Kirkenesノルウェー北欧

オーロラ・アクティビティも豊富! ノルウェー キルケネスへのアクセス 徹底解説!

ノルウェーの北東部、超北東部に位置するロシアとの国境がある街、キルケネス。このノルウェーで最も北部のFinmarkエリアは天気さえよければ高確率でオーロラを観察できる場所です。キルケネスは「スノーホテル」や「King Crab Safari」などアクティビティが豊富にあり大自然が体験できる素晴らしい場所ですが、そこまで観光客は多くありません。今回は、このこじんまりと雰囲気のよい感じでまとまったキルケネスの街へのアクセスについて解説します。

 

ノルウェー オスロ空港(OSL)-キルケネス空港(KKN)

ノルウェー オスロ空港(OSL)-キルケネス空港(KKN)間はSASとLCCのNorwgian Air Shuttle直行便を運航しています。フライト時間は2時間10分で、SASが水・木曜日は1日2便その他毎日1便(朝)、Norwegian1日1便(朝)で飛ばしています(季節によって変わります)

オスロ発の朝の便に乗れなかった場合は、SASでオスロ空港(昼発)からトロムソ空港、その後ヴィデロ―航空に乗り換えてキルケネス(同日夜着)に向かうという方法もあります。

 

 

ノルウェー オスロ空港 出発

ノルウェー オスロ空港はSAS、Norwegianがメインの空港です。日本からのアクセスになるとヨーロッパのどこかのハブ空港(コペンハーゲン、フランクフルト、チューリッヒ等)を経由して到着することになると思います。

 

オスロ空港(OSL)→キルケネス空港(KKN)に関して、ポイントを挙げます。

直行便はSASもNorwgianも朝の8:50、9:00発。

・昼発便はSASでTromsoにまず向かい、Tromsoからヴィデロ―航空に乗り換えてキルケネス夜着。

・行きに関しては直行便が値段的にも、利便性の面でもおススメ。

以上の点を踏まえると、オスロ泊(日程的に余裕があればオスロ観光を組み込んでも良)をしてから朝オスロ空港からキルケネスにむかうのがベストな選択に思えます

 

オスロ空港そばで一泊するなら

オスロ空港から歩いて行けるほど近いホテルは2つあります。上の写真は到着出口を出て目の前にある看板です。左に行けば「Park Inn」ホテル、右に行けば「Radisson Blu」ホテルです。筆者のおすすめは値段的に少し安くなる「Park Inn」ホテルです。どちらもホテルまで通路がありますので雪に降られることなくホテルに行くことができます。

Park Inn by Radisson Oslo Airport

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Radisson Blu Airport Hotel

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オスロの街中心にもPark InnホテルやRadisson Bluホテルはあります。ですので、空港のそばの方のホテルを予約する場合は注意が必要です。

 

オスロ空港の特徴

ノルウェーはシェンゲン協定国ですがEUではないということで、少し他のEUの空港と違った雰囲気があります。この写真は保安検査上を通過してすぐの場所です。写真奥D・E・Fが国際線のゲートになります。ドイツやスウェーデンなどの同じシェンゲン内の国へ飛ぶ時もここを通過する必要があります。なお、オスロ空港からキルケネスやトロムソに行く際は国内線になりますので搭乗はAターミナルになります。

 

 

 

ノルウェーにはいたるところにノルディックスキーの練習場があります。ノルウェーの人々もノルディックスキーが大好きです。この日も空港のテレビでノルディックスキーの世界大会の様子が生中継されていました。みんな釘付けです。

 

ノルウェー国内線はターミナルAです。スカンジナビア4国(フィンランド・スウェーデン・デンマーク・ノルウェー)の中でもオスロ空港の広さは最大級ですので搭乗に遅れないように気をつけましょう。

 

 

キルケネス空港 到着

キルケネス空港は小さな空港ですので、自分の足で降機し空港施設まで歩きます。暖かい機内から降りたら、いきなり-20℃の世界です。降りる前に防寒具をしっかり装備しておきましょう。空港施設まで、寒いのでみんな小走りです。

 

 

降機して施設まで歩いて中に入ります。

 

 

空港施設内に入ると、そこがターンテーブルです。荷物を受け取ったら皆出口に向かいます。出口は写真中央奥に2つありますが、公共バスが停車しているのは向かって左側の出口のそばです

 

この場所にはターンテーブル以外に、レンタカー各社の営業デスクもあります。

なおキルケネス空港内で保安検査場外にはお店はありません。SIMカードが必要ならばオスロ空港で購入しておくか、キルケネスのコンビニNARVESENで購入しましょう。

 

 

さて、ターンテーブルで荷物を受け取ったら出口に向かいます。

・左側の出口を出るとすぐ目の前にキルケネス街中心行きのバスが停車しています。

・右側の出口に進むとチェックインカウンター等がある出発・乗り継ぎ側の建物になります。

 

 

キルケネス空港→キルケネス街中心部

キルケネス空港からキルケネス街中心へ行くには以下の2つがメジャーな方法です。

選択肢① Snelandia社のバスを利用する

選択肢② 宿泊先の送迎サービスもしくはタクシーを利用する

 

先程の左の出口に進むと、壁に公共バス(Snelandia社)のバスの時刻表が液晶モニターで表示されています。その横にはキルケネスタクシーの連絡先も示されています。

では、出口を出てみましょう。

 

 

出口を出て目の前にSnelandiaバスが停車していますので、すぐわかると思います。写真のように「Kirukenes sykehus (キルケネス病院)」はキルケネス街中心に行くバスです。乗り込む時に自分がキルケネスのどのホテルに泊まる予定かを伝えると運転手がどのバス停で降りるべきか教えてくれます。なお、筆者が利用した際はこのバスが無料でした(特別な日だったのかもしれません)。

空港から街中心部へは約30分です。

 

 

 

キルケネス空港 出発

キルケネス空港の出発側ですが、カウンターは写真の通りシンプルな並びです。チェックインマシンはあり、セルフのBAG DROPができます。

 

保安検査以前の待合はこのスペースになります。

 

保安検査場を通過すると搭乗ゲートがシンプルに横一列にならんだ待合スペースになります。待っている間テーブルも椅子も自由に利用可能です。

 

十分な数のテーブルがありますので出発までゆっくりできます。

 

他のNARVESENと同様、ホットドッグやコーヒーメーカーなどを備えています。手前の小さなチョコレートが20NOK(300円以上)ということでノルウェーの物価をわかっていただけますでしょうか。

 

待合の広場にある大きなガラス窓からは飛行機の発着の様子を見ることができます。私が飛行機を待っている間は上の写真のような猛吹雪で、雪が瞬く間に積もってゆきます。もちろん飛行機の到着は遅れることになります。十分な数のテーブルと広い空間がある理由に納得です。

 

先程まで猛吹雪だったところが一瞬雲が切れて雪がやみました。すると、わずか数十分の遅れで飛行機が到着しました。雪煙を猛烈にあげて着陸する飛行機もなかなかの景色です。さあ、次はヴィデロ―航空に乗ってフィンマルクエリアの他の場所に向かいます。

 

 

 

ヘルシンキ – イナリ アクセス Q & A

Q:キルケネス空港にはラウンジはありますか?

A:キルケネス空港は小さな空港で(航空系・その他ともに)ラウンジはありません。

 

 

Q:キルケネス空港からのバスに乗るとき英語でOKですか?
A:英語でOKです。北部ラップランドのローカルの人々が必ず英語を話すとは限りませんが、ノルウェー内で観光に関係する場所(ホテル・タクシー・アクティビティー)は英語で全く問題ありません。
 
 
 

最後に

いかがでしたか?ノルウェー オスロ空港⇒キルケネス空港⇒キルケネス街中心のアクセスについて今回解説しました。オーロラが高確率にみえるフィンマルクエリアにあり、スノーホテルやKING CRAB SAFARIなどアクティビティも豊富な素敵な場所です。是非機会があれば、極北東部のノルウェーの街キルケネスを訪れてみてくださいね。

コメント

  1. 鷺野谷 より:

    キルケネスからフィンランドの、イヴァロへ向かうバスは有りますか。時刻表を手に入れたい。どうすれば良いか教えて下さい。

    • enjoytravelingsolo より:

      コメントありがとうございます。
      行程は夏の期間で良かったでしょうか。(冬はフィンランドーノルウェー間のバスは0になるか便数が極端に減ります)
      まず、Kirkenes – Ivalo 間のバスサービス(バスと言っても15人乗りの大型ワンボックスになると思います)がキルケネスの観光・アクティビティを紹介するPasvikturist ASのウェブサイト、
      http://www.pasvikturist.no/english/487-2/transfer-to-finland/
      で紹介されています。なお、必要・予約に応じて提供されるチャーター便扱いになりますので、値段も4000NOK越えとお高くなっています。
      またフィンランド側ではVisitinarlが同サービスを紹介しており、400ユーロ越えですがおそらく同じ金額帯で同様のサービスが提供されているようです。
      https://visitinari.fi/transport/kirkenes-transfers/

      次に、ノルウェー・フィンランドの国境付近のフィンマルクエリアの交通の要として
      Karasjok(カラショーク、Norway)と、Karigasniemi(カリガスニエミ、Finland)があげられますが、公共バスの乗り換えだけでもKirkenesからIvaloに向かうことが可能ではあります。ただし、少なくとも1泊の宿泊が必要になります。

      まず、Karasjok乗り換えで考えますと、(なお、Karasjokは大きな街ではなく、代表的な宿泊施設でスカンディックホテルがありますがそれ以外はほとんどないと言わざるを得ません。発車時刻は一例です。)
      ・Kirkenes (Norway) → Karasjok (Norway) [Snelandiaバス:Alta行きバス60番]所要時間:約3時間55分、1週間に2便(日、金)、15時20分発、19時18分着
      ・Karasjok (Norway) → Ivalo (Finland) [Snelandiaバス:Rovaniemi行きバス912番]所要時間:約3時間、1日1本朝9時15分発、12時15分着

      次にKarigasniemi乗り換えで考えますと、(なお、Karigasniemiも大きな街ではなく宿泊施設は乏しいと言わざるを得ません。発車時刻は一例です)
      ・Kirkenes (Norway) → Karigasniemi (Finland) [Snelandiaバス:Alta行きバス60番]所要時間:約3時間38分、1週間に2便(日、金)、15時20分発、18時58分着
      ・Karigasniemi (Finland) → Ivalo (Finland) Eskelisen Lapin Linjat Oyバス:Rovaniemi linja-autoasema行きバスで所要時間:約2時間30分、1日1本、朝10時50分発、IvaloMH下車

      さらに、フィンランド内Inariの北方にKaamanenという場所も乗り換え候補にはあがりますが、宿泊が必要になることは変わりなく、かつKaamanenも大きな街ではなく、宿泊場所が非常に少ないと言わざるを得ません。

      ・Kirkenes (Norway) → Kaamanen Kievari th (Finland) [Snelandiaバス:Alta行きバス60番]所要時間:約2時間38 分、1週間に2便、15時20分発、18時頃到着

      ・ Kaamanen (Finland) → Ivalo (Finland)
      KaamanenからダイレクトでIvaloに行ける方法は以下の3種になります。季節によって出発時刻、便数が変わりますのでその都度確認が必要です。発車時刻は一例になります。
      ➡Snelandiaバス:Kaamanen Kievari th バス停から、Rovaniemi行きバス912番で、所要時間:約1時間30分、1日1本朝10時40分発
      ➡Eskelisen Lapin Linjat Oyバス:Kaamanen Eバス停からRovaniemi linja-autoasema行きバスでPiiskuntien thバス停下車、1日1本朝11時40分発、
      ➡Jbus Oyバス:Kaamanen Eバス停からからIvaloMH行きバス、13時10分発

      ノルウェーキルケネスとフィンランドイヴァロは直線距離にすると長くないのですが、国境をまたぐことと地形的な問題もあり車道での移動、特に公共バスは時間がかかる行程になります。飛行機での便利な移動があるかというと、そうでもないのがこのエリアで手つかずの大自然にあふれている素敵な場所なのですが私も交通の便で苦労することが多いです。宿泊なしでの公共バスの移動をお探しの場合は、お力になれず残念です。
      最後にフィンマルクエリア各バス会社のウェブサイトのアドレスを載せています。ここから各時刻表を確認することができます。
      スネランディア社 (ノルウェー) http://snelandia.no/
      Eskelisen Lapin Linjat Oy (フィンランド) https://www.eskelisen.fi/timetables-and-routes/
      JBUS Oy (フィンランド) http://www.jbus.fi/

      またご質問等ございましたらお気軽にお問い合わせください。
      今後ともよろしくお願いいたします。

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