北極圏に位置するラップランド。フィヨルドや深いU字谷、クングスレーデンに代表される壮大な大自然が広がる地域です。冬のラップランドもアクティビティがいっぱい。今回はノルディックスキーを体験してきましたので実際の写真とともに紹介します。
北極圏でノルディックスキー
今回参加したのはこのアクティビティーです。
STF ABISKO MOUNTAIN STATION(STFアビスコマウンテンステーション)で受付をしているノルディックスキーアクティビティです。
STFアビスコマウンテンステーションのReceptionで直接申し込むならば前日の夜7時まで、事前にwebで申し込むならば3日前まで予約が可能です。
詳細はこちら(STFアビスコマウンテンステーションのウェブサイト)
出発の前に・装備など
朝10時にSTFアビスコマウンテンステーションのReceptoion前が集合場所です。インストラクターから説明を受けたあと、売店奥のレンタル装備セクションに向かいます。なお、ノルディックスキーに必要な装備一式のレンタル代はアクティビティー参加料金にすべて含まれています。
スキーブーツ
革製のソフトブーツですので普段履きのような感覚です。ぶ厚目の靴下でかつ普段のサイズより1サイズアップで選びました。
普通のブーツと違う点は唯一のこの点です。つま先の裏側にシャフトが入っています。この部分がスキー板との接点です。
スキー板
長く細いスキー板です。そういえば最後にスキーをしたのはかれこれ20年以上前です。ほんとに細長くてびっくりします。
ここが普通のスキー板と違うポイントです。スキー板の中央部分、ちょうど体重が乗る部分の板の裏には”魚のウロコ”のようになっています。順方向には抵抗がありませんが、逆方向には抵抗がある、といった具合に、体重を乗せると多少の上り坂でも登れるようになっています。
その他、ストックもレンタルして出発です。
出発
アビスコツーリストステーション駅裏の駐車場からスキーを装着してノルディックスキー開始です。
最初にインストラクターから簡単な説明があります。そのごクングスレーデンゲートとは逆方向の、駐車場から東方向に向かってスキーで進んでいきます。
途中、坂もありますので写真のようにみんなで横になって仲良くカニ歩きです。
ちょっとした下り坂で楽しむひと時もあります。1時間ほど進んだら休憩です。インストラクターから温かい紅茶とビスケットがふるまわれ、スウェーデンお馴染みのFikaタイムです。
Fikaが終わったら再度出発です。なお道中、アビスコを象徴するLapporten (U字谷の名前)も雪原から綺麗にみえます(残念ながら今回写真はありません。。)皆、雪の感触を楽しんで進んでいきます。
インストラクターを先頭にして、どんどん進んでいきます。ここは凍った湖の上に雪が積もっており、雪をかき分けると氷面があらわになります。最初は泣きそうだったドイツ人の女の子(紫のジャケット)も慣れてきてはしゃいでます。
時には深い雪の中で、上り坂になることもあります。写真を見てもお分かりの通り、かかとが浮いて滑り止めがついているノルディックスキーは歩きやすいです。
また大きな雪原に着いて再び休憩です。体力の有り余っている人は雪原を思う存分駆け回ってOKとインストラクターが指示します。皆、思い思いに滑ったり写真を撮ったりして楽しみます。
帰りは行きとは違うルートでアビスコツーリストステーションに向かいます。クングスレーデンに合流する方向に進み、途中クングスレーデンを滑り、アビスコのゴールゲートで終了です。
アビスコツーリストステーション裏の駐車場でスキーを外し、アクティビティーは終了です。
最後に
いかがでしたか?北極圏でノルディックスキー!。冬至~1月中旬はアビスコは太陽が昇りませんのでやや暗いのが唯一の残念な点ですが、2月~3月等は明るくノルディックスキーには最適な天候・明るさでより一層素晴らしい体験ができると思います。スキー初心者でも十分楽しむことができるノルディックスキー是非機会があれば体験してみてくださいね。
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