが多くなりました。本記事では筆者が使用している道具(テント・マット・寝袋・グローブ編)を紹介します。
度重ねたヨーロッパの各都市の一人旅の後、最近はもっぱら大自然に入り浸ることが多くなりました。本記事では筆者が使用している道具(水回り・電気関係・カメラ等編)を紹介します。

バックパック (バッグ類)

サイズ、ブランド等、色々購入歴がありまさにトライアンドエラーの繰り返しをしてきました。今のところたどり着いた答えが、70(+15)リットル、50(+10)リットル、40(+10)リットル、25リットルの4サイズに集約されます。そしてサブで10リットルのバッグを持っています。

Deuter (ドイター) AIR CONTACT PRO 70+15

テント・マットを装備するトレッキングの時の相棒です。中身を満載して筆者自身が山道を歩ける最大リットル数が80リットル、25~27㎏前後です。スリムで背の高い形と、他のどのブランドにも負けないフレームとウエストハーネスの頑丈さが好みです。突然の雨の際にレインウエアの出し入れ容易な本体両脇に備わっているポケットと、本体前面の大きなメッシュポケットが何かと便利です。他ブランドの同サイズのバックパックと比べると少し重い部類に入りますが、このサイズを購入する際は「丈夫さ」と「快適さ」も重要な要素だと思います。一眼レフ1台、もしくは2台に三脚、テントにマット、水4リットルにいつもの衣類等で全くハーネスは問題ありません。

飛行機:サイズ的に機内持ち込み不可ですので預け入れ(チェックイン)必要です

使用状況:クングスレーデン(スウェーデン)、ツール・ドゥ・モンブラン(TMB)、Haute route(オートルート)、ロイガヴェーグル(アイスランド)、ロフォーテン諸島のトレッキングでしか行けないビーチ3つ等

Deuter (ドイター) AIR CONTACT Lite 50+10

テント・マットをもっていかないトレッキングの相棒です。一眼レフ1台、もしくは2台に3脚に水を1~2リットルにダウンなどの衣類等、小屋やホテル泊で渡り歩く際に重宝します。

アルパイングリーン・フォレストという緑のカラーがとてもきれいな発色で気に入っています。

飛行機:サイズ的に機内持ち込み不可ですので預け入れ(チェックインが必要です)

使用状況:サースフェーの山々のトレッキング、エッギスホルン等のトレッキング、北欧の日帰りトレッキング等

Deuter (ドイター) ACT LITE 40+10

各都市への3泊以上の旅行の際の相棒で、いろんな旅行で使っています。AIR CONTACT PROほどの図太いウエストハーネスではありませんが、40+10の容量に入る重さなら十分対応できているウエストハーネスです。一眼レフ1台、もしくは2台に3脚に水1~2リットルにダウンに衣服で結構満タンの状況ですが、これも汎用性があります。

飛行機:満タンいれるとサイズ的に機内持ち込み不可で、チェックイン要

使用状況:北欧各地へのオーロラ撮影すべてに使用

Arc’teryx (アークテリクス) BRIZE 25 BACKPACK

ヨーロッパ各都市に3泊までならこれで行きます。スリムな形がかっこよくてお気に入りです。背後から開けられにくいファスナーで、背後からの窃盗が多いヨーロッパの観光地も安心です。両サイドポケットには500mlのペットボトルがしっかり入ります。個人的にはバンジーコードを取り付けて帽子やジャケット、時にはサンダルを挟んでヨーロッパの街中を歩いています。比較的固めの背面パッドが入っていますので中身が少なくても全く型崩れしません。

Arc’teryx (アークテリクス) LUNARA 10

街に繰り出す時に小物やカメラを入れるサブバックとして頻用しています。肩掛けタイプの超軽量バッグですが、10リットルで少ないと思うなかれ、意外と中に物が入ります。ipadも余裕で入ります。そしてなんといっても防水であることが嬉しいです。ショルダーストラップに加えてウエストストラップも付属しており、身体に密着させられるのでこのバッグを着けながらスノーボードで滑降することも可能です。

シューズ

選ぶブランドは個人の足の形にかなり左右されると思います。そして登山靴は特有のサイズ選び方になりますので、購入の際にはかなり慎重になります。ULシューズもtryしてみましたが、結局は本革・合成繊維のしっかりした従来からの登山靴に帰ってきました。今のところ私の場合は以下の2足に集約されています。

SCARPA (スカルパ) R-Evo Pro GTX

スカルパの登山靴の中ではBackpackingに属するハイカットブーツです。ソールが程良い硬さ(上位モデルの程固くありません)で長時間歩く際に疲れにくいです。GTXはGORE TEXの意味で完全防水です。クランポンにも対応しています。SCARPAの登山靴はソール形状が少し親指側に向けてあるのが特徴で、岩場で体重が乗せやすいように工夫されています。しかし幅広の足の人は小指の外側が靴内壁に当たる可能性が高く注意が必要です。個人的にはスカルパの色使いとスリムな形が気に入っています。ヨーロッパでは店頭でよく見るのですが、日本では販売されていないようです。

SCARPA (スカルパ) EPIC

スカルパの登山靴の中ではApproachに属するローカットシューズです。防水モデルのEPIC GTXもあります。ソールにシャンクが入っていて適度な硬さを保っています。整地されたトレイルや、石畳の多いヨーロッパの街中も適度な硬さのソールと優れたクッション性のおかげで足裏が疲れません。個人的にはスカルパのオレンジの色使いが好みです。これもヨーロッパでは店頭でよく見るのですが、日本では販売されていないようです。

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サンダル

バックパッカーが必ず携行しているものの一つにサンダルがあります。主に室内履きとして重宝しますし、万が一共用シャワールームが砂だらけの時にもあると助かります。正直言うと100均のビーチサンダルで十分ですが、最近気にいっているのは以下のサンダルです。

mont-bel (モンベル) ソックオンサンダル

S字形状の鼻緒が不思議とフィットします。値段もそこまで高くなく、軽くておしゃれ、靴下を着用したままでも履くことができるというほぼ携行に理想的なサンダルです。ただし、履いて長時間歩く・登り下りを歩くのには向いていません。鼻緒の部分は濡れてしまうと乾くのに時間が少しかかります。足実測27㎝の私がLサイズで良い感じでフィットします。

KEEN (キーン) Clearwater CNX

非常に軽く、耐水性のサンダルです。つま先が守られているおかげで不整地でも、そして踵がクローズのおかげでより気軽に長時間歩くことができます。携行時、立体的なサンダルのためソックオンサンダルよりは少しかさばります。足実測27㎝の私がサイズ28㎝でジャスト、28.5㎝で余裕を持ってフィットします。

アウター

雨に耐えうるレインウエアとしての防水性、使用しない時にコンパクトに折りたためること、軽量そして丈夫であることが必要条件です。私は寒いときには中にダウンジャケットを着てその上からアウターを重ね着します。いろいろ購入歴はあるのですが、今は以下のアウターで落ちついています。

Arc’teryx (アークテリクス) ベータSLジャケット

軽い、丈夫、防水(ゴアテックス等)の条件を満たすアウタージャケットは各アウトドアブランドの主力級商品ですので、選択肢に困ることはないと思います。後は、色・シェイプ・丈の長さで好みが分かれるところです。個人的にはアクティブに動ける丈と身頃のジャケットを選ぶようにしています。身長179㎝、体重75㎏、USサイズMで余裕が十分あります。寒いときは中にダウンを着ますが、前面のファスナーが閉まらないということもありません。

Haglöfs (ホグロフス) Vizor hood

標高の高いところ、寒い場所に行く際に頻用しています。単体でアウターとしても使用しますし、寒さに加えて雨や雪の際にはベータSLジャケットの中に着こむこともあります。まだ寒さが残る春の間、寒い時は着て、着ないときには折りたたんで丸めてBRIZE25の横に縛り付けてヨーロッパ内をよく移動しました。小雨ぐらいなら耐えてくれる防水性はありますが、本降りの雨にはやはりレインジャケットが必要です。ダウン量が多い分、収納時はL.I.M. Essence Jacketより嵩張ります。身長179㎝、体重75㎏でスカンジナビアサイズMでほんの少し余裕を持って着用しています。

Haglöfs (ホグロフス) L.I.M. Essens Jacket

使用する頻度のかなり高い軽量ダウンジャケットです。季節の変わり目、Tシャツ一枚では寒い時に室内着として着る時もありますし、単体でも街中を歩く際にアウターとして良く使います。軽量で薄いので場所をとりません。よくバックパックの空きスペースに無造作に突っ込んでいます。小雨ぐらいなら耐えてくれる防水性はありますが、本降りの雨にはやはりレインジャケットが必要です。身長179㎝、体重75㎏でスカンジナビアサイズMでジャストフィットで着用しています。

ミッドレイヤー

軽量、折りたたんで嵩張らない、しかし保温能力が求められるという奥の深いパートです。フリースやメリノウール素材のもの、アウターだけでなく、ミッドレイヤ―に関しても各ブランドが独自のテクノロジーを競って出してきています。数種持っている中で一番汎用性のあるものを以下に挙げました。

Arc’teryx (アークテリクス) デルタ LT ジャケット

軽量、折りたたんで嵩張らないマイクロフリースジャケットです。このジャケットの不思議な点は、薄いのに着ると暖かい、暑すぎず寒すぎずちょうどよい点です。北極圏を除くヨーロッパの夏はTシャツとこのジャケット、あとレインウエアがあれば事足ります。あと山にいくならばダウンといったところでしょうか。注意点として、このモデルはサイズが同ブランドのミッドレイヤ―と違って作りが大き目です。身長179㎝、体重75㎏、USサイズMで結構余裕があります。タイトに着るには1サイズダウンをお勧めします。

ベースレイヤ―

軽量、速乾性、連続着用でも臭わないという点を重視しています。現在頻用しているのはメリノウール製品と化繊製品です。着続けて臭わないという点ではメリノウール製品に軍配が上がります。一方で化繊はメリノウールに比べ乾くのが確実に速いです。今はメリノウールと化繊のMixした製品もあります。個人的には夏場に単体でも成り立つような、あまりピタっとフィットしすぎないベースレイヤ―が好みです。各ブランドが競ってテクノロジーを駆使し商品を打ち出しており、選択肢には困りません。スウェーデンで購入しやすいという点もあって、最近は夏でもメリノウールのTシャツを着ることが多くなりました。個人的には、化繊(混合素材)領域の開発においては、湿度が高く雨が多い山岳登山環境のおかげでJapanブランドが世界をリードしていると思います。

Icebreaker (アイスブレーカー) Tech Lite Short Sleeve Crewe

Fabric weight 150のメリノウール製品です。87%メリノウール、13%ナイロンのMixです。都市部観光からトレイルハイクまで夏に汗をかく状況で多用してきましたが、確かに連続着用しても臭いません。また汗で濡れた部分が外から分かりにくく、汗の乾きも早いです。繰り返し洗濯していますが、生地の傷みも少ないです(ネット使用)。少し値段が高いのが弱点でしょうか。身長179㎝、体重75㎏、USサイズMでちょうどよいサイズ感です。

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Icebreaker (アイスブレーカー) Everyday Long Sleeve Crewe

Fabric weight 200のメリノウール製品です。100%メリノウールです。秋のトレイルハイク、冬のヨーロッパ都市部を歩く際に下着として使用しています。単体として使用するなら同ブランドのOASISシリーズが良いと思います。両者ともメリノウール200なのですが、編み方が違います。Everydayシリーズは柔らかくて着ている内に若干伸びてくる感じ、OASISシリーズは若干しっかりした作りになっています。身長179㎝、体重75㎏、USサイズMでちょうどよいサイズ感です。

Icebreaker (アイスブレーカー) Everyday Leggings with fly

Fabric weight 200のメリノウール製品で、上のLong sleeveと生地は同じです。秋の北欧トレイルハイク、冬の一番寒い時期のスウェーデンで普段着用しています。身長179㎝、体重75㎏、USサイズMでちょうどよいサイズ感です。

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パンツ

Arc’teryx (アークテリクス) Lefroy Pant (2017)

軽量、速乾が特徴のパンツです。サラっとした質感とシルエットが好きでよく使っています。アークテリクスのパンツは年々アップデートしてシルエットが変わることがありますので、年式に注意が必要です。実際野外でハードに使っていますが今のところトラブルなしです。丈夫な素材です。身長179㎝、体重75㎏、W32L32でジャストorややウエストタイト、W34L32で少し余裕あり、です。トレイルハイクでは中にメリノウールのレギンスを履くことを考えてW34L32を使用しています。

Arc’teryx (アークテリクス) Palisade Pant (2017)

これも軽量、速乾が特徴のパンツです。両サイドの大腿部のポケット、通常ポケットにファスナーがあることが上のLefroy Pantとの形の違いです。シルエットは似ています。Lefroy Pantよりもさらに軽く、空気の透過性が良いです。身長179㎝、体重75㎏、W32L32でジャストorややウエストタイト、W34L32で少し余裕あり、です。トレイルハイクでは中にメリノウールのレギンスを履くことを考えてW34L32を使用しています。

使用しているその他の道具(adventure編 その②)と(adventure編 その③)についてはこちら

度重ねたヨーロッパの各都市の一人旅の後、最近はもっぱら大自然に入り浸ることが多くなりました。本記事では筆者が使用している道具(テント・マット・寝袋・グローブ編)を紹介します。
度重ねたヨーロッパの各都市の一人旅の後、最近はもっぱら大自然に入り浸ることが多くなりました。本記事では筆者が使用している道具(水回り・電気関係・カメラ等編)を紹介します。
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